【過去レコ】西穂独標 最高の秋晴れ
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- GPS
- --:--
- 距離
- 5.9km
- 登り
- 642m
- 下り
- 642m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2007年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
その他周辺情報 | 新穂高温泉 ひがくの湯 |
写真
感想
西穂独標までの登山は以前から計画していたが,なかなかチャンスがなく,今年の秋も天候不順で2回見送り,3度目の正直となった.昨年の体育の日の3連休は猛吹雪となり,奥穂や白馬で死者が出た.この時期のアルプスは天気予報を見極めることが重要.
この時期,ロープウェイの始発は8時30分.6時に高岡を出発し,約2時間で新穂高へ到着.20分ほど待ってロープウェイに乗り込む.西穂高口駅に着くと,まずは屋上の展望台へ上がる.西穂・笠の山頂部にはガスがかかっているが,天気予報はずばり「晴れ」.
駅の3階から外に出ると,千石平園地である.しばらく園地の中を歩き,登山道は樹林の中へ入っていく.今年の夏の猛暑の影響か,紅葉は少し遅れているようである.千石尾根の道は小さな登り下りを何回か繰り返していく.笠ヶ岳〜双六岳方面の展望が開ける場所があり,素晴らしい展望に息を呑む.出発時のガスは晴れ,青空が広がってきている.稜線手前で右にトラバースすると西穂山荘の裏手に出る.西穂山荘まで約1時間の道のりである.
ひと休みしたら山荘をあとにし,主稜線を登る.しばらくで森林限界を超え,ハイマツの尾根に出る.ますます眺望が開け,気持ちの良い稜線歩きとなる.独標直下は急峻な岩峰であるが,これをやり過ごすと西穂独標.独標からの眺望は抜群.同定できた峰々は以下のとおり(100名山が13座!).
奥穂高岳/前穂高岳/明神岳/蓼科山/八ヶ岳連峰/富士山/甲斐駒ヶ岳
北岳/仙丈ヶ岳/間ノ岳/霞沢岳/乗鞍岳/焼岳/白山/笠ヶ岳/黒部五郎岳
翌日の新聞によれば10月6日が富士山初冠雪だったようだ.ヘリの音が聞こえるが,よく見ると西穂〜奥穂の稜線でホバリングしている.救助活動かと思ったが,人を吊り上げる様子はなく,詳細は分からなかった.
充分に展望を楽しみ,おにぎりを食べてから下山とする.山荘までは石がゴロゴロしているところもあり,登りと時間は変わらない.山荘でピンバッジ500円と独標登頂証明書300円を購入する.西穂高口駅までの戻り,すでに14時を過ぎているがまだ登ってくる人が多い.
帰り道,立ち寄り専門の「ひがくの湯」で体を温める.太閤山の「めん八」で富山ブラックのラーメンを食べてから高岡へと戻る.
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