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Yamareco

記録ID: 65295
全員に公開
ハイキング
八ヶ岳・蓼科

山梨県 瑞牆山

2010年05月22日(土) [日帰り]
 - 拍手
kintakunte その他3人
GPS
06:40
距離
5.4km
登り
824m
下り
824m

コースタイム

9:05瑞牆山荘登山口-9:50富士見平10:00-10:20桃太郎岩10:30-12:00山頂14:00-14:45桃太郎岩14:50-15:10富士見平-15:45登山口着
天候 晴れのち曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2010年05月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
各山行記録を見ますと、今年は雪やアイスバーンがかなり残っていて危険であるとの事でしたが、ここ1週間気温が高く雨も降った事も有り、すっかり雪とアイスバーンが消えていました。山頂直下はしごやロープの箇所の足元に泥の掛かったアイスバーンが若干残っている程度で、情報よりスリップする等の危険な状態はかなり少ない状況です。(軽アイゼンは全く必要有りません)

さて移動は自家用車を利用しました。駐車場は瑞牆山山荘前に案内板が有りますので、それに従い登山道入口を通過し百数十メートル坂を上ります。人気の山の為、かなり自家用車が入っていました。もし路肩に駐車している車が有るようでしたら、駐車場は満車になっていると考えられます。道幅が有りますので周囲の安全に気を付けて路肩に駐車する事も可能なので、焦らずに駐車スペースを探して下さい。もし場所が無い様でしたら瑞牆山荘の方に相談をしてみるのも宜しいかと思います。

トイレは瑞牆山山荘となりと富士見平に比較的綺麗で設備の整ったのが有ります。
山荘となりはトイレットペーパーも常備されていました。協力金100円を準備して下さい。

登山口周辺はコンビニ当の商店は有りませんが、瑞牆山山荘に土産品等や喫茶店が有ります。詳しくはHPのリンク先を貼り付けておきますので参考として下さい。
http://www.mizugaki.burari.biz/

登山道の状況ですが最初にポイントを記述しました通りなので、補足としては以下の様です。
登山口〜富士見平 初めなだらかな登山道をハイキング気分で歩けます。林道との交差手間で登り勾配がきつくなります。林道を越えるとダイナミックな風景が広がる登山道が始まります。初め谷筋を登りますが倒木をくぐり、何処から来たのか時々転がっている大きな岩を見ながら登って行きます。里宮神社への参道も兼ねているので、比較的道の整備はしっかりしています。きつい登りが続き九十九折の登山道を暫く歩くと瑞牆山が見える尾根に到達します。ここからは勾配も緩くなり、間もなく富士見平に到着します。
登山道の土質はもろく滑りやすいので少しスリップに注意が必要です。多分雨が降ると、更に滑りがある泥となりそうなので厄介ではないかと思います。
富士見平より先は一旦川を渡るポイントまで降りますが、川の近くは岩が多く出て来ますので、浮石やつまずきに注意が必要です。
川には橋が無いので増水時にはロープを使用して、足がぬれる事を覚悟をして渡る事になります。

休憩ポイントの桃太郎岩を過ぎると、斜度がきつくなりスリップと岩登りの連続となり、瑞牆山山行の確信部となります。所々に補助的(安全かつ快適に登る為の物で、非常に危険な箇所の通過では有りません)な木製階段・はしご・ロープが有りますので、上手く利用して安全に登って下さい。また倒木や岩をくぐるルートも有りますので頭上を注意して下さい。
マーキングは適時有りますので見落としが無い様に注意して下さい。踏み跡だけで進みますと、とんでもないルートを歩く事になりますよ。

山頂はほぼ360度の展望を見渡す事が出来ます。南側が崖になっていますので食事や写真撮影の時は転落に注意が必要です。転落すれば無事では済みませんので心して下さいね。

