【遠州東海道めぐり】浜松駅~舞阪宿~弁天島駅
- GPS
- 03:34
- 距離
- 16.3km
- 登り
- 35m
- 下り
- 21m
コースタイム
天候 | 快晴☀️ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
昨日に続き天気は良好なので、今日も歩く。足の痛みはまだ治らない。
しかし昨日の強風はなんだったのだろうか。関東で最大瞬間風速26mと出たが、台風と言ってもよいレベルだ。全国で強風による建物の倒壊があり、怪我人も出てしまった。今日はひとまず風が収まるそうだが。
今日は、浜松駅から弁天島までの東海道を歩いていく。
【浜松城】
東海道を歩く前に、まずは浜松城に立ち寄る。
浜松駅からはほど近い。
浜松市役所に隣接していて、標高40mのところに天守閣が建っている。
浜松市街は海抜が0mに近いため、40mでもそこそこの高さはあり、天守閣からは街並が一望できる。
浜松城は遠江守護の今川氏が築城したとされ、のちに徳川家康が改修した城である。大規模な開発を行い城下町へと発展させた。江戸時代になると譜代大名が城主を継ぎ、歴代城主は老中などの重要ポストについていることから「出世城」とも呼ばれているとか。
昨日は二俣城や鳥羽山城も回っていて思ったが、このあたりは史跡の観光誘致に力を入れているのが良くわかる。徳川家康という特大のネームバリューが背景にあるのはやはり大きい。
【舞阪宿】
浜松城を出ると、国道を南下しそのまま旧東海道に合流する。
南西にまっすぐ進んでいくと、二ツ御堂※のところでターンし西へひたすら歩く。
※奥州平泉の藤原秀衡が平泉から京都に向かう際に建てたとされる。
ここの道路、いわゆる旧東海道は古から存在し江戸時代には交通の要所として整備された。今では立派な幹線道路だが、場違いに立つ一本の松の木が、その名残を思わせる。
しばらく進み舞阪エリアに着くと松の木の主張は激しくなり、並木の様相を呈する。
このエリアは江戸時代には宿場町として栄えていたようで、確かに古い街並みが宿場町を思わせる。
残念ながら本陣は残っていなかったが、脇本陣は存在していた。なんと無料で中を見学できるのだ。
中に入ると結構広く、開け晒しになっている襖の向こうには中庭が見えて奥行きを感じさせる。
台所や厠も再現されていて当時の生活感も体験できる。
階段を登ると、大名を乗せていたと思われる駕籠もしっかり保存されていた。
【弁天島】
脇本陣を出るとすぐに海が見えてくる。いや厳密には浜名湖の河口付近である。漁船が幾つも並んでいて魚市場も見られる。
ここは江戸時代には本雁木と呼ばれる、対岸の新居宿と行き来する渡船場であったという。
(江戸時代では川を渡る手段は、渡船や渡渉が主であった。)
そして向こうには島がぽつんと浮かんでいる。弁天島というらしい。
島の南側の湖面には大きな鳥居が立っていて、厳島神社を思わせる。
湖沿いにはヤシの木が連なり、ホテルが幾つも立っていて、南国リゾートのような雰囲気を醸し出している。
しかし今日はここに滞在はせず、お隣の愛知県を目指し、JR東海道線「弁天島駅」に乗り出発する。
はやく足が回復しますように。
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