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Yamareco

記録ID: 661702
全員に公開
ハイキング
大台ケ原・大杉谷・高見山

梅雨の合間の大杉谷 光滝まで

2015年06月13日(土) ~ 2015年06月14日(日)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
14.9km
登り
1,454m
下り
1,454m

コースタイム

1日目
山行
3:45
休憩
1:00
合計
4:45
11:10
65
宮川第三発電所
12:15
12:50
40
京良谷出合(昼食)
13:30
13:40
70
千尋滝前休憩所
14:50
15:05
50
ニコニコ滝前休憩所
15:55
桃ノ木山の家
2日目
山行
7:20
休憩
1:35
合計
8:55
6:55
30
桃ノ木山の家
7:25
7:40
70
七ツ釜滝休憩所
8:50
8:55
110
光滝
10:45
12:00
230
桃ノ木山の家
15:50
宮川第三発電所
天候 1日目:くもり、2日目:くもり時々小雨
過去天気図(気象庁) 2015年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
大杉谷渓谷登山口BSに数台、宮川第三発電所前に数台の駐車地あり。
コース状況/
危険箇所等
谷間のため、湿気が多く、コース上の岩もほとんどが湿った状態で大変滑りやすい。
全体的に滑りやすい岩の上を歩く感じで緊張する場面の連続。
しっかり鎖を持って進みました。
標高は上がりませんが、アップダウンの連続。
※ログが取れてなかったので、手書きです。
その他周辺情報 桃の木山の家
http://www.momonokigoya.jp/
宮川第三発電所から北東に車で30分ほどのところにあるカラスキ谷公園の駐車場。更衣室付きのトイレがある。
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宮川第三発電所から北東に車で30分ほどのところにあるカラスキ谷公園の駐車場。更衣室付きのトイレがある。
宮川第三発電所手前の駐車地。ここにもトイレがある。
宮川第三発電所手前の駐車地。ここにもトイレがある。
発電所横を通過し、登山口へ。
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発電所横を通過し、登山口へ。
ここが登山口。
いきなりこんな道。
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いきなりこんな道。
そしていきなり『大日グラ』
鎖を持って慎重に歩き出す。
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そしていきなり『大日グラ』
鎖を持って慎重に歩き出す。
振返って大日グラの下の岩盤。
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振返って大日グラの下の岩盤。
一つ目の吊橋『大日グラ吊橋』
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一つ目の吊橋『大日グラ吊橋』
二つ目の吊橋『地獄谷吊橋』
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二つ目の吊橋『地獄谷吊橋』
アップダウンの連続です。
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アップダウンの連続です。
川面はブルーです!
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川面はブルーです!
京良谷で昼休憩にします。
京良谷で昼休憩にします。
くるんと巻いた藤?の木。
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くるんと巻いた藤?の木。
少しだけ緊張せずに歩ける場所。
少しだけ緊張せずに歩ける場所。
京良谷出合。水温17度。
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京良谷出合。水温17度。
京良谷。この河原でお昼休憩。
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京良谷。この河原でお昼休憩。
ロングな吊橋
『日浦杉吊橋』
土砂崩れでガレているとろこも何箇所かありました。
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土砂崩れでガレているとろこも何箇所かありました。
しっかり鎖を持って慎重に下ります。
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しっかり鎖を持って慎重に下ります。
変わった殻のカタツムリ。
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変わった殻のカタツムリ。
千尋滝。展望所に東屋があり、一息つける。
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千尋滝。展望所に東屋があり、一息つける。
奥に見えるのがニコニコ滝。
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奥に見えるのがニコニコ滝。
美しい渓谷。シシ淵です。
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美しい渓谷。シシ淵です。
通行止め時代の名残でしょうか。こんな扉がいくつかあります。
2015年06月13日 14:50撮影 by  FinePix XP150, FUJIFILM
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6/13 14:50
通行止め時代の名残でしょうか。こんな扉がいくつかあります。
ニコニコ滝。大きすぎて写真に納まりません!
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ニコニコ滝。大きすぎて写真に納まりません!
ニコニコ滝前休憩所。
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ニコニコ滝前休憩所。
『平等グラ吊橋』右の岩盤が平等グラ
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『平等グラ吊橋』右の岩盤が平等グラ
『加茂助谷吊橋』
『加茂助谷吊橋』
ここまで来れば、小屋まであと一息。
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ここまで来れば、小屋まであと一息。
『桃ノ木吊橋』を渡り桃の木山の家へ。
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『桃ノ木吊橋』を渡り桃の木山の家へ。
