天狗岳 〜夏沢鉱泉で憩う〜

2024年02月24日(土) ~ 2024年02月25日(日)

• GPS: 08:44
• 距離: 18.9km
• 登り: 1,595m
• 下り: 1,217m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:51
• 休憩: 1:24
• 合計: 8:15

距離 17.2km 登り 1,551m 下り 1,021m

6:38 夏沢鉱泉（桜平）入口
7:08 7:09 桜台駐車場（下）
7:56 7:57 桜平駐車場（中）
8:06 8:07 桜平
8:34 9:06 夏沢鉱泉
9:57 オーレン小屋
10:37 10:38 箕冠山
10:51 根石岳山荘
10:58 11:05 根石岳
11:13 11:14 白砂新道入口
11:38 東天狗岳
11:54 12:19 天狗岳
12:33 12:34 東天狗岳
12:45 白砂新道入口
13:01 根石岳
13:05 根石岳山荘
13:11 13:12 箕冠山
13:33 13:36 夏沢峠
13:51 オーレン小屋
14:07 14:17 赤岩の頭と峰の松目分岐
14:26 オーレン小屋
14:53 夏沢鉱泉

2日目

• 山行: 0:15
• 休憩: 0:00
• 合計: 0:15

距離 1.7km 登り 46m 下り 223m

7:40 夏沢鉱泉
7:55 桜平

天候

2/24(土)快晴！
2/25(日)雪〜⛄

アクセス

利用交通機関：

自家用車

■駐車場
駐車スペースとしては、唐沢鉱泉分岐(数台)、桜平下(60台)、桜平中(30台)、桜平上(ゲート)(？台)、の4ヶ所がありますが、上に行けば行くほど「四駆車」かつ「チェーン装着」でないと登り切らないと思います。(すれ違うのもたいへんなので、雪の坂道をバックできる技量も必要かと思います…。)

ちなみに私たちは唐沢鉱泉分岐に駐車しました。往路はスタットレスタイヤで行けましたが、復路は降雪もあり、チェーンをつけて尖石縄文考古館まで走りました。

※市街地から登山口方面へ向かう道路は、尖石縄文考古館を通過すると一気に雪道が始まる感じです。

※夏沢鉱泉宿泊者は茅野駅から桜平上(ゲート)までの送迎もあります！(通年)。

コース状況／危険箇所等

24日(土)は多くの登山客で賑わっていたこともあり、お陰様でトレースを使わせてもらいました。稜線も微風で過ごしやすかったです。運が良かったと思います。

その他周辺情報

■ゆーぷるにらさき
https://yu-pool-nirasaki.com/
・「道の駅にらさき」に併設
・大人900円

■台湾料理 幸楽園 　(食べログ)
https://tabelog.com/kanagawa/A1407/A140701/14063825/
・相模湖駅界隈
・ランチの定食には普通サイズのラーメンがついてくる、満腹まちがいなし！

写真

2/23 19:57

【2024.2.23】
松屋世界紀行。ジョージア郷土料理の「シュクメルリ鍋定食」

第3回松屋復刻メニュー総選挙で二年連続堂々第一位のこちらを初めて食べた。運ばれてきた瞬間、にんにくの香りがプンプンするのだが、口に入れればにんにく臭はあまりなく、むしろチーズのお陰でクリーミー。さつまいもで甘味も出しているのかも！

https://www.matsuyafoods.co.jp/sousenkyo2023/

2/24 5:04

【2024.2.24】
4:57に入店。5時まで待って、焼鮭たまかけ朝食。

2/24 6:42

唐沢鉱泉分岐(山の神)。
6時過ぎですでに数台が駐車。桜平方面から戻ってきた車もいたので、無理せずここに停めさせてもらうことにした。

2/24 6:43

分岐から出発。しばし林道歩き！

2/24 6:43

山の神。安全祈願！

2/24 7:13

桜平(下)駐車場

2/24 7:33

水は流れていた。陽が射しそう!?

2/24 8:00

桜平(中)駐車場

2/24 8:00

まだまだ林道歩き。

2/24 8:11

ゲート。チェーンを巻く送迎バスは力強かった！

2/24 8:38

夏沢鉱泉に到着。薪が豊富だ！

2/24 8:40

宿泊者特典！　荷物をデポさせてもらい、お湯も分けていただく。

2/24 9:04

小屋前からの眺望！

2/24 9:04

槍穂！

2/24 9:09

陽の光も射す中で、再出発！

2/24 9:35

トレースはありがたい。

2/24 9:48

オーレン小屋

2/24 9:50

Oさん、行動食を忘れる…。(いつぞや、joeさんに行動食を分けてもらったwwは、その気持ちがよく分かる(笑))

