八高山・岳山・粟ヶ岳 大鉄福用駅〜金谷縦走
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- GPS
- 09:52
- 距離
- 28.6km
- 登り
- 1,798m
- 下り
- 1,847m
コースタイム
- 山行
- 8:18
- 休憩
- 1:34
- 合計
- 9:52
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■福用駅〜八高山 路面は土で危険個所無し。案内も多いし明瞭なので、道迷いの恐れは低いと思われる。 福用駅にキレイなトイレ有り。駅からすぐ登山口があり、標識もあり分かりやすい。神社が登山口になっているが、いきなり急登が始まる。案内にも脚に自信の無い方は、北側になだらかコースと呼ばれるルートがあるので、そちらなら急登が無いのかもしれない。 なだらかコースとの分岐点「五輪段」までひたすら登り。分岐から馬王平まではほぼ平坦で、これから登る八高山を見ながら歩く。 馬王平からも結構な急登。神社に着けば着いたようなもの。山頂は木が多いものの、富士山や南アルプスを望める。ベンチが2つあり。神社にもテーブルがあった。 ■八高山〜暗沢林道 神社からは急勾配の下り。下りきると平坦な道に出て、ゲートまでは未舗装林道を歩く。ゲートからはしばらくの舗装林道。ひたすらガマンの時間が続く。多少の登り勾配だが大したことはないので、時間だけが問題。ヤマレコで登山道扱いされておらず、案内もあまり無いが、足跡を頼りにいけば問題無いと思う。危険箇所は無い。 ■暗沢林道〜八重鐘山 ここからがルートがかなり不明瞭。ピンテや赤い標柱も親切に設置されているが、道が怪しい感じの所が多いので中々大変。しかも、結構なアップダウンを繰り返す。ここは中々心がやられそうだった。危険箇所は無い。 そして、最後の八重鐘山への登り。かなりの急登で、ピークを見上げるとこちらも心が折れそうになった。何とか登りきると、三角点と小さな表示がある。植樹中の中々開放的な場所が広がっていて、多少視界が広がる。反射鏡の基礎のところでランチタイムとした。 ■八重鐘山〜岳山 急登だったので予想していたが、案の定下りも中々の勾配。こちらもアップダウンを繰り返すので大変。林道に降りる道で、このルート唯一のロープ場があった。これはロープが無いと、かなり危険な下りだと思うので大変ありがたかったが、この辺がかなりルートが不明瞭なので濃い足跡を見極めていきたい。 林道降りてすぐ、また登山道に入る。ここからも急登。後半に入るのでかなり足が重い。松葉山のピークも中々アップダウンなので辛いところ。下に林道が走っているので、そっちを通れば良かったのかもしれない。 階段で林道に降りると、すぐまた登山道。そこから岳山への登りがまた辛い。振り返ると、登ってきた八高山を見れたり、放置されて人の高さまで伸びた茶畑を横目に見ながらひたすら登り。岳山は展望無し。テーブル・イスが1組あった。 ■岳山〜粟ヶ岳 下って登ったところに電波塔があり、そこを過ぎるとひたすら下り。こちらは階段で整備されているのでそんなに問題無いと思う。林道を見下ろす所まで歩くと、岳山登山口に出た。そこから歩いてすぐに、粟ヶ岳へのルート案内があった。この辺は掛川アルプスと呼ばれているらしい。初めて聞いた。 こちらも急登を登るが、距離は短いので最後の力を振り絞る。車道に出ると、粟ヶ岳はすぐそこ。観光地として、トイレもあってカフェや展望台も整備されている。ここからは遮るものの無い大展望が広がるのでオススメ。と言っても、山頂直下まで車道が通っているので、バイクで何度も来ている所だったり。神社の奥に立派な山頂標識有り。 ■粟ヶ岳〜島田市金谷 ひたすら階段の下り。所々で視界が広がるので楽しく歩ける。舗装路が始まったので、楽出来るな。と思ったが甘かった。かなりの急勾配だったので、ここで久しぶりにヒザが笑い出した。辛い下りを集落まで降り切れば、後はそんなにアップダウンの無い車道をひたすら歩く。 旧東海道に行くと自宅へは遠回りになるので、国道1号のインターへ出る道を行った。殆ど平坦だが、金谷に降りるところは下りが続く。集落まで降り切れば、後は平坦路。 |
写真
粟ヶ岳は茶文字で有名。夕陽がレンズに入るので、見切れてしまったが手で隠して撮影。
感想
八高山・粟ヶ岳共に、静岡100山の1つ。
ヤマレコを見ていると、この2山を縦走している人が居た。八高山から粟ヶ岳までは登山道表記がされていなかったが、濃い足跡が残っていたので行けるだろう、と判断して、縦走を計画した。
しかし、ちと見込みが甘かった。登山道表記がされていないので、自動で計画が出来ない。なので手動で計画を作ったが、1個ずつの分岐を選択するのが面倒だったので、テキトーにやったらあまり距離と高低差が計算されていなかった(後から考えると当たり前の話だが)
結果として、過去最高の歩行距離・累積標高差となってしまった。何とか歩き切ったが、久しぶりにヒザの痛みを感じた。最後の方だったので何とかだましだまし歩いたが、最後の方は無心で歩く羽目になった。自宅に着いた時の達成感は物凄くあったが、痛みがあると全く楽しくなくなるのでもう少しゆとりを持つのが大事だと思った。トレーニングのため、無駄に重装備で行ったのも失敗だった。必要最小限の荷物なら、もう少し違った結果になったことだろう。
歩行距離だが本当はもう少し歩いている。流石に自宅まで着いた軌跡をアップロードする訳にはいかないので、近所で記録を止めた。まぁあの辺に住んでる、くらいは良いでしょう。
静岡100山である八高山は初めて登ったが、登り応えもあり景色も良い所もあって中々良かった。そこから粟ヶ岳へ向かうのは中々大変だった。ヤマレコが無かったら、確実に道迷いを起こしているだろう。
粟ヶ岳は車道が山頂直下まで通っているので、バイクで何度も来ている所。相変わらず展望は最高だが、また歩いて登ると気持ちが違うね。
とまぁ反省点が色々あるが、何とか自宅へ帰られたので、終わり良ければ総て良し。自宅に着いた時は、本当に嬉しく感じて、達成感が半端無かった。まぁ最悪、お金の力を使ってタクシーを呼ぶことも頭によぎったが、タクシーは贅沢品でもったいないw ので、何とか頑張った。アルプスの朝とかの、時間を節約したい場合はお金の力を使うだろうが、帰りだから少々遅くなっても問題無いので頑張れた。
軽度の花粉症持ちだが、流石に「非常に多い」の予報が出ている状況で、薬も飲んでいるが自宅に帰ってから鼻水とくしゃみが良く出ている。スギばかりの所を歩き回ったのだから当たり前かw 幸い今のところスギだけなので、桜が咲く時期になれば解消される。早く桜が咲いて欲しいな。そうすると、もっと山に行ける範囲も広がるので楽しみ。
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