破風山東壁
![情報量の目安: A](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_A2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
- GPS
- 05:14
- 距離
- 8.6km
- 登り
- 445m
- 下り
- 461m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
破風山東壁2ピッチ 1ピッチ目 35m 木登り+フェイス 3級 立木で支点 2ピッチ目 20m 木登り+クラック+泥 3級 立木で支点 |
写真
感想
それどこやねん!…でも、いい山やないかい…。という山を見つけてくるkudanさんが、登れるかどうか気になる壁がある、と話していた。
いつも素敵な山に連れて行ってもらってるから、気になる場所は挑戦してもらいたい…御相伴に預かって僕も楽しみたい…と思い、この山に来たのは3週間前。前回もえらい楽しかったが、今回も楽しかった…。
破風山東壁、1ピッチ目は岩壁の基部。歩いて上にも巻けるが、ここを1ピッチ目とする所にアルパインクライマーkudanの意識の高さを感じた。登山靴でクライミングした僕にとっては挑戦的なラインに感じた。
2ピッチ目は僕リード。V字にラインが取れそうだった。左の方がすっきりとした壁だったが、その分ランナーが取れなさそう。右のほうが繋がっていそう。右だな、と思ったが、kudanさんの作りたいラインを聞いてみる。右でも左でもどっちでもいいよ、と言ってくれたので、右にラインを取ることにする。
硬い岩のクラックがあり、.75、.5あたりが入る。その後は木でランナーを取っていく。最初の8mくらいを越えたら傾斜が緩む。
終了点は山頂の木で取った。全体的に岩は硬めで、ボロボロ剥がれるような脆さはないと思う。山頂は眺めも良く、楽しかった!
やっぱり岩は硬い方がいいよね!
今回、初めて信念を持って記録にないルートに挑みました。
一回、二回と偵察を行い、三顧の礼を持って挑む。簡単な2ピッチとはいえ、ブランクセクションは行けるかどうかの不安も有りながらの登攀はグッとくるものがありました。
オーソドックスな寺経由からみかさ山経由で(今回はみかさ山直下の岩場は巻く)破風山東壁基部へ、国土地理院では50mのため2ピッチで確実に行けそう。
1ピッチ目 私 3級 30m
最初は木登り、木はホールドになるが、微妙に密集していてどう登るか頭を捻る。その後、岩パートへ、岩が硬くて感動する!ここは俺達の味方だ!カムもバシバシ決まり、軽やかに前回偵察した中間部で想定通り支点を作る。
2ピッチ目 相方 3級 20m
弱点なさげな壁を巻きつつ、藪と岩のコンタクトラインを取る。
ここも岩は硬いため、クラックでプロテクション取れる。土が増えるがよく探すと足の置き場はある。プッシングの動作が多い。2ピッチ目の方が大きな動作が多いため好みかも。最後の10mは普通の土の傾斜。
全体から右に逃げたため。忠実に岩と藪の境を行けばもっとクライミングっぽい動きになるかもしれない。
みかさ山の岩峰で1ピッチ、破風山東壁で2ピッチ、鍬柄岳南陵で4ピッチとすれば1日充実したアルパインの真似事ができそうな気もします。岩が硬いのが魅力。
たかたが2ピッチがたがた抜かすなと言われそうだが、自分にとっては思い出深いルートとなりました。ヤマシカさんいつも付き合ってくださりありがとうございます。
その後、本気の2ピッチを見に行きますか。山野井さんが初登した。高立の一本岩を見学に行く。
周りは雪でボロボロのアプローチシューズはぐしょ濡れだが犬のように岩を周りをぐるぐる回って観察した。これを登るなんてクレイジーだぜ。
お疲れ様でした。またよろしくです。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する