で、こちらは夏沢鉱泉で購入したおはぎ。中にはあんこが詰まっていて、Oさん大満足！

2/24 10:01

腹ごしらえしたところで、箕冠山へ。

2/24 10:02

振り返れば、峰の松目！

こんなに立派な山だったっけ？

2/24 10:43

箕冠山。ここまでは樹林帯だったが、

2/24 10:45

その先で、一気に開けた！！！

2/24 10:45

西天狗、東天狗、根石岳！

2/24 10:51

根石岳山荘前。東側は雲海が綺麗。右側奥は奥秩父方面。

2/24 10:55

西側は中央ア＆北アがどーん！

2/24 10:51

そして、再び登って、

2/24 11:05

根石岳！(カ)

2/24 11:05

国師ヶ岳〜金峰、かな？

2/24 11:05

八ヶ岳達が顔を見せてきた！

2/24 11:06

中央！

2/24 11:06

御嶽山も！

2/24 11:07

ガトーショコラ、浅間山！

2/24 11:07

西天狗＆東天狗！

2/24 11:08

東天狗までは、いったん下る。

2/24 11:16

下り切って、森を眺める。

2/24 11:17

本沢温泉

2/24 11:18

しらびそ小屋

2/24 11:18

もうすぐそこ！

2/24 11:37

山頂直下。鎖場の鎖は雪に埋もれていた。

2/24 11:40

東天狗！　浅間山方面をバックに一枚！

2/24 11:40

北側には蓼科＆北八ヶ岳が広がっていた！

2/24 11:41

そして西側。もう一度下って、登れば

2/24 12:00

西天狗岳！

2/24 12:00

北ア！　乗鞍〜白馬まで、なんとかカメラに収まったけど、小さい…。

2/24 12:01

手前の雲海の中に見え隠れするのが、霧ヶ峰！

2/24 12:01

南ア。King&Prince&Queen！

2/24 12:03

南八ヶ岳たち！

2/24 12:02

撮ってもらいました！

2/24 12:09

コーヒーブレイク♪　微風。手袋を脱げるくらいだったの居心地の良さ♪

2/24 12:19

北東側を眺めながら、お菓子を食べた。

2/24 12:20

谷川、かも。

2/24 12:20

上州武尊、かも。

2/24 12:21

北側。遠方は白山？

2/24 12:22

名残惜しいが、戻る。

帰り道を撮ったら、東天狗が大賑わいでビックリ(笑)

2/24 12:45

東天狗に戻り、南下。

2/24 13:03

登山客と「ひこうき雲が出たから明日の天気はダメかもね」と話す。今日登れて、本当に良かった！

2/24 13:05

岩々の稜線もそうだが、モサモサの針葉樹帯も八ヶ岳っぽい。

2/24 13:20

箕冠山から夏沢峠経由で下ることにする。

2/24 13:22

樹氷の森も綺麗♪

2/24 13:22

木々の隙間から、西天狗＆根石岳＆東天狗！

2/24 13:26

さらに進めば、硫黄岳も見えてきた！

2/24 13:38

夏沢峠。

2/24 13:40

こちらは風力発電？　

2/24 13:41

樹林帯を下る。

2/24 13:56

オーレン小屋。やっぱりあれを見たら、立ち寄ってみたくなった！

2/24 13:57

ちなみに、テン場には冬季用の簡易トイレもあった。

2/24 13:59

硫黄岳方面へのトレースはついていた。

2/24 14:02

もう少し進むと

2/24 14:11

峰の松目分岐。

ここから峰の松目へのトレースはない！

2/24 14:14

ちょっと進むと、さっそく踏み抜き！

2/24 14:15

とはいえ、登山道の真ん中を外さなければ、すねラッセルで進める！

2/24 14:15

振り返って、わがトレース♪

2/24 14:17

まだまだ進みたい衝動にかられたが…！！！

往復する時間を考えると…、今回は断念…(泣)　それにしても、みなさんここには足を運ばないのかな!?

