釈迦ヶ岳

2015年05月30日(土) [日帰り]

• GPS: 06:18
• 距離: 13.6km
• 登り: 1,228m
• 下り: 1,221m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:52
• 休憩: 0:26
• 合計: 6:18

8:00 スタート地点
9:33 9:34 西平岳尾根取付
11:18 11:19 西平岳
11:41 11:46 中岳
12:12 12:27 高原山
13:10 13:14 前山
14:18 ゴール地点

アクセス

利用交通機関：

自家用車

昨年訪れた尚仁沢湧水の上流部は、地図を見るとイヌブナの自然林[クリスマス]となっています。ここから釈迦ヶ岳への登路は地図には載っていますが、現在は廃道となっているようです。しかしヤマレコで調べてみると沢の右岸の尾根から旧道に合流する道があるようです。
尚仁沢の水を育んでいる新緑の森を見てみたいと思い、山行を計画しました。

コース状況／危険箇所等

中岳の通過を慎重にすれば危険箇所はありません。

写真

5/30 8:14

守子登山口から出発です。ここまで車で入れるとは知らずに、手前の林道守子線入口に駐車してしまいました。

5/30 8:28

尾根上は穏やかな道が続いていました。

5/30 8:39

守子神社に到着です。

5/30 8:46

さらに穏やかな道が続きます。グリーンシャワーを浴びながらの道は爽快でした。

5/30 9:00

釈迦ヶ岳と西平岳登山口への分岐です。釈迦ヶ岳への尾根は帰路に下ってくることとして、西平岳登山口へのトラバース道に分岐しました。

5/30 9:32

鹿道に誘われそうになりながらも、ようやく登山口に到着しました。

5/30 9:51

いきなりの急登となりますが、残っていたヤマツツジが元気をくれました。
辺りはハルゼミの大合唱でした。でも周りの木々を見ても一匹も見つけられません。果たして目が悪いのか、隠れ方が上手いのか・・・間違いなく前者でしょう。

5/30 10:52

急登を過ぎると里山のような道となります。こういう風景が大好きです。

5/30 11:13

登山道の下には白い花びらが無数に落ちていました。やはり時期を外した・・・と思いながら歩いていくと本日のベストショットに出会うことが出来ました。

5/30 11:18

そして西平岳到着です。やっと釈迦ヶ岳が見えてきました。

5/30 11:21

その前に中岳を越えなければいけません。このいきなりのアルペン的景観も感動ものです。

5/30 11:20

展望も抜群です。会津駒はまだ真っ白です。

5/30 11:22

こちらは日光連山、白根山の雪も大分少なくなりました。

5/30 11:46

中岳を慎重に下りきっていよいよ釈迦ヶ岳に向かいます。

5/30 11:51

最後の一厘がエールを送ってくれました。

5/30 11:52

ここではシロヤシオもまだ元気でした。

5/30 11:55

山頂近くなると牧歌的風景が広がります。おまけに足下は気持ちのいい芝の道、足も軽くなります。

5/30 12:10

広々とした山頂には20人ぐらい休んでいました。

5/30 12:13

まずお釈迦様にご挨拶しました。

5/30 12:25

ここは360度の展望と書かれていますが、先ほどの西平岳直下に比べると潅木が多いです。それでも南会津の山々が一望できる景観は素晴らしいです。

5/30 12:29

休憩後、往路を戻ります。登ってきた尾根です。

5/30 12:29

山頂直下で左に分岐します。帰路はこの伸びやかな尾根を下っていきます。

5/30 12:36

急下降して穏やかな尾根となります。ここにも咲いていました。

5/30 12:58

神秘（？）のトリドの池は涸れていました。

5/30 13:08

ダケカンバの林の道となりました。高原の散歩道の雰囲気です。

5/30 13:10

さらに下りていくと西平岳登山口への分岐があります。まっすぐのんびりコースを下ります。

5/30 13:29

名前の通り、穏やかなのんびりロードです。が、グリーンシャワーの気持ちよさにペースは自然と上ってしまいます。

5/30 13:30

ブナの森は目にも優しく、心癒されました。

5/30 13:34

5/30 14:10

そのまま下りていき、登山口に戻りました。ちょうどキイチゴが実をつけていました。賞味してみると甘さの中に酸味があり、少し時期が遅かったようです。

撮影機器：

Canon PowerShot S200 Canon

感想

tochimochi

おまけのつもりで西平岳を周回するコースとしましたが、正解でした。西平岳周辺から釈迦ヶ岳に至る景観はのどかさと爽快さを味わわせてくれました。八方ヶ原コースに比べて登山者も少なく、静寂な歩きが楽しめます。今回も会ったのは2名だけでした。
またイヌブナの自然林は期待通りの広大さで、思う存分グリーシャワーを味わいました。尚仁沢の豊富な湧水はここから生まれると実感できました。
核のゴミ最終処分場の候補地になっていますが、これだけの自然から湧出する水が汚染されることは絶対許されません。