記録ID: 6586300
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積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
残雪の裏銀座縦走
1976年05月01日(土) ~
1976年05月04日(火)

yamaaruki108
その他1人 - GPS
- 32:30
- 距離
- 47.0km
- 登り
- 3,852m
- 下り
- 3,693m
コースタイム
4日目
- 山行
- 6:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 6:00
13:30
新穂高温泉
1日目:葛温泉−濁沢出会−ブナ立尾根−烏帽子小屋(泊)
2日目:烏帽子小屋−三ツ岳−野口五郎岳−鷲羽岳−三俣山荘(泊)
3日目:三俣山荘−双六小屋−樅沢岳−槍ヶ岳山荘(泊)
4日目:槍ヶ岳山荘−飛騨沢−槍平小屋−白出沢出会−新穂高温泉
2日目:烏帽子小屋−三ツ岳−野口五郎岳−鷲羽岳−三俣山荘(泊)
3日目:三俣山荘−双六小屋−樅沢岳−槍ヶ岳山荘(泊)
4日目:槍ヶ岳山荘−飛騨沢−槍平小屋−白出沢出会−新穂高温泉
| 天候 | 1日:雨後曇り 2日:晴れ後曇り 3日:霧 4日:霧 |
|---|---|
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復:新穂高温泉−盪魁殘掌轍亜檗平郡汗)−京都 |
| 予約できる山小屋 |
|
写真
前夜、夜行で信濃大町まで来たあと、1日目はバスで葛温泉まで入り、そこから徒歩で濁沢出会いまで歩いた。ただ、リュックだけはトラックで運んで貰った記憶がある。
雨も上がった午前11時にブナ立尾根を上り始めて烏帽子小屋には午後4時半に到着。
2日目の朝はまずまずの天気で午前6時半に烏帽子小屋を出発した。
写真は烏帽子小屋からの赤牛岳と薬師岳。
雨も上がった午前11時にブナ立尾根を上り始めて烏帽子小屋には午後4時半に到着。
2日目の朝はまずまずの天気で午前6時半に烏帽子小屋を出発した。
写真は烏帽子小屋からの赤牛岳と薬師岳。
感想
昭和47年秋の表銀座に続いて今度は裏銀座を縦走しようということで5月の連休を利用して出かけた。同行者も表銀座の時と同じ人だった。
信濃大町から葛温泉に入り、そこから歩いて北アルプスの三大急登の一つであるブナ立尾根の登山口に着く。この尾根は2年前の夏に新穂高温泉から鷲羽、水晶を縦走したあと下りに使ったが、登りは初めてだった。降り続いた雨も昼前に上がったので烏帽子小屋目指して出発した。登る途中の記憶は殆どない。恐らく樹林の中の単調な登りだったのだろう。その日は烏帽子小屋に泊まる。
2日目の朝はまずまずの天気だった。2年前の時はあまり天気は良くなかったので周りの景色は初めて見るもの同然だった。立山や後立山、薬師、赤牛、水晶、鷲羽などの名だたる峰々の中でもやはり北鎌尾根から槍ヶ岳へと続く稜線が目を引く。三ツ岳や野口五郎岳を越えて鷲羽岳に着くころには天気は下り坂傾向で雲が低く降りてくる。それでも鷲羽岳山頂からは大きなカールを抱えた黒部五郎岳や、昭和11年の厳冬期に加藤文太郎が辿った北鎌尾根、明日歩く予定の西鎌尾根、さらに槍から穂高へと続く険峻な稜線を望むことが出来た。2日目は雪の中の三俣山荘に泊まる。
3日目は霧の中の歩行となった。双六小屋に着いたあと、この先どうしようかと思ったが、悪天候になる気配もなかったので予定どおり槍ヶ岳を目指して西鎌尾根を登って行った。視界の利かない中、雪のピークを何度も乗り越えてこの日は槍ヶ岳山荘に泊まる。
4日目も同じような天気だったので残念ながら槍ヶ岳の登頂は諦めて新穂高温泉に向かって飛騨沢を下って行った。
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