帰りの温泉は増富温泉がお薦めです。日帰り温泉を兼ねた健康増進施設となりますが、豊富な湯船(湯温別・薬草風呂など)の種類と広さ、食事や整体も出来ます。
但し自家用車の運転手には辛いかもしれません、帰りの運転がとても眠くなりますよ。 (^_^)V
自家用車での移動途中川上村です。
2010年05月22日 08:11撮影 by  DSC-W170, SONY
5/22 8:11
自家用車での移動途中川上村です。
駐車場の状況です。
8:40にはもう満車状態です。
2010年05月22日 08:43撮影 by  DSC-W170, SONY
5/22 8:43
駐車場の状況です。
8:40にはもう満車状態です。
登山口にて。
2010年05月22日 08:57撮影 by  DSC-W170, SONY
5/22 8:57
登山口にて。
林道を越えた所の登り口。
2010年05月22日 09:15撮影 by  DSC-W170, SONY
5/22 9:15
林道を越えた所の登り口。
きつい登り坂と九十九折の先に木製ベンチと唐松の芽吹き、そして瑞牆山。
2010年05月22日 09:25撮影 by  DSC-W170, SONY
5/22 9:25
きつい登り坂と九十九折の先に木製ベンチと唐松の芽吹き、そして瑞牆山。
富士見平にて。
2010年05月22日 09:48撮影 by  DSC-W170, SONY
5/22 9:48
富士見平にて。
スミレ、やはり色が出ませんね。
2010年05月22日 09:55撮影 by  DSC-W170, SONY
5/22 9:55
スミレ、やはり色が出ませんね。
桃太郎岩の手前、小川を渡るポイントです。
2010年05月22日 10:20撮影 by  DSC-W170, SONY
5/22 10:20
桃太郎岩の手前、小川を渡るポイントです。
小川の先に休憩ポイントと、桃太郎岩が有ります。ここから頂上まで1:30となります。
2010年05月22日 10:20撮影 by  DSC-W170, SONY
5/22 10:20
小川の先に休憩ポイントと、桃太郎岩が有ります。ここから頂上まで1:30となります。
これが桃太郎岩、確かに真っ二つですね。
岩の下に登山道へ割れ落ちない様に、木の枝や幹で補強して有ります?
2010年05月22日 10:22撮影 by  DSC-W170, SONY
5/22 10:22
これが桃太郎岩、確かに真っ二つですね。
岩の下に登山道へ割れ落ちない様に、木の枝や幹で補強して有ります?
谷筋の急登を登って行きます。
2010年05月22日 10:27撮影 by  DSC-W170, SONY
5/22 10:27
谷筋の急登を登って行きます。
ちょっとした休憩ポイント、我がパーティーのCLです。
2010年05月22日 11:04撮影 by  DSC-W170, SONY
5/22 11:04
ちょっとした休憩ポイント、我がパーティーのCLです。
ルートに寄ってはこのような胎内くぐりが有ります。
2010年05月22日 11:20撮影 by  DSC-W170, SONY
5/22 11:20
ルートに寄ってはこのような胎内くぐりが有ります。
2010年05月22日 11:21撮影 by  DSC-W170, SONY
5/22 11:21
この巨岩が見えて着たら、岩と急斜面の始まりです。
2010年05月22日 11:22撮影 by  DSC-W170, SONY
5/22 11:22
この巨岩が見えて着たら、岩と急斜面の始まりです。
急斜面を登りきった山頂尾根に到達!ここから山頂まで10分です。
2010年05月22日 11:48撮影 by  DSC-W170, SONY
5/22 11:48
急斜面を登りきった山頂尾根に到達!ここから山頂まで10分です。
山頂にて。
2010年05月22日 12:42撮影 by  DSC-W170, SONY
5/22 12:42
山頂にて。
さて金峰山をバックに組立てた八木アンテナ。
残念ながら空(波)での合流は出来ませんでした。
2010年05月22日 13:24撮影 by  DSC-W170, SONY
5/22 13:24
さて金峰山をバックに組立てた八木アンテナ。
残念ながら空(波)での合流は出来ませんでした。
場所はこんな感じ、一番高い場所に設置しました。
2010年05月22日 13:24撮影 by  DSC-W170, SONY
5/22 13:24
場所はこんな感じ、一番高い場所に設置しました。
方位版以外と低い場所に有ります。椅子と間違えそう。
2010年05月22日 13:29撮影 by  DSC-W170, SONY
5/22 13:29
方位版以外と低い場所に有ります。椅子と間違えそう。
八ヶ岳方面を望む
2010年05月22日 13:54撮影 by  DSC-W170, SONY
5/22 13:54
八ヶ岳方面を望む
金峰山
2010年05月22日 13:54撮影 by  DSC-W170, SONY
5/22 13:54
金峰山
小川山、しっかり目前に鎮座しています。
2010年05月22日 13:54撮影 by  DSC-W170, SONY
5/22 13:54
小川山、しっかり目前に鎮座しています。
帰りの増富温泉です
2010年05月22日 16:17撮影 by  DSC-W170, SONY
5/22 16:17
帰りの増富温泉です
ここは只の温泉施設では有りません、健康促進施設となっています。
2010年05月22日 16:18撮影 by  DSC-W170, SONY
5/22 16:18
ここは只の温泉施設では有りません、健康促進施設となっています。
撮影機器:

感想

林道との交差点を通過し富士見平手前で、きつい登りが続き九十九折の登山道を暫く歩き続け、そろそろ休みをと思った頃に木製のベンチ出てきます。
タイミングが良い所に有るなぁと思い顔を上げると、木々の合間から荒々しい瑞牆山が目に飛び込んできます。唐松の芽吹いたばかりの新緑に黒々した岩肌のコントラストがとても素晴らしい、この時期ならではの風景と察しました。
今まできつい登りを歩いて来た事を忘れる程の感動を覚えました。

山頂ではあいにく曇りとなり霞も掛かった為、抜けの良い風景と遠くまでの眺望が望めませんでしたが、残雪の八ヶ岳、南アルプス(北岳・間ノ岳など)、富士山が確認出来ました。風も余りなくとても気持ちが良い時間を山頂で過す事が出来ました。

