スイス、ガンター橋トレイル

2024年03月22日(金) [日帰り]

• GPS: 03:35
• 距離: 12.9km
• 登り: 3,422m
• 下り: 4,196m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:35
• 休憩: 0:00
• 合計: 3:35

12:05 スタート地点
15:41 ゴール地点

ガンター橋の標高は1450 m

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

Brig駅から、ポストバスに乗り、Ganterbrücke下車。

コース状況／危険箇所等

トレイルの道案内表示が要所にあり、道は整備されている。乾燥と冬季の寒さのためか、道が藪化していないのでとても歩きやすい。
ガンター橋からBrig駅までは、ほとんど舗装を避けてトレイルを歩ける。

その他周辺情報

最寄り駅のBrig駅は氷河特急の停車駅のひとつ

写真

3/22 6:36

明け方のジュネーブを出発

3/22 15:39

ジュネーブから2回乗り換えてBrig駅に到着。バスは12分後の乗り継ぎ

3/22 15:39

スイス国鉄の駅前のバス停。その前にまた私鉄の駅。
この国鉄と私鉄の駅に挟まれた間からガンター橋をとおりシンプロン峠を越えるPostbusが出る。11:36の次は16:03までない。

3/22 11:50

運賃は運転手に払う。スイスで唯一現金のみ使えた場所。
スイスとドイツはキャッシュレス化が遅れた国といわれていたが、キヨスクもほとんどカード払い。

3/22 12:01

ガンター橋を過ぎたところにバス停Ganterbrückeがあり、そこから歩く。バスで13km。

3/22 12:05

歩道幅はないが、歩行禁止ではなさそう。

3/22 12:06

2006年の補修工事で取り付けられた自殺防止用の柵。高所恐怖症にはこれがないと怖くて歩けない。あっても端に寄りたくない。

3/22 12:07

意識的な大胆な形態。太陽の塔を見たときの圧倒感が近い

3/22 12:30

2006年の補修工事は、南側に105mm移動したことの対策工事。このサポートが最初からあったかはわからない。

3/22 12:55

付近の岩は堆積層が高温高圧で変成した片岩、片麻岩が主体。石灰岩とのメランジュや、キラキラした雲母を含んだ変成の進んだ石も多かった。同じ変成岩の南ア周辺より山が崩れないで、真下まで集落があるのは、降水量が少ないから？

3/22 12:53

これは層が大きくはっきりしているので変成がおだやかな泥質の変成岩でいい？
変成がもっと少ないと粘板岩（スレート）で、スイスの小屋の屋根に多く使われている。

3/22 13:00

日陰には雪が残る。ジャングルモックでつぼ足はつらいが。

3/22 13:04

ガンター橋の上流の橋から。

3/22 13:05

13kmのトレイルで出会った2人のうちの一人。アイゼンを準備されていた。

3/22 13:08

ガンター橋、1980年、デザインコンペで選ばれた。クリスチャンメンの設計。中央支間174m。

3/22 13:20

塔の高さ150m

3/22 13:36

ガンターを見ずにケッコーと言うなかれ。すべてにおいて想像を超えた

3/22 13:28

斜面の道を歩く。歩くのが楽しくてしかたない。

3/22 13:37

振り返っては写真を撮る。小屋は作業小屋か、別荘か。屋根は粘板岩

3/22 13:43

いす。後ろから石が落ちてきそう

3/22 13:49

アルプスの天然水

3/22 13:51

振り返るとガンター橋

3/22 13:59

いったん自動車道に合流

3/22 13:59

postバスのバス停

3/22 14:04

向かいの山のミニ氷河。温暖化によりスイスの氷河は2年で国内の10％の体積の氷が溶けたという。アイガーの落石も多く危機的な状況

3/22 14:06

整備された標識にしたがい再びシングルトレイルへ

3/22 14:19

Brig市街。この山の向こうはアイガー
こんな景色を日常で見ていたら、ここに住む人は感動するハードルが高くなってしまうのではないかと思う。

3/22 14:21

ちょっと壊れているが、太い丸太2本の上なので安心。

3/22 14:31

地図アプリAllTrailのトレイル情報は正確だった

3/22 15:07

道は良く整備されている。スイスからイタリアへ抜ける主要ルートなので、歴史のある古道かもしれない。

3/22 15:14

山道おわり

3/22 15:18

シンプロン峠はツール・ド・スイスやジロ・デ・イタリアのコースで使われる

3/22 15:37

市街地に戻ってきた

3/22 15:39

Brig駅に氷河特急が入線。日本人の乗車率が高いらしい。

3/22 15:49

帰りの列車。スイスのICは、この形式の2階建てが多い。この絵の車両には子供の遊具がある。
子供も遊べるし、自転車も、大きい犬も乗る

3/22 9:40

Riddes橋。行きに寄った。スイスの山にはコンクリート橋がよく似合う。1990年、世界最長のフィンバック橋。

3/22 9:47

Riddes橋

3/22 17:13

シヨン高架橋。帰りの列車から。1969年！スイスのコンクリート橋の先進性に驚かされる。

3/22 17:30

ヨーロッパはなんでこんなにぶどうが好きなんだろう

3/24 10:05

（ジュネーブ）スイスのチョコレートは高いが段違いにおいしい。Lädarachと、Mr & Mrs RENOUという店でチョコレートを買う。ケーキもおいしいようにしか見えない。

3/24 11:54

モンブラン（とは書かれていなかったが）日本のようにくりくりした味ではなく、甘めな栗ペースト、中のクリームとベリー系の酸味のバランスがいい。9CHF(1500円）。駅のサンドイッチとカプチーノで3000円の国なので、良心的な方。

撮影機器：

Galaxy S24 Ultra 256GB SIMフリー サムスン

感想

draemoon

ガンター橋のアクセスは、ポストバスという郵便輸送の車に人を乗せたのを起源とするバスシステム。時間が偏っていて、山中で2時間以上の待ち時間になる時刻で、それならばバス道を歩いて駅まで帰ろうかと考えていたら、電車の中でトレイルの情報を見つけた。
このトレイルが気持ちのいいルートで幸運としかいいようがない。ネットの時代に感謝。
ガンターの谷の上流から下流まで歩いて、ガンター橋を満喫した。
これほど、振り返って写真をとったのは、愛鷹山を登ったときの富士山以来。

出張の寄り道だったので、シューズはスーツでもごまかせるメレルのジャングルモックのスリッポン。それでもお願いしますもっと歩かせてください、というトレイルでした。