鳥甲山 奥志賀林道から

2024年03月30日(土) [日帰り]

• GPS: 08:33
• 距離: 25.2km
• 登り: 1,290m
• 下り: 1,291m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:17
• 休憩: 0:17
• 合計: 8:34

4:22 スタート地点
8:45 9:02 鳥甲山
12:56 ゴール地点

天候

晴れ雲海のちガス　頂上微風
https://tenki.jp/past/2024/03/30/chart/
https://nadare.jp/avalanche_informations/2356

アクセス

利用交通機関：

自家用車

奥志賀林道（奥志賀公園栄線）起点
「奥志賀寮前」バス停すぐ先に除雪広場あり、数台駐車可（路線バスはそこではなく奥志賀高原ホテルで転回）。早朝はスタッドレス必須

コース状況／危険箇所等

雪の状態が成否の鍵。奥志賀高原からは行きも帰りも林道はカチカチだと楽。特に行きは登頂〜滑走の時間帯に大きく関わる
林道法面の雪崩が落ちきれば、他に危険箇所はない。尾根はやや複雑だが安全。奥深い山で帰りが行きと同じか、それ以上に時間かかるかも
地形的に尾根からサラサラ沢に落とすのが理想。ただ往復でも十分楽しめた

その他周辺情報

今回の尾根の取付点まで、秋山郷からはもう既に除雪が進んでいる
なので最短のルートは、林道の路面凍結がとける時間を見計らって秋山郷〜取付点チャリかも（恐らく年によるはず。それと除雪が屋敷起点かどうかは未確認）