金峰山や小川山が西に有り残雪が無いせいか、少し面白みがなく風景としては残念でしたが、富士山は目前に有りとても大きく鎮座しているのが良かったです。

「ヤマレコ無線部」の活動ですが、今回は非常に心に残る内容となりました。
がんばって機材を持上げましたが、メンバーの指摘通り小川山の存在が大きく、早池峰山組はともかく那須岳組はおろか、1エリア(関東地方)や7エリア(東北)の局が全く入感が有りませんでした。
また、山頂到着が12:00となり多くの人で賑わった為、直ぐに八木アンテナを組立てられませんでした。先ずは背負っていたモービルアンテナにてお声掛をしました。
その後混雑が解消される時間までメインチャンネルのワッチと昼食を頂き、その後八木アンテナを組立て運用は13:00からとなりました。
各パーティーの山頂到達時間や運用時間を見ますと、やはり時間が合わなかった様に感じました。

あと以外なのは交信出来たホームの中野市(JCC:0911)で、八木アンテナ12素子並列2パラ+IC2300 レポートMax59オーバーで入感していました。(やったね!)
一方3段GPは51で入感していました事から、山頂運用は予定していた性能を発揮していたと考えられます。(さすが八木アンテナですね)

一方、交信中アンテナ近くに人が集まって来た時に、急激に感度が0となった事にびっくりしました。特に人で目の前を遮蔽された訳ではなかったからです。
俗に言うボディーエフェクトですが、1〜2m程度の距離でこれ程のエフェクトがあるとは思いも寄りませんでした。
これを考えると小川山の存在は計り知れない遮蔽物となった様です。 A(^_^;
今後の活動の参考となれば幸いです。

学んだ事は、限られた山頂では難しい場合が有りますが、人や物が周りに無い場所を選ぶ、交信する方面に大きな遮蔽物が無い事=ある程度の見通しが利く事。(今回の例では瑞牆山とホームの間には四阿山山系が有るがある程度距離が離れていれば回折効果にて交信が可能である)、感度や指向性のある空中線(アンテナ)を使用する、交信時間をしっかり合せる となります。

まぁ簡単に行かないのが無線の醍醐味ですが・・・・
皆様如何でしょうか?

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コメント

いかれましたね、、
kitakunteさん

先回の私の記録にも「今度行く山」登録ありがとうございました。
それで早速でしたね。
無線もされるのですね、、
全く縁がないですが、遠くの人と交信できるのは、楽しそうです。

増富温泉、入ったことありません。
いつも着替えて、そのまま自宅帰りです。

Y-chan
2010/5/23 14:38
増富温泉
瑞牆山、いいですよね。
以前、植樹祭のイベントがあったところから見る紅葉の瑞牆山は感動モノでした。

増冨温泉は、日本一のラジウム含有量とのことで、貴重な湯治場でしたが、新しい温泉施設が出来たんですね。
今度実家に帰ったら足を延ばしたいと思います
2010/5/23 20:00
見て頂き有難うございます。
Y-chanさん
無事行ってきました。
さすがに周回コースは時間の関係で難しかったですが、機会があればチャレンジをしたいと思います。
事前の情報や体験記録は心強い物が有りますね。また、「ここが話の場所かぁ」と確認出来るのも嬉しいですね。
Y-chanさんもいろんな所へ楽しんで行って下さいね。

kusmmkさん
そういえば山梨のご出身でしたね。
今回山行のCLも話していましたが、前回の山行時(十数年前)は今の温泉施設が無く、宿へお願いしたら断られて黒森鉱泉へ行ったとの事、時代の流れでしょうかね。
増富温泉はとても温まりましたが、帰りの車の運転が辛かったです。
2010/5/23 21:12
ヤマレコ無線
山頂での無線。

電車の中での携帯電話と同じ感覚で運用することが
必要ですね。

無線に興味が無ければアンテナは邪魔物で
交信は騒音です。

山頂で楽しむには時期や時間帯を
ずらすしかないですね。

機会がありましたらよろしくお願いします。

                日本のあ無し角瓶M田圃
2010/5/25 22:37
いや本当にその通りです。
shige さま
コメント有難うございます。
こちらこそ機会があれば宜しくお願い致します。
因みにホームの中野市と安曇野市はUV共に結構愛称が良いですよ。

さて、混雑している山頂の運用はたとえスケジュールが有っても、危険がある場合は断念するしか有りませんね。
大概はOMさんが「懐かしいね、昔・・・」とにこやかに声を掛けて頂く事が大半なので助かっています。
また子供が興味をもって見て頂いているのも嬉しいばかりです。
そんな中、重い三脚はアンテナの安定的な固定と転倒防止には、必要不可欠なアイテムとなっています。(両手が開くのが良い所です)
どこかで空でお会いしましょう!
JI零IKAでした。
2010/5/26 23:09
大変遅くに申し訳ありません
今回は重い機材を設置していただいたのに残念な結果となってしまいましたね
けれども色々な問題点や今後の課題なども見えてきたように思えます
さすがに7エリアまではカナリ難しそうですが今後ともよろしくお願いいたします
いつの日かどこかのお空でお会いしましょう!!
2010/5/31 22:43
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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