大変だった沼沢湖外輪山・前山:太郎布からスキーで往復
- GPS
- --:--
- 距離
- 4.3km
- 登り
- 299m
- 下り
- 297m
コースタイム
- 山行
- 4:14
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 5:21
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
沼沢湖外輪山(惣山・前山)の登山道に当たる「みえるガ丘」までは積雪はあるものの何となく登山道が分かったので、地形図とコンパスで確認してスムーズに進めました。その先は尾根沿いとスキーで登れるルートを見つけて進みました。急坂はジグザグに巻いて登りましたが、木や藪がありルートを決めるのに手間取りました。稜線に近づくと積雪が増え40cm位のラッセルになり一歩踏み上げたり方向転換にも時間を取りました。稜線に出ると登山道の跡を辿りましたが、石や窪みがありスキーでの移動は難儀する個所もありました。特に、前山山頂〜展望ポイントまでは難儀する個所もありました。もう1ピーク下って上れば到達できそうでしたが、雪庇際を通らなければ行けなさそうだったのと設定したタイムリミットに達したので手前で引き返しました。下りは、稜線近くは滑走できそうな斜面もありましたが、安全を優先して横滑りやボーゲンで下り、太腿が疲れました。2つ目の急坂は藪も混んでいてスキーで下るのは難しいと判断し、スキーをザックに付けてブーツで下りましたが、足場がしっかりしていないので2〜3度滑落しかけましたが、何とか踏みとどまりました。みえるガ丘からは再びスキーで下りましたが、一部テレマークターンで滑れました。片方のストックのバスケットが雪に取られてなくなっていたので、平地滑走はしづらかったです。 |
その他周辺情報 | 計画より時間を大分オーバーしていたので、泊まった宿で入浴する予定でしたが、できませんでした。スキーの宅急便の荷造りや着替え、レンタカーの返却を時間との勝負で慌ただしく済ませました。会津川口駅発15:29の小出行きの只見線に乗らなければならなかったからです。ギリギリ間に合いました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
CWX
タイツ
靴下
グローブ
アウター手袋
防寒着
バラクラバ
毛帽子
手ぬぐい
スキーブーツ
テレマークスキー
シール
イージースキンセーバー
ザック
ザックカバー
サブザック
スコップ
昼ご飯
行動食
非常食
飲料(スポーツドリンク・水)
水筒(保温性)
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
保険証
時計
サングラス
ツェルト
ナイフ
カメラ
ストック
ゴーグル
ヘルメット
|
---|
感想
3回目の只見線の旅でした。積雪期にフェアリーランドかねやまでスキーをするのが主目的だったのですが、直前に高温と雨による融雪でスキー場は営業休止になっていました。スキー場がやっていなかったら、森でネイチャースキーをするか前山へのスキー登山をするつもりで出掛けました。
2日間降雪が続いたので期待もしていたのですが、スキー場は営業休止のままでした。実はリフトは動いていたのです。27〜28日の2日間、
福島県のアルペンスキーの大会が開催されていました。雪をポールコースに搔き集めて開催されたようですが、窓口でたずねたら一般には開放してないとのことでガッカリしました。ポールコース以外をシール登行して滑るのも雪不足のため許可はできないとのことでした。
前日偵察して、事前に検討していた太郎布付近はネイチャースキーを楽しめる感じではなかったので、もう1つの前山登山をすることにしました。出掛けてみて、みえるガ丘までの森の中だったらネイチャースキーも楽しめたかもしれないと思いました。27日は雪が降り続いていたのと、只見駅の手前で見えた只見スキー場まで出掛けることも考えたのですが、
電話で問い合わせたところこちらも雪不足で休業中でした。そこで、前山登山はくもり予報の28日に実施と決めました。
みえるガ丘までは順調でしたが、その先の標高差200mの登りは大変でした。急坂もあり、雪のある所を巻いて登行しましたが、木や藪が多く
切り返すのが大変で時間を取りました。稜線に近くなると積雪も増えて40cm位のラッセルになり、余計に時間が掛かりました。悪戦苦闘の末、前山山頂に辿り着くことができました。
ここで止めておけば良かったのですが、欲が出て時間のことを余り気にせず下りは滑って下れば速いと良いように考えてしまい、計画通り沼沢湖の展望ポイントまで行ってみることにしました。時間短縮のために空身で
タイムリミットを12時と決めて出掛けました。途中から下りになりましたが、シールを着けたままスピードが出ないようにコントロールして下りました。岩場を登って下る難所もありました。その先に下って上れば展望ポイント付近と思われる地点までで時間切れでした。それに雪庇がありその近くを進まなければならないようだったのでこれ以上進むのは危険と判断し引き返しました。
前山山頂まで戻って、時間を気にしながらお昼を食べ、シールを外して下る準備をしました。ビンディングのクライミングサポートの可動部が雪が凍って動かなくなっていたので、雪を削ったりお湯で溶かす必要があり手間取りました。
最初の急斜面は雪も多かったので何とかスピードをコントロールして下れましたが、次の急斜面はブッシュも多く滑って下るのは難しいと思い、スキーをザックに付けブーツで下りました。そのままみえるガ丘まで下り、そこで再度スキーを履きました。その時点で14時近く、下山予定を1時間過ぎていました。もう1泊することも頭を掠めましたが、そこからは速いと思ったので頑張って急ぎました。時間を気にしながら無事太郎布まで戻ることができ、ひとまずホッとしました。今回もレコを見て読んで下さりありがとうございました。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する