写真

3/30 4:26

いきなり下りから始まる奥志賀林道

3/30 4:45

スノーモービルの轍、助かる。ずっと滑走モードで快走

3/30 5:04

ノンストップ。木島平村に入ったところで夜明け

3/30 5:19

狙い通り、前日の雨でカチカチなのでボブスレー

3/30 5:33

秋山郷入った！スタートから1時間ちょっと

3/30 5:37

帰りはこの距離＋α登り…いや、見なかったってことでww

3/30 5:43

2m程は積雪あって、尾根の滑走なら問題ない

3/30 5:51

なんと。サラサラ沢の手前まで秋山郷側から除雪されてた

3/30 5:59

サラサラ沢は床も側壁も穴だらけ。入るのは危険と判断

3/30 6:05

サラサラ沢を渡った先の尾根に取り付いた

3/30 6:16

最初はカラマツ林を登る

3/30 6:28

1384.8m三角点手前には雪壁

3/30 6:30

雪切れは唯一ここだけ。雪壁を乗り越えてすぐの所

3/30 6:52

1500m付近は白樺林が広がる

3/30 6:58

1550mの等高線が混み合う所。一段登る

3/30 7:11

1600mで日が当たってきた

3/30 7:12

しばらくこんな感じ。緩斜面の尾根

3/30 7:20

まるで公園みたい。でも幹の太い天然ブナが多い

3/30 7:26

1670m付近が風で波打ち。滑走はトラバースで巻いた

3/30 7:29

樹間から山が覗く。多分烏帽子岳

3/30 7:43

良さげなザラメだ

3/30 8:10

1750m位から明るい針葉樹の尾根に

3/30 8:13

振り返って。思わず滑走が楽しみになる景色

3/30 8:28

雲海だった。手前は白��尾根

3/30 8:28

えっ。この岩峰に夏道があり、今登ってる尾根は積雪期限定

3/30 8:29

快適な登りで高度を上げていく

3/30 8:35

ビクトリーロード。超マイナーな素晴らしい尾根

3/30 8:35

オブジェのように並ぶ、立枯れの木々に導かれて

3/30 8:44

初。鳥甲山登頂！200名山

3/30 8:44

鳥甲山頂上より。裏岩菅山だと思う

3/30 8:44

その隣に焼額山ゲレンデ

3/30 8:46

イェイ

3/30 8:49

雪も展望も本当申し分ないのに人気度0%

3/30 8:51

雲海が広がる。秋山郷はおろか苗場山まで雲の中だった

3/30 8:55

気になる山…手前は夏道の白��尾根

3/30 8:55

カミソリ岩がとても気になる。初夏か秋にまた行かないと

3/30 9:04

ほんの薄っすら妙高・火打

3/30 9:07

今回のハイライトを凝縮した一枚。立枯れ、広尾根と山並み

3/30 9:08

ナイスザラメきた！ちょうど9時タイミング◎

3/30 9:08

岩菅山が真正面のロケーション

3/30 9:09

鳥甲山を振り返って

3/30 9:13

まだまだ続く。絵になる風景と絶妙シャウダーの連続

3/30 9:20

あのコルまで自由なライン。スキーヤーズレフトへ

3/30 9:20

裏岩菅山〜烏帽子岳かな。重厚な山で軍艦みたい

3/30 9:26

コルから反対斜面に乗り換えてトラバース滑走

3/30 9:51

50mほどシールで登り返し尾根に復帰。波打ち区間をパスした

3/30 9:57

ブナ疎林をビューンと

3/30 10:19

カラマツ林も快適

3/30 10:21

着地！朝凍結しツルツルだった林道もとけて安心

3/30 10:26

唯一気がかりだった法面雪崩も落ちきっている

3/30 10:55

ロケットダッシュ、スタート

3/30 10:55

心折れる看板しかないのか、ここは（笑

3/30 11:00

雑魚川本流に滝があった

3/30 11:27

特大バウムクーヘンが転がる

3/30 11:36

残り半分！ガチで半分…涙

3/30 11:45

雑魚川のせせらぎ

3/30 12:19

残り2km。太陽オーブン焼き

3/30 12:59

起点ついたーー！心折れたww

3/30 13:00

遠かった。林道長かった

撮影機器：

サイバーショット DSC-RX100M6 SONY

感想

taksizm

三俣〜タカマタギで準備山行して、今回が本番。
閑古鳥にしては余にも素晴らしい原生林、奥深さ、大展望そして滑走に適した斜面に恵まれた峰。
鳥甲山、秘境感たっぷりだった。
雪解けたら白��尾根も行ってみたい。

コメント

hareharawai

taksizmさん、おはようございます。
心折れる林道を往復しての鳥甲山どうもお疲れ様でした。
素晴らしい頂上からの景色に疲れも吹き飛んだことと思います。
hareより

taksizm

hareさんこんばんは！鳥甲行ってきました。
景色とサイコーの滑走で一度は疲れ吹き飛びましたが、その後のお仕置きは腐り雪ですら倍返しでした。最後は飲料水にプラスRed Bull欲しかったです。笑
三角点〜1450だけ藪っぽいんですが、ほかは樹間も広くて本当に穴場ですね。サラサラ沢も埋まっていれば滑走ルートのバリエーションかなり広いと思います。

ハルボー

taksizmさん、えー、どこから登ったのー⁉️って思って地図をマジマジと拡大して眺めてしまいました。何と奥志賀からだったとは😅よく知ってるだけあって、気が遠くなりました　笑。
でも夏道からは想像つかない良い尾根ですね〜。さすがです✨この辺りは志賀〜野沢のクラシックルートもあったりと、山スキーには向いてる山域なんだと思いますね☺️真似して見たいけど、あの距離登って帰って来るの嫌だなー😅　代わりにレコで満足させていただきました。お疲れ様でした！

taksizm

ハルボーさん、コメントありがとうござます。長いですよね。スノーモービルの轍は野沢の方面からやって来てて、もしもハルボーさんの人脈で通行許可とモービル貸してもらえたらココ最高だわ〜！と夏バテならぬ春バテで儚い妄想してました。笑
多分ですが鳥甲山に続く遠見山とかも山スキーに向いてそうで、リゾート開発の波に飲まれずに残ったサンクチュアリーですね。