2024南高尾干支ツアー&雪山レク
- GPS
- 05:28
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 431m
- 下り
- 425m
コースタイム
- 山行
- 4:30
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 5:25
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年02月の天気図 |
アクセス | 京王線高尾山口駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
雪は8割溶けてなし。アイゼン不要。 三沢峠からの下山道に倒木あるも通行に支障なし |
写真
感想
久しぶりのヤマレコです。
南高尾には登山道の整備、倒木の処理、植生保護活動をしてくれる有難いボランティア団体がいらっしゃり、チェーンソーアートの達人が倒木から龍やフクロウを作製し、知る人ぞ知る話題スポットになってます。
そんなわけで仲間内で見たことがないメンバーもいるのと、今年の干支は龍!という事で干支ツアーを開催。
また、初雪山、アイゼンの方1名には早目に集合してもらい雪山歩きの事前レクチャーを実施。
歩き方のハウツーを頭に入れてから雪道を歩いてもらいました。
実際は雪解けが早く、わずかに残った雪道を見つけてはアイゼン着けて歩く〜とちょっとした体験レベルになってしまいましたが、ファーストステップとしてはご満足頂けたかな?と思います。
★備忘で雪道歩きの事前レク内容を掲載。
1.普段の歩き方は雪道では滑る
普段私達の歩き方は、′で着地〜⊇々に爪先まで足裏が接地〜D淦茲任笋簔鰐未鮟海(足首をつかい)歩いてます。この一連の動作で荷重移動は躊躇なく着地と同時移動です。
これを雪道でやるとどうか?
↓で滑って転倒の可能性あり、アイゼンを装着していてもアイゼンの性能を使いきれていない。
また不安定な雪質の急登り下りで、躊躇ない荷重の同時移動ではこれまた滑って転倒、いきなり踏み抜くなどリスクに繋がる。
2..雪道ではどうやって歩くか?
上記を踏まえ、雪道ではフラットフィッティングが基本。足を上げる段階から足首L字固定の意識でフラットに足を上げ、フラットに足を下ろす。
フラットフィッティングの動作によりアイゼンの爪全てを雪面に効かせる。更に急登り等では、足の置き方を逆ハの字(V字)でアイゼンを効かせる。
※この時、踵が近づき引っかけるリスクがあるので…気持ち10センチくらい離す。
傾斜のキツイ場所では、状況に応じて応用する。
一例に過ぎないですが、右足はフロントポイント+キックステップで足場を安定させ、左は逆ハの字、その他状況に応じて、キックステップ+キックステップ、キックステップ+ダイアゴナルなどなど使い分ける。
※ダイアゴナルも足が交差する時、引っかけ注意。
但し、先にも書いた足首固定の意識にも繋がるが、キックステップなど足首の動きを多用する歩き方は注意。
足首を使う→ふくらはぎの筋肉を酷使する事になります。ふくらはぎの筋肉はとても小さな筋肉のため足吊りや疲労の元、足首(ふくらはぎの筋肉)は温存も基本ですね。マラソンでも同じことが言えます。
3.荷重移動法
1.記載の通り、躊躇ない荷重の同時移動を不安定な雪質、急登り下りでやると足を置いた瞬間にずっこけるリスクがある。そのため雪山に限らず、夏山の不安定な岩場も同様「静荷重静移動法」で歩くのが基本。
これ、いやらしい場所での話で安全な場所は別。
右足をフラットフィッティングで着地する時、荷重はまだ左足重心に残す(静荷重)、右足着地点が滑らないか、不安定ではないか?と確かめてから徐々に荷重を右足に乗せていく(静移動)、この繰り返し。
駅前に雪かきで積もった1メートルくらいの雪山があったので、この山を使い事前レクチャーしていたら他のメンバーも続々集まってきた。
今回、久しぶり登山の方もいたため当初ハートルートを予定したが、やめて14時開店のホルモン屋を目指すスケジュールで三沢峠より下山…
何気に三沢峠からの下山は初だったが、道幅は広く途中宿泊施設あり、車も通れるとても整備されたコースでした。
お隣の西山峠の方が狭く荒れてる印象。
なんと無事ホルモン屋14時過ぎにゴールして4時間の宴会に登山話に花を咲かせました。
以上
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