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記録ID: 6512991
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ハイキング
丹沢

近世丹沢の修験 八菅修験 経ヶ岳 華厳山

2024年03月02日(土) [日帰り]
 - 拍手
m_m_m しんこう その他3人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:36
距離
10.4km
登り
896m
下り
865m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:41
休憩
1:36
合計
7:17
7:47
7:47
89
9:16
9:38
23
10:01
10:49
20
11:09
11:10
19
11:29
11:39
19
11:58
12:06
87
13:33
13:34
7
13:41
13:47
75
15:02
15:02
0
15:02
ゴール地点
各行場での勤行の時間があるため、普通の登山者として歩くよりはコースタイムが長めになっている。
天候 午前 晴れ
午後 曇り
過去天気図(気象庁) 2024年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
朝は本厚木駅6:50発半原行きのバスで半僧坊下車
帰りは別所温泉入り口近くのバス停から15:15頃に本厚木行きのバスに乗車
コース状況/
危険箇所等
華厳山から高取山への稜線の途中に、御門橋方面に下っていく分岐があるが、とてもわかりにくい。高取山へは明瞭な尾根があるが、御門橋方面には明瞭な尾根がなく、急斜面にマークが見えるだけである。しかもマークが二箇所についており、一つは南西方向に、もう一つは南方向に下っていく。南西方向に下る尾根のマークは間違いで、このあたりで迷って登り返す必要があった。また、南方向に下る尾根も途中で間違いやすいところが一箇所あり、注意深く見てロープでくだる急斜面を見つける必要がある。
御門橋から華厳山に登っていけば迷うことはないが、華厳山から御門橋に下っていく場合はかなり迷いやすい道であると考えられる。
登山口
2024年03月02日 07:51撮影 by  iPhone 14, Apple
1
3/2 7:51
登山口
経ヶ岳の奥にある「経石」
大峰奥駈道の「経箱」をイメージしたと思われる納経場所がある。
2024年03月02日 10:18撮影 by  iPhone 14, Apple
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経ヶ岳の奥にある「経石」
大峰奥駈道の「経箱」をイメージしたと思われる納経場所がある。
経石
2024年03月02日 10:19撮影 by  iPhone 14, Apple
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経石
経ヶ岳山頂。修験道の山伏として歩く場合、経ヶ岳ではなく経石が行場にふさわしいので、経ヶ岳山頂で引き返さず、必ず経石まで行く方が良い。
2024年03月02日 10:36撮影 by  iPhone 14, Apple
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経ヶ岳山頂。修験道の山伏として歩く場合、経ヶ岳ではなく経石が行場にふさわしいので、経ヶ岳山頂で引き返さず、必ず経石まで行く方が良い。
途中のお地蔵様
2024年03月02日 10:59撮影 by  iPhone 11 Pro Max, Apple
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途中のお地蔵様
華厳山
2024年03月02日 11:36撮影 by  iPhone 14, Apple
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華厳山
華厳山
2024年03月02日 11:36撮影 by  iPhone 14, Apple
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華厳山
華厳山と高取山の周辺の何処かに、八菅修験の行所である「寺宿」があった。場所が不明であるが、この蚕種石の周辺の石には文字が刻まれており、おそらくここが行所であったのではないかと想像する。
2024年03月02日 11:49撮影 by  iPhone 14, Apple
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華厳山と高取山の周辺の何処かに、八菅修験の行所である「寺宿」があった。場所が不明であるが、この蚕種石の周辺の石には文字が刻まれており、おそらくここが行所であったのではないかと想像する。
正、日、という文字が見える
2024年03月02日 12:21撮影 by  iPhone 14, Apple
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正、日、という文字が見える
蚕種石
2024年03月02日 12:22撮影 by  iPhone 14, Apple
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蚕種石
紛らわしい下降点
ここから下にマークが見えるが、このマークを辿ってはいけない。
2024年03月02日 12:31撮影 by  iPhone 14, Apple
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3/2 12:31
紛らわしい下降点
ここから下にマークが見えるが、このマークを辿ってはいけない。
2024年03月02日 12:31撮影 by  iPhone 14, Apple
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2024年03月02日 12:31撮影 by  iPhone 14, Apple
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紛らわしい下降点
ここから下にもマークが見え、こちらをたどると御門橋に行ける。
2024年03月02日 12:45撮影 by  iPhone 14, Apple
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3/2 12:45
紛らわしい下降点
ここから下にもマークが見え、こちらをたどると御門橋に行ける。
2024年03月02日 12:45撮影 by  iPhone 14, Apple
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3/2 12:45
2024年03月02日 12:57撮影 by  iPhone 14, Apple
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3/2 12:57
秋葉権現の祠
2024年03月02日 13:45撮影 by  iPhone 14, Apple
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秋葉権現の祠
御門橋の近くの祠
八菅修験の行所「仏生谷」は場所が不明であるため、この祠を仏生谷のかわりに拝んだ。
2024年03月02日 14:56撮影 by  iPhone 14, Apple
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御門橋の近くの祠
八菅修験の行所「仏生谷」は場所が不明であるため、この祠を仏生谷のかわりに拝んだ。
御門橋の近くの祠
2024年03月02日 14:56撮影 by  iPhone 14, Apple
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御門橋の近くの祠
民家に咲く花。
2024年03月02日 14:59撮影 by  iPhone 14, Apple
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民家に咲く花。

感想

八菅修験の行場を辿っています。山伏ですので、法螺貝、錫杖、袈裟、碑伝などを持参し、八菅修験の行場と考えられるところでは必ず勤行をしております。
半僧坊から経ヶ岳と華厳山を経由して南下するルートは、行場を確定できないところが多く、特に華厳山以降の下山ルートは特にわかりにくいです。今回は相州アルプス南尾根を使いましたが、分岐点が不明瞭であるため、「続丹沢山紀行(菅原信夫著)のルートの方が安全と思われます。
このルートを歩く場合、半僧坊から経ヶ岳についたあと、すぐに華厳山に行ってしまう可能性があります。経ヶ岳の行場は山頂ではなく、少し下ったところにある経石ですので、もしも修験道の山伏として峯入りを行う場合は、経石を飛ばさないようにする必要があると思います。

華厳山のから御門橋に行く分岐点がとても分かりにくく、迷いかけてかなり急な坂を登り返しました。間違いにすぐに気づいたため30分程度の時間ロスですみました。下りで迷ったと思ったら無理せず、面倒でも登り返すという鉄則を守り、もしも時間ロスが大きければエスケープルートでの下山を検討するなど、慎重な対応が必要になるルートかと思われます。

景色は非常に良く、日光男体山、女峰山、筑波山、房総半島、江ノ島、伊豆大島、伊豆半島、丹沢、など、とても遠くの山々を見渡すことができました。
スギ花粉が飛んでいて多少空が霞んでいたのは難点でしたが…

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