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Yamareco

記録ID: 65737
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ハイキング
日光・那須・筑波

茨城県福原〜加波山 〜筑波山麓

2002年03月23日(土) [日帰り]
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GPS
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距離
23.5km
登り
1,150m
下り
926m
アクセス
コース状況/
危険箇所等
[2016/3/31加筆・修正]
まだ本格的に山歩きを始める前、「見知らぬ町を適当に歩く」ことにハマっていた頃の記録。

今回は、加波山という一応登山の対象になる山に登っている。でも当時は特に「登山をしてる」っていう自覚は無かったんだよね。普段着にスニーカーで、雨が降ってたけどレインウェアなんて無かったので傘片手に登ってたw
ほぼ全行程が人気の無い山の中、というのもこれまでの「町歩き」とは違った点だな。「単独行の孤独と喜び」の原体験、と言えなくもないのかもしれない。
筑波山の北方、水戸線の福原駅からスタート。
筑波山の北方、水戸線の福原駅からスタート。
まず最初に、駅近くにある「出雲大社常陸分社」に立ち寄る。境内(?)にはハーブ園だのガラス工房だのがあり、微妙に観光地色が強い。
まず最初に、駅近くにある「出雲大社常陸分社」に立ち寄る。境内(?)にはハーブ園だのガラス工房だのがあり、微妙に観光地色が強い。
今回通る道とは違うが、「板敷山道」という道の入口にあった石碑。「道路開通碑」ってのは俺的にポイント高い物件だ。
今回通る道とは違うが、「板敷山道」という道の入口にあった石碑。「道路開通碑」ってのは俺的にポイント高い物件だ。
俺が向かうのはこの道。加波山、足尾山などの稜線近くを通って筑波山の北を東西に走る茨城県道7号線に至る道だ。
俺が向かうのはこの道。加波山、足尾山などの稜線近くを通って筑波山の北を東西に走る茨城県道7号線に至る道だ。
こんな感じの道が続く。道の種別は不明だがまあ整備状況的には「林道」だ。
こんな感じの道が続く。道の種別は不明だがまあ整備状況的には「林道」だ。
車道を外れて登山道を少し登ると「加波山神社親宮」に着く。
車道を外れて登山道を少し登ると「加波山神社親宮」に着く。
車道が通じてないにしてはかなり立派な社殿だ。
車道が通じてないにしてはかなり立派な社殿だ。
神社裏手から岩場混じりの登山道をさらに上り詰めた先にある、加波山神社のたぶん本宮。
神社裏手から岩場混じりの登山道をさらに上り詰めた先にある、加波山神社のたぶん本宮。
加波山山頂にて。霧雨が降り、下界はガスに沈んでいた。
加波山山頂にて。霧雨が降り、下界はガスに沈んでいた。
山頂から南へ下ったところにある「旗立石」。
山頂から南へ下ったところにある「旗立石」。
再び車道に戻る。ときおりガスが切れて下が見えるようになっていた。
再び車道に戻る。ときおりガスが切れて下が見えるようになっていた。
一本杉峠というところで。
一本杉峠というところで。
再び登山道に入り、足尾山に登る。山頂には小さなほからがあった。眺望は特に無し。
再び登山道に入り、足尾山に登る。山頂には小さなほからがあった。眺望は特に無し。
山頂から少し下ったところにある「足尾神社」の境内にある「靴供養」。使い古された靴のほか、ギプスなんかも「供養」されていた。
山頂から少し下ったところにある「足尾神社」の境内にある「靴供養」。使い古された靴のほか、ギプスなんかも「供養」されていた。
足尾山を過ぎたあたりから天気が悪くなってきた。最初は雨、そのうち雹混じりのあられへと変わった。
足尾山を過ぎたあたりから天気が悪くなってきた。最初は雨、そのうち雹混じりのあられへと変わった。
途中にあったパラグライダーの離陸場。
途中にあったパラグライダーの離陸場。
やがて県道7号に出る。久しぶりに車の姿を見た。ただし県道には入らず横断し、車止めが置かれた廃道へと直進する。写真は廃道に入ったところから振り返って。
やがて県道7号に出る。久しぶりに車の姿を見た。ただし県道には入らず横断し、車止めが置かれた廃道へと直進する。写真は廃道に入ったところから振り返って。
これまで以上に静寂が染み入る廃道。やがて天候が回復し、こんな幻想的な風景が現れた。風景に心を奪われ、自分が「歩いている」ということを忘れてしまうという、山を歩いているとしばしば体感する現象を、思えばここで初めて味わったかもしれない。
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これまで以上に静寂が染み入る廃道。やがて天候が回復し、こんな幻想的な風景が現れた。風景に心を奪われ、自分が「歩いている」ということを忘れてしまうという、山を歩いているとしばしば体感する現象を、思えばここで初めて味わったかもしれない。

感想

この後、茨城県道150号が通る湯袋峠に出、近くにあった「つくばねオートキャンプ場」でバス停への行き方を聞いたところ、ご親切にも車で最寄りバス停まで送っていただいた。その途上、キャンプ場のご主人は途中熱心にこの付近(八郷町;現在は石岡市に合併)の物産や名所を教えてくれた。
このことが強く心に残り、それがきっかけで八郷町一帯をその後何度か訪れることになるがそれはまたの話。

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