霊仙山最高点
- GPS
- 05:26
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 782m
- 下り
- 774m
コースタイム
- 山行
- 4:38
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 5:26
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
9合目辺りから積雪多し。 気温高く残雪緩んで踏み抜きいっぱいした。 くだり榑が畑方面は泥の河 |
写真
感想
2月とは言え暖かく天気も穏やかだと見込みいつもの霊仙山へ。
今畑登山口からいつも通り反時計回りで周回。
のっけから所々積雪が残っている。特に集落跡あたりが滑りやすかったものの、その後は雪の無い場所がしばらく続く。気温も高めで、すぐに長袖シャツ1枚になるも汗が出てくる。笹峠付近で10~20cmの積雪が残っていたが、傾斜が緩いのと、その先の急登が雪が無いのが見えているので、滑り止めなしでそのまま登り続ける。土の部分はぬかるみ、滑りやすいので、なるべく石の部分を選んで歩く。
近江展望台付近、稜線に出たぐらいから積雪量が多くなり、アイゼン着用。やや風が強くなったので一枚羽織る。山頂付近まできれいに見え快適な雪上ハイクになるつもりが、ここから踏み抜き地獄が始まる。ちょっと歩くと「ズボッ」ちょっと歩くと「ズボッ」を繰り返す。なるべく積雪が深くなさそうな場所を選ぶが、それでも踏み抜くと太ももまでハマり体力と時間をむしり取られる。見えてから山頂までが長かった。
心折れそうになりながらもどうにか最高点と山頂に到着。1月末に関ケ原で観測史上最高の積雪を記録してからおよそ3週間。その後暖かい日が続いたからか思ったほどの積雪量はない。正面に見える伊吹山も山頂付近まで山肌が見えており、おにぎりとカップ味噌汁の昼食で腹ごしらえ。
山頂であった人の話だと、汗拭き峠側はぬかるんで田んぼ状態だったとのこと。こちらも踏み抜きがひどかったことを伝える。進も戻るも地獄な状況だが、同じ道戻るのはなんかもったいないので、汗拭き峠方面に進むことに。樹林帯より上は積雪があるので、どこでも歩ける感じ。踏み抜くのが嫌なのでなるべく踏み跡をトレースする。夏道と違い、沢筋の一番低いところに道ができている。霊仙神社に寄ろうと思っていたが、気付かない内にいつの間にか鳥居を通り過ぎていた。樹林帯に入り本格的な下りが始まる辺りから雪がほぼなくなり、登山道真ん中を雪融けの水が小川になって流れ、言われていた「田んぼ道」が始まった。普通ならここでアイゼンを外すところだが、今日はあえてこのままいくことに。この山の下りではウエットコンディションの時にいつも転んで痛い目に遭っているが、アイゼンが功を奏したのか、今回は一度も転ばずに下山できた。しばらく泥の河状態が続くが、四合目ぐらいからは完全にドライに変わったので、ここでアイゼンを外す。この斜面は西を向いているので、冬の日差しを正面に浴び、温かく気持ちがいい。しばし座ってぼーっとする。頂上であった女性と合流し、色々山話をしながら楽しく下山。廃村跡にフクジュソウが自生しているということを教えていただく。知っていたら見たんだけど。
駐車場のところの廃屋。完全に倒壊していた。秋にきたときはちょっと屋根が傾いているくらいだったのに、人が住まなくなると傷むのが早いのだろう。
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