獅子ヶ鼻山。山岳展望はとっても雄大
![情報量の目安: S](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
- GPS
- 06:53
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 766m
- 下り
- 766m
コースタイム
- 山行
- 6:26
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 6:53
天候 | 晴れ。 平地では夏のような暑さだったらしいが、山ではとても快適。ただここ数年、直射日光が痛く感じるのは気のせいだろうか。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
ザック(Z)
シューズ(S/冬)
登山タイツ(O/冬)
ズボン(M/G冬)
長袖シャツ(青)
長袖インナー(薄手)
半袖シャツ(U)
フリース
夏ジャケット
冬帽子(N)
手袋
ピッケル
ワカンストック
10本爪アイゼン
|
---|
感想
玉原高原の鹿俣山までは、以前青葉の輝く頃に登ったことがあったが、今回、ルートも違えば季節も違い、雪のある風景は初めて登ったような新鮮さがあった。その先、獅子ヶ鼻山までは文字通り初めて歩いた道で、その展望の良さにはずいぶんと驚かされた。
きのうきょうと、しばらく続いた冬のような寒さが退き三月というのに突如夏が来たかのように気温はぐんぐんと上がり、とても暑い日となり、そのおかげで山はとても快適だった。同様にこの二日間黄砂飛来の予報も出ていたものの、本日の登山では影響は最小限だったようで、雪は本来の白さをそのまま維持しており、また、遠望も遥かな浅間山も視界で捉えられ得るそんな範囲のものだった。
ずっと登りたいと思ってなかなか好機に巡り合えずにいたが、今回やっと機はやってきた、それもほぼ文句なしの状態で。朝方、武尊方面の山々は分厚い灰色の雲に巻かれていたが、ときおり覗いた青空がきっと好天の兆しだろうと、勝手に決め込んで登ったがそれが功を奏した。鹿俣山からはまだまだ雪の多い登山道だったものの踏み跡多数で、とてもありがたく登らせていただいた。そこからの雪の登山道は、武尊の急峻を間近に見、上越国境の山々を遥かに見はるかす抜群の山岳展望が続くすばらしい尾根道で、進むたびに変化する新たな風景に魅了された。眺める、味わうという行為の良質を十分に引き出すには、やはり行為者の状況に圧倒的な余裕のあることが望ましいと。そう、本日はまさにそれに合致する日だっただろう。空気は澄み、風も穏やか、日差しは柔らかくと好条件が揃った。こんなにもすばらしい風景が待っているというなら、また行きたいと思うのも自然なことだろう。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人