葦嶽山、別称日本ピラミッド(↑野谷コース↓灰原コース。時計回り周回)【庄原市、広島県】
- GPS
- 01:50
- 距離
- 6.2km
- 登り
- 435m
- 下り
- 440m
コースタイム
- 山行
- 1:49
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 1:49
野谷登山口 1343 ― 右折して沢沿い道へ 1347 ― 渡渉 1357 ― 沢奥の小滝 1407 ― 鞍部のあずまや 1415/1422 ― 巨石群 1424 ― 鬼叫山 1428/1431 ― 巨石群 1433/1434 ― 鞍部のあずまや 1436 ― 葦嶽山 1439/1443 ― 鷹岩 1445 ― 堰堤横 1455 ― 灰原登山口 1457 ― 灰原登山口入口(県道422号)1510 ― 野谷登山口入口(県道422号) 1525 ― 野谷登山口 1532
●行動時間 1:49
天候 | 小雨、曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(広島家=野谷登山口) 野谷登山口―鬼叫山―葦嶽山―灰原登山口―県道422号―野谷登山口 (野谷登山口=広島家) ●登山口へのアクセス ○野谷登山口 ・中国自動車道「庄原」ICから国道423号、県道23号、県道422号を辿って葦嶽山の山麓に向かう。野谷登山口と灰原登山口の分岐点には双方を案内する道路標示がある。それに従い細道に左折し終点に至るとそこが野谷登山口 ・駐車は10台程度は可能と思われる ・休日に使える公共交通機関はない ○灰原登山口 ・上記同様に近づき、最後は「ハイキングコース」登山口を目指す ・道路脇の複数ある登山道の入口ごとに道路脇に駐車余地がある ・休日に使える公共交通機関はない (いずれの記述も2024.2現在) |
コース状況/ 危険箇所等 |
○野谷登山口〜鞍部 ・ふつうの山道。登山口から沢沿いを緩く上り、水流が尽きた頃合いからは急登で鞍部に至る。鞍部にはあずまやがある ・落ち葉が積もっているが、道筋は明瞭 ○鞍部〜鬼叫山 ・鞍部から巨石群まではよく踏まれているが、そこから鬼叫山へはピンクテープを頼りに笹原に埋もれた踏み跡を進む。ピンクテープのルートは山頂手前30、40m程度から二手に分かれる。いずれも山頂に至るルート ○鞍部〜葦嶽山 ・鞍部直前と同様の急坂。歩程100m程度なので、一登りで到着する ○葦嶽山〜灰原登山口 ・「野谷コース」「ハイキングコース」などと名付けられている。木段整備がなされており、あまり斜面歩きはない。登山口への車道から山頂に至るルートが複数ありそれぞれの入口に標示が設けられているが、それらの全体図は登山口付近にしかない ○灰原登山口〜県道422号〜野谷登山口 ・ずっと舗装路歩き。野谷の分岐点まで標高差約200mの下り道。そののち野谷登山口までは標高差約50mの上り道 (いずれの記述も2024.2現在) |
その他周辺情報 | ●買う、食べる ○飲食店、コンビニエンスストア ・コンビニエンスストアは、庄原市街あるいは庄原インター付近が最後になる ・庄原インター付近が最後となる ●日帰り温泉 ・庄原インター近くには「桜花の郷ラ・フォーレ庄原」がある。日帰り入浴可能 (いずれの記述も2024.2現在) |
写真
感想
今日は朝からの用事のため、午後の山登りとなった。ご用が県央の山間部だったので、欲張って庄原まで足を延ばすこととした。
葦嶽山は日本ピラミッドと呼ばれている。昭和初期に、ピラミッドの研究家が世界最古のピラミッドだとしたことからそう呼ばれている。葦嶽山自体は自然地形だろうが、鬼叫山手前に人工物らしき巨石群があるなど、信仰の対象だったことがうかがえる。
地元は結構この山を支持しているようで、ずいぶん手前から道路標示に「日本ピラミッド」が現れる。それにしても東北には「キリストの墓」もあるし、不思議な伝承の多い国だ。
野谷登山口へは、いかにもな細道を伝っていく。すれ違いも叶わない道の終点には駐車スペースのある登山口があり、そこから歩き始める。「野谷コース」は「登山本格派コース」とされているが、難度は高くない。急崖も岩伝いもなく、沢筋を緩やかに遡上し、最後の鞍部への急坂を喘ぎ上るとあずまやのある鞍部へ。鞍部がすっぽりと覆われるようなあずまやだ。こんな地点に立てられているものはあまり例を見ない。
そこからは、まずは鬼叫山を目指す。一登りで巨石群に到着する。供物台、大石柱、獅子岩、方位岩などが続けて現れる。どこまで検証されたものかは判らないが、それぞれこの山の神秘性を高めている。そうではなくとも、山頂部に巨石群があるということだけでも見どころになる。ちなみに巨石群からは、眼前の葦嶽山の三角形がよく見える。
鞍部に戻り葦嶽山へ。こちらは鬼叫山よりも急登だ。一気に登り切ると眺望の利く明るい山頂部。四方が見えているのだが、生憎にもこの辺りの山々はまだよくわからない。遠く中国山地の山々には厚い雲がかかり、寒さも考え合わせると雪になっているのかもしれない。
帰りは灰原コースへ。「ハイキングコース」とも名付けられているだけのことはあって、木段が整備されている。今や地面が痩せてしまっており、木段があれど却って歩きにくいくらいの所もある。
途中からはコースが分かれていく。道標のある道を選ぶ。これが各種山地図においても赤線標示されているハイキングルートの本道のようだ。
谷筋へと下降し、しばらくすると水を湛えた小さな堰堤が現れる。その辺りからは車も入るのではないかという道幅になる。そして登山口へ。登山口にはチェーン閉鎖がある。道幅を考えると、かつては作業道であったのだろうが、今はこの登山口までがクルマ道だ。
そこからはひたすら車道歩きを続けて野谷登山口へと向かう。
県道に出るまでの間、どうしたことか、次々とクルマとすれ違う。みななぜかクルマで葦嶽山の山頂に行けると思ってきているようだ。その都度クルマの窓が開きドライバーから質問を受ける。山頂には歩いて行くんですよと答えると意外そうな反応が帰ってくる。どこかにクルマで行けるような案内がされているんだろうか。
登山道まで一周しても2時間には満たなかった。
軽い運動には最適なコースだった。
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