本日のお宿に到着。
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本日のお宿に到着。
とても清潔で、フカフカのお布団。
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とても清潔で、フカフカのお布団。
お風呂上り、cocoperiさんの足にヒルが! ヒル除去より先に写真を撮ってるpapi-leo。
2015年06月13日 16:50撮影 by  FinePix XP150, FUJIFILM
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6/13 16:50
お風呂上り、cocoperiさんの足にヒルが! ヒル除去より先に写真を撮ってるpapi-leo。
5時過ぎて、やっと灯りが。
2015年06月13日 17:06撮影 by  FinePix XP150, FUJIFILM
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6/13 17:06
5時過ぎて、やっと灯りが。
連なった屋根が雰囲気たっぷり。
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連なった屋根が雰囲気たっぷり。
晩御飯です。たまらずロング缶お買い上げのpapi-leoです。
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晩御飯です。たまらずロング缶お買い上げのpapi-leoです。
朝ごはん
2015年06月14日 06:00撮影 by  FinePix XP150, FUJIFILM
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6/14 6:00
朝ごはん
宿泊者は私たちを含めて4組ほど。少人数グループあり、単独あり。
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宿泊者は私たちを含めて4組ほど。少人数グループあり、単独あり。
食堂。
2015年06月14日 06:41撮影 by  FinePix XP150, FUJIFILM
6/14 6:41
食堂。
ここで支払いとかします。
2015年06月14日 06:41撮影 by  FinePix XP150, FUJIFILM
6/14 6:41
ここで支払いとかします。
親の仇のように昼下がりのジョニーをふってます。
2015年06月14日 06:51撮影 by  FinePix XP150, FUJIFILM
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6/14 6:51
親の仇のように昼下がりのジョニーをふってます。
飲み物とカッパを二名の男性に歩荷していただいて、小屋の玄関先に荷物を置かせてもらって光滝まで出発。
朝陽が谷間に差し込みます。
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飲み物とカッパを二名の男性に歩荷していただいて、小屋の玄関先に荷物を置かせてもらって光滝まで出発。
朝陽が谷間に差し込みます。
気持ち良い朝。
七ツ釜滝に到着。ここも休憩所あり。
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七ツ釜滝に到着。ここも休憩所あり。
今年初めてのコアジサイ。
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今年初めてのコアジサイ。
『七ツ釜滝吊橋』
『七ツ釜滝吊橋』
大崩壊地が見えて来ました。
大崩壊地が見えて来ました。
規模がデカ過ぎます!
規模がデカ過ぎます!
河原のサワグルミ
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河原のサワグルミ
光滝。ここで折り返します。
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光滝。ここで折り返します。
2015年06月14日 08:53撮影 by  FinePix XP150, FUJIFILM
6/14 8:53
小雨が降り、一層瑞々しい苔たち。
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小雨が降り、一層瑞々しい苔たち。
これは「コウガイヒル」で、血を吸わないそうです。
2015年06月14日 09:01撮影 by  FinePix XP150, FUJIFILM
6/14 9:01
これは「コウガイヒル」で、血を吸わないそうです。
大崩壊地の上の方から「キキーッ!」っと聞こえたので、目を凝らしてみるとおサルが3〜4匹ほど岩の上でのんびりしてました。
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大崩壊地の上の方から「キキーッ!」っと聞こえたので、目を凝らしてみるとおサルが3〜4匹ほど岩の上でのんびりしてました。
自然の計り知れない力を感じずにはいられませんでした。
自然の計り知れない力を感じずにはいられませんでした。
2015年06月14日 09:36撮影 by  FinePix XP150, FUJIFILM
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6/14 9:36
七ツ釜滝の休憩所を見下ろす。
七ツ釜滝の休憩所を見下ろす。
小屋まで戻ってきました。
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小屋まで戻ってきました。
小さな桃ができてます。小屋のシンボルツリーかな。
2015年06月14日 10:45撮影 by  FinePix XP150, FUJIFILM
6/14 10:45
小さな桃ができてます。小屋のシンボルツリーかな。
お弁当のチマキ弁当を食堂で食べさせていただきました。
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お弁当のチマキ弁当を食堂で食べさせていただきました。
ギンリョウソウ。イキイキとしてます。
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ギンリョウソウ。イキイキとしてます。
さて、気を引き締めて帰りますよ!
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さて、気を引き締めて帰りますよ!
炭焼き小屋の跡かな?
炭焼き小屋の跡かな?
モクモクと歩きます。
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モクモクと歩きます。
あと一息。
ゴール! 感動の二日間をありがとうございました!
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ゴール! 感動の二日間をありがとうございました!

感想

今年4月から入会した山の会。大杉谷の山行予定が上がって飛びついてしまいました! 家族にお願いしてOKをもらい、行って来ました!
同じ山の会のpapi-leoさんと集合場所まで同乗していただき、現地入り。
ヤマレコ内でも何度も見た風景が自分の目の前に広がる度に、そのスケールの大きさに感動! やっぱり四角い画面を眺めてるのとは全然違いました!
宮川沿いに進む登山道は滑りやすい岩の小さなアップダウンの繰り返しで、鎖を握る手にも自然と力が入り、緊張感も高まります。
張り詰めた緊張感と集中力が途切れそうになるころ、ちょうど良い具合に吊橋や滝の展望のある休憩所が現れて、一息つくことが出来ました。
桃の木山の家はとても清潔で谷間なのにジメジメとした湿気も無く、熱々のお風呂で汗を流し、フカフカのお布団でぐっすり眠ることができました。

2日目は桃の木小屋の軒下に荷物を置かせていただいて、光滝まで向かいます。
小雨が降っていたせいか、1日目よりさらに滑りやすい足下に注意しながら『七ツ釜ノ滝』と『光滝』を見学。
桃の木小屋に戻り、お昼ご飯のお弁当を食べて、来た道を戻りました。
幸い雨脚も強まることも無く、12名無事に登山口に到着!
憧れていた大杉谷は、山の会入会後始めて参加する山行となり、印象に残る二日間になりました。
papi-leoさん、山の会の皆様 ありがとうございました♪

ほんの2ヵ月足らず前に「いつか行ってみたいなぁ」と思っていた大杉谷。所属するR会の山行として企画が上がり、参加させていただくことになりました。
会員の皆さんもあちこちから来られているので、なるべくたくさんの会員が参加できるようにとご配慮していただき、今回は車を宮川第3発電所にデポして、桃の木小屋泊、2日目に光滝まで行って折り返してくるという行程です。今回は行けなかった堂倉滝は、いつかまた日帰りで日出ヶ岳からピストンしましょう〜ってことで。

長距離の運転が苦手で参加をためらっていたところ、最近入会されたcocoperiさんが乗せてくださるとのこと。えー、甘えちゃっていいんですかー、ではよろしくお願いしますと、ちゃっかり者のpapi-leoです。

危険箇所には鎖が設置され、整備された登山道ですが、しっかり鎖を持って慎重に歩かないといつ滑落があってもおかしくないような道が続きます。目の前に次から次へと現れる素晴らしい景色も見たいし、足元は気をつけなあかんし。もう忙しいったらありゃしない。
水の色はどこまでも碧く、景色は言葉や写真では表現しきれないほどダイナミック、まさに秘境。ニコニコ滝が奥に見えるシシ淵では、自分が吸い込まれそうな錯覚さえします。名前のついている滝はもちろん、名前がついていなくても趣のある滝もいくつもありました。

二日目は朝から霧雨が降っていました。それも本降りにはならず、降ったりやんだり。濡れた岩が怖いけれど、男性おふたりに水と雨具を持ってもらい、空身で光滝まで行きます。途中の大崩落地では、自然の恐ろしさやスケールの大きさを感じずにはいられませんでした。桃の木小屋に戻ってお昼を食べたあとは、昨日歩いた道を引き返します。朝方から降った小雨のせいでしょうか、どの滝も昨日よりも水量が多く迫力が増し、緑が雨に濡れてくっきりと引き立ってます。この景色をしっかり瞼に焼き付けねば。

車をとめていた宮川第3発電所まで戻ってきても、まだこの2日間が夢のように感じられました。帰りもまたcocoperi号で、私は気楽におしゃべり三昧(^^; 平日山行が中心のcocoperiさんとはなかなかご一緒できる機会がありませんが、ぜひまた一緒に歩きたいですね。

リーダーのMさん、会の皆さま、何から何までありがとうございました。

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コメント

お疲れさまです。
大杉谷はアクセスが一番難しいですね。
ほとんど交通手段ないし。
日出ヶ岳までの縦走もやりにくいですね

桃の木の家、綺麗し広いし落ち着くし
何せお風呂あるなんて、最高やね。
2015/6/18 6:56
Re: お疲れさまです。
マンガンさんこんばんは♪
アクセスが良くないのはごもっともですが、でも大阪から3〜4時間の所にこんな秘境があるってことに驚きです!

桃の木小屋のお風呂、あっつ〜いお湯に浸かったら「あぁぁぁ〜!」とオッサンになってしまいましたf(^^;)
2015/6/18 22:13
感動(*^_^*)
憧れの大杉谷ですね。去年の感動がよみがえりