四阿山:パウダーパラダイスの好ルートを堪能

2024年03月10日(日) [日帰り]

• GPS: 06:46
• 距離: 10.4km
• 登り: 940m
• 下り: 898m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:23
• 休憩: 0:17
• 合計: 6:40

距離 10.4km 登り 942m 下り 910m

7:05 あずまや山登山口
10:44 10:45 長池分岐
10:57 10:58 四阿山・根子岳分岐
11:21 11:38 四阿山
11:55 11:55 四阿山・根子岳分岐
13:57 あずまや山登山口
13:58 ゴール地点

天候

曇り時々小雪のち晴れ、風は標高が上がり2000m以上でやや強いエリアがあったが、徐々に弱まってきた。
気温は駐車場到着時ー9℃位、後半は日照で気温上昇したが氷点下が保たれたようだ。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国道から先のアプローチ道路はまだ除雪されておらず先行車の轍を辿ったがややスリッピー、あずまや温泉駐車場に近づくと除雪されていた。早い到着のため余裕があった。

コース状況／危険箇所等

最寄りスキー場の積雪は菅平で155cm、パルコール嬬恋で95cm、新雪はスタート時で15～20cmで徐々に深くなり30～40cm、深い所は50～60cmの軽い上質パウダースノー、下地は硬いガリ。2000～2200mの風の強いエリアはガリやシュカブラエリアあり。
山頂までシール登高可能、滑走は全山がほぼパウダー滑走、後半は南南西斜面でもあり日照でやや重になったが快適パウダー滑走が出来た。

その他周辺情報

真田温泉♨️ふれあいさなだ館：500円

写真

冬型が緩み午後から晴れベースの予報

3/10 7:12

到着時の気温はー9℃位、小生にとってはロングルート、登頂を目指すためいつもより1時間以上早くスタート

3/10 7:18

パフパフの新雪でリセットされ気持ち良い

3/10 7:54

牧場に入ると風が少しあり上部は雲の中、登山道ルートは辿らず右手の沢地形に向かうため少し下る

3/10 8:05

柵のある牧場エリアに来ました

3/10 8:10

晴れ間も広がりテンションアップ、この白樺の美しいエリアが好きで、いつもウキウキしながら写真撮影

3/10 8:13

沢地形に沿ってハイクアップ、青空に白樺林が映える。薮は気にならず滑走が楽しみ‼︎
この辺(標高1600m台まで)は白樺はあるが、この上はダケカンバ帯

3/10 8:36

新雪と影の共演が素晴らしい

3/10 9:01

標高が上がり斜度が増してくると笹が埋まり切ってないエリアがあるがラインを選べば滑走には問題ない

3/10 9:26

標高1900mを過ぎ沢地形は終了し、素晴らしい斜面か広がる。何処もパウダー滑走が期待できる。低木がやや煩いエリアもあり滑走ラインを考え偵察しながらハイクアップ

3/10 10:49

標高2000m辺りで登山道ルートに合流し、岩の露出している急斜面、ガリ・シュカブラエリア(一部風が強いエリアがあるが徐々に弱まっている)など通過して根子岳からの登山道合流地点辺りはスノモンエリア、新雪30〜40cm(吹き溜まりは50〜60cm)のフカフカパウダー

3/10 11:01

休憩3回ほどでエネルギー補給しながら焦らずペースで快調、登頂は約束された。山頂までシール登高出来るぞ

3/10 11:10

ビクトリーロード、山スキー数組でハイカーのほうが圧倒的に多い

3/10 11:22

山頂で記念撮影、初登頂のお二人は嬉しそう。大分明るくなり間もなく晴れそうであるが・・・、風はあまりない

3/10 11:43

雪質が良いためシールを外し山頂から滑走開始、下地が硬いガリで凹凸があるのでバランスを崩さないよう注意、登りもあるが横登りでOK

3/10 11:52

遂にキタッー‼️

3/10 11:58

さあ全山パウダー滑走の始まり

1/3 15:07

2021年1/3の同エリアの写真です。この時以来の素晴らしい全山パウダー滑走が再現できそう

3/10 12:03

マイシュプールにニンマリ

3/10 12:03

相棒も雄叫びを上げ楽しんでいる

3/10 12:04

３人のパウダーシュプールを記念撮影

3/10 12:11

急斜面(35度位はある)トラバースでは先行者のスキーカットによるプチ雪崩跡あり、やはりこの日は雪崩特異日(四阿山でのBAルートではまず雪崩の心配はないが)

3/10 12:34

薮はそれほど気にならず快適滑走が続く

3/10 12:37

小生は今回はこのエリア初めてのAT

3/10 12:37

ダケカンバの疎林帯

3/10 12:37

Sさん快適滑走に、ご満悦

3/10 12:37

O君もリズミカルにパウダーターン

3/10 12:43

老体ものともせず、小生も突っ込みます。

3/10 12:43

南南西斜面のため日照でやや重になりつつある

3/10 12:51

ツリーラン、マイシュプールにニンマリ

3/10 12:54

陽に照らされいるが、気温はそれほど上がらず自由自在にお絵描きできる、最高‼️❣️

3/10 12:55

Sさんも、「気持ちいい」を繰り返す

3/10 12:56

終盤はトップで林間滑走のＳさん、すっかり気に入ったこの日のルート

1/3 16:25

2021年1/3は日没になった。

3/10 13:40

今回は余裕で最後は少しシール登行し、牧場緩斜面にシュプールを刻んだ。体力的には自信を持てた山行であった。

3/10 13:47

漸く晴れベースに好転し山頂も見える。素晴らしい１日であった。登山道脇の林間パウダー滑走でフィナーレ

撮影機器：

iPhone 8 Apple

iPhone 12 Apple

iPhone 14 Apple

感想

teledaisuki

・百名山で人気の四阿山は雪山ハイカーがこの日も多く入山していた。ＢC愛好家もそれなりに入っていたが、他のPは登山道ルートに沿ったエリアで楽しんでいたようだ。

・小生は今回で何回目(BC以外では2回のみ)か？数えきれないほどBCで来ているお気に入りの名山である。初めの頃は登山道ルートに沿ったルートを登滑走していたが、最近はもっぱら今回のルート(牧場経由で標高1900m位までは沢地形に沿ったルート)を楽しんでいる。
このルートは山スキー百山にも掲載されており、知る人ぞ知る名ルートでえり、雪質が温存され易く、林間の静かなBCツアーを楽しめるため毎年のように山スキー仲間を案内している。

・もともと積雪量の少ないエリアであり、笹・低木などの影響で快適滑走できる期間はそれほど長くはなく、概ね菅平スキー場の積雪が120cm以上確保されてないとBCを楽しむのは難しいようだ。今シーズンは暖冬のため２月中旬まで中々積雪が増えずこのエリアのBCは諦めていたが、２月中旬以降、降雪日が多く根子岳・.四阿山ともBCが充分楽しめるようになった。

・山頂から全山パウダー滑走を楽しめる日は1シーズンに数えるほど多くはない。直前までの降雪状況や当日の気象条件など情報をしっかり入手把握してラッキーが重なると可能である。
毎週のようにBCに通い、日々のトレーニングにも精を出し今回のような素晴らしいパウダーパラダイスをゲット出来たことは誠に嬉しい限りである。
来年以降も山スキー仲間と来れることを夢見たい。

コメント

goro-san

内陸の四阿山、乾燥したパウダーをゲットしましたね！

「今回は余裕で最後は少しシール登行し、牧場緩斜面にシュプールを刻んだ。体力的には自信を持てた山行であった」

teledaisukiさん　
　”You can build muscle at any age.” ですよー！
これからもお互いに、このフレーズを忘れないようにしましょうネ。

teledaisuki

goroさん、

BC、山スキーはやはり奥深いですね。

この奥深さをいつまでも実感できるように、毎週の山行きとトレーニングに励みます。