駒ヶ岳(夏油三山)
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.6km
- 登り
- 548m
- 下り
- 548m
コースタイム
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年05月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
駐車場まで舗装道路。駐車場は広い。登山ポストあり。トイレなし。下山後は千貫石温泉「湯元 東館」(300円) |
写真
感想
黒森山の乙部三山に続く「三山シリーズ」で、今回は夏油三山のひとつ「駒ヶ岳」にしました。(いつからそんなシリーズが始まったの ?というツッコミはご遠慮願います。)
実は昨晩まで迷ってました。東根山にしようか、姫神山の城内コースにしようか、あるいは片羽山にしようか・・・、で結局、同じような景色ではつまらないということで、ちょっと南下しました。
奥羽山脈の1,000m超の山なので雪道は覚悟していましたが、やはり上りはつらい。ちょっと沈んで、ちょっと滑る感じです。(その分、下りは楽といえば楽でしたが)
おまけにちょっと道を失いかけました。初めての山なので雪渓の下が登山道なんだろうぐらいに考えドンドン登っていったら、突然藪で行き止まりになってしまった。(帰りに分かったが、本来の登山道に平行して雪渓を登っていた)
何回か下ったりして踏み跡を探したが見つけられずに、ここで断念かという気になりかけたが、ここまで来て戻るのはあまりに悲しいので思い切って藪の中へ突っ込んでみたところ、偶然にも赤テープが先の方へ見えて、なんとか正規のルートへ戻ることができました。まったく冷や汗ものでした。(写真参照のこと)
上りは土の出ている登山道で、下りは雪渓でというのがベストな選択のような気がします。
そんなこともあって、下・上賽ノ河原というポイントも分からないで登ってしまい、途中のコースタイムも残せませんでした。
花は写真のとおり数種類しかなく、ガイドブックでもあまり期待できないと書かれていましたが、そのかわり眺望は360度で申し分ありませんでした。頂上ではくもり空でしたが、風がほとんどなくのんびりと景色を眺められました。他の二山(経塚山、牛形山)もいつか登りたいと思わせる風景でした。
余談ですが、ネットでスミレについて調べていた中で、おもしろいのがあったので、ちょっと紹介します。「山路来て なにやらゆかし すみれ草」 芭蕉
この有名な句の中のスミレはどの種のスミレかという議論が起こり、ある植物学者が、同じ時期に同じ路をたどってタチツボスミレであった事を確認したというエピソードがあったそうです。
最後にもう一つ、「手に取るな やはり野に置け 蓮華草」
(蓮華草に限らず山野草はすべてそこにあるべきものなのでしょう。)
コメント
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こんにちは!
スミレ、葉の感じから”スミレサイシン”と思いますよ。
さすがに、かなり残雪ありますね!
夏油方面はちょっと遠くてなかなか行けないので
楽しく拝見しました
コメントありがとうございます。
ところで、タチツボスミレとスミレサイシンの違い(見分け方)はどこでしょうか ?
よろしければ教えてください。
話は変わりますが、姫神山の花もやはりいいですね、やっぱりそっちにしとけば良かったかな・・・
sirotenguさん,今晩は
雪道,大変でしたね。
先日,私も踏み後が無い雪道を,雪面の形状から登山道を推測して歩いてきましたが,
>踏み跡を探したが見つけられずに、ここで断念かという気になりかけたが、・・・
って同感です。正規ルートが見つかって良かったですね。
雪で冷えた体に千貫石 が付いているとは,リッチで素敵ですね!
雪道は、特に初めて登る山はこわいですね。
まして、前後に人がいないと、もうギブアップの気分です。
下山後の温泉は、時間が許す限り入るようにしています。
(でも、そのせいか帰りの車で睡魔が・・・)
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