2/24 14:30

オーレン小屋に戻る。冬期小屋もあったが、あくまで緊急用として！と呼びかけられていた。

2/24 14:46

下りはいつもあっという間！

ちなみにOさんが立ち寄ってみたかったアイスギャラリーは、取り付き点に気づかず通過してしまった…。

2/24 15:25

小屋に戻り、暖かい部屋を案内される。

そして、お待ちかねの鉱泉タイム。たしかに源泉は冷たかったが、随時加温できるし、次の人が来るまで長めに浸かって温まった♨

2/24 17:07

Oさんは夕食前におでん、あげもち、コーヒーを食していた。

2/24 17:08

生姜の効いた豆乳鍋をはじめ、まるで旅館のような夕食。お味噌汁はオーナーが大豆から作っているとか。

2/24 17:09

小鉢もたくさんで、食後はシャーベットもいただく。暖炉で火照った身体に気持ち良かった♪

2/24 17:52

槍穂を眺めながらの夕暮れ。夜は湯たんぽが配られ、暑いくらいだった。

2/25 6:08

【2024.2.25】
朝食も美味しく、ごはんはお代わりした。

2/25 6:28

出発まで余裕があり、暖炉で身体の芯から温まる。

2/25 7:36

出発時、降雪はどんどん強まる。

2/25 7:36

送迎バスを予約できたので、本日は桜平ゲートまでの下山となったが、荷物はスタッフが運んでくれるとのこと。荷物のない下山は変な感じだった。

と思って1〜2分下ったら、忘れ物に気づいて急いで引き返す。この登り返しで一気に身体が熱くなる…。やれやれ…。

2/25 7:43

忘れ物。あったー！

2/25 8:30

桜平ゲートで送迎バスに乗り込み、唐沢鉱泉分岐まで送っていただく。ホントに至れり尽くせりのサービス♪

2/25 8:30

その後、Oさんが車にチェーンを装着し、ここは何とか脱出成功！

2/25 10:52

帰路も長野県内はずっと雪。国道近くの温泉を探し、「道の駅にらさき」の温泉へ。

生姜風呂の露天で雪見風呂♨

2/25 14:26

中央道は一部通行止めもあり、下道でゆるゆる帰宅。

相模湖駅界隈の幸楽園。ランチの定食にはすべて普通サイズのラーメン付き。満腹！

撮影機器：

E-M5MarkIII OLYMPUS CORPORATION

SH-M26 SHARP

感想

wildwind

■夏沢鉱泉＆天狗岳

温泉とは異なる鉱泉。定義は細々とあるようだが、主に「冷たい、ガスを含んでいない、等」が鉱泉にあてはまるらしい。数年前、Oさんに言われるまで知らなかったが、いつかは泊まれれば…という話は出ていた。

他方、天気予報の好天は24日のみであり、個人的には西天狗が未踏であった。山行自体は日帰りでも十分に行ける内容だったが、そこを敢えて山の中で泊まるというのもオツな話であり、それを組み合わせたら今回のプランができた！

実際、天気は本当に良かった！　稜線も無風か微風。トレースの恩恵も受け、今シーズン初の冬山は順調な滑り出し。といって、もうすぐ冬山シーズンも終わってしまうが、十分に満足！　加温した鉱泉で冷えた身体を芯から温められたのも、またよろし！



■これが噂の…

下界並みのサービスを誇る八ヶ岳の山荘を噂には聞いていたが、今回ついに初宿泊！　それなりの料金を支払っているとはいえ、もうホントにびっくり…。

・お湯を分けてもらえる
・山頂ピストン時に荷物デポOK
・入浴用タオル＆はぶらし付
・就寝前は湯たんぽ付。
・水力発電による豊富な電力で館内はポカポカ。
・トイレは水洗。
・Wi-Fiあり。カード決済も可。
・送迎無料、空席があれば当日予約も可。
　(→しかも荷物も運んでくれる)

送迎者の荷物を運んでくれると聞いた瞬間、「えっ!?」とOさんとハモってしまった(笑)　手ぶらで下山!?　って、こんなにも登山客を甘やかしてくれる小屋は、後にも先にもないだろう…。何事も経験だ！



■フリーレン

ちょっとヲタな話。千年以上生きてきたエルフのフリーレンが、人間と10年間旅したところで、大したことではない。しかし、その旅を終えてから50年後、旅の仲間が亡くなったとき、なぜもっと旅を共有した時間を大切にしなかったかに気づき、その後は過去の旅を振り返りながら、人間を知ろうとする旅が始まった。

数年前に読み始めてハマってしまった漫画の話。過去を振り返りながら旅するからこそ、エモい瞬間がたくさん出てくるのだ。

私自身、楽しすぎた旅はそのまま封印してしまうこともあるけど、いつかは回収しておきたい思い出もたくさんある。その一つが「峰の松目」だ。当時はガスガスな天気で、遠方から眺めることもできなかったが、急登を登った先に何の眺望もない空間で仲間たちと笑い合ったことが記憶に刻まれていた、気がする…。。。

今回は結果的に勇退となってしまったが、今回はたまたま再訪するタイミングではなかったのだと信じ、いつかまた行かなきゃなと強く思えた。できれば晴れた日に！

wildwind

コメント

kimipapa

wwさん、oさん、こんにちは。

素晴らしい天気と眺望ですね。
それにしても雪山の山荘で至れり尽くせりのサービスにビックリ‼️
ちょっとだけ興味が。。。

wildwind

kimipapaさん♪

天気に恵まれたのは、ホントにありがたい限りでした！

夏沢鉱泉の快適さもビックリですが…、送迎もあるし、山小屋に不慣れな方にも安心してもらえるかもです。kpさんならついでに八ヶ岳縦走路のトレランもつけて楽しめそうかも😁