八ヶ岳・編笠山
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- GPS
- --:--
- 距離
- 7.5km
- 登り
- 987m
- 下り
- 982m
コースタイム
天候 | 下山時は雲が多かったものの、梅雨の中休みでいい天気でした。 |
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過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
4時の到着時は両脇がほぼ埋まっているほどでしたが、6時には車道まで延々路駐が続いている状態でした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
道中、危険箇所なし。 観音平登山口に仮設トイレ3ブースあり。 登山ポストは観音平登山口にあり。 |
その他周辺情報 | 下山後は、登山口から近い小淵沢道の駅「パスティオ小淵沢」を利用。 日帰り入浴820円。 |
写真
感想
今の職場は長い夏休みがとれず、週末を含めて3連休にするのがせいぜいである。昨年はそんな中、山形・朝日連峰に何度か出かけたが、アプローチが長いのは如何ともしがたく、今年は関東から近い山域をメインに歩きたいと思っていた。南アルプスも魅力的だが奥地まで入るには3連休では足りず、他に目を向けた結果、比較的関東から近く、1泊2日でいろいろなコースが組めそうな八ヶ岳を、今年はメインに歩くこととした。
そして、梅雨の中休みで晴れの予報が出た土曜日、まずは日帰りで歩いてみようと、山頂から主な峰々の展望が期待でき、登山口のアクセスの良い編笠山に行くこととした。
深夜零時過ぎにさいたまの自宅を出て中央道を下り、観音平の駐車場に着いたのが4時。まだスペースに余裕はあり、端のスペースを選び、しばし仮眠する。6時に起きてあたりを窺うと、週末でかなりの数の登山者が入ると見え、駐車場からはみでて路駐された車から、早朝の登山者がどんどん上がっていく。私も朝食がてら準備をし、歩き始める。
比較的ゆるい登山道にとりつき、坦々と高度を稼いでいく。しばらくは樹林帯を進むが、予報通り天気がよく、日差しも強いので、歩きながら対策する。コースタイムより若干速いペースで雲海に着く。南方向は雲が多いが、雲間から頭だけちょっと出した富士山も望めたりする。写真だけ撮って、間伐されて明るい道を更に先に進む。同じ方向に向かう登山者と抜きつ抜かれつしながら、押手川にもコースタイムを若干上回って着く。
ここからは徐々に急登が現われるようになる。睡眠不足がたたって若干ペースも落ちてくるが、そのうち森林限界が近くなり、青空が見えたり、振り返って南アルプスの展望がきいたりするようになると、つかれてはいるが気分も高揚してくる。道端の花を愛でつつ、露岩帯を抜けると、ほどなく山頂に着いた。
南方向はやはり雲が多いが、距離の近い八ヶ岳主峰は青空の下、バッチリ見える。八ヶ岳を向いて座り心地のよさそうな岩を選んで腰を下ろし、まずはコーヒーを淹れてしばしくつろぐ。この山系は初めてなので、地図と照合して山座同定をする。今年これから行こうとしている赤岳や横岳もよく見え、ワクワクしてくる。見回すと、茅野や諏訪の方向も展望がきいている。時間が早いがラーメンを茹でてランチとし、ゆっくり休む。
十分満足したところで下山開始し、岩石帯をトントンと下りて、まずは青年小屋に向かう。この小屋も好ましい雰囲気が感じられた他、テントサイトも広く、野営もいいなと感じた。ここからは巻き道を下り、押手川で上ってきた道と合流する。この頃になると、おそらくテントが入っているのであろう、大きなザックを背負ったパーティーと何度もすれ違うようになる。青年小屋泊とすれば遅いスタートでも十分余裕があり、天気によっては使えるパターンだなと思う。
13時に観音平に戻り、近くの道の駅・パスティオ小淵沢で温泉に入り、汗を流す。登山口からここまで10分程度・ここから高速のICも5分程度と、ロケーションはあり得ないほど便利である。その分、人も多いだろうから、これからは日程もよく選んで来ようと思いつつ、帰途についた。
初の八ヶ岳方面、天気に恵まれて主峰を存分に拝め、今後に向けて様子も色々わかり、十分に満足のいく山行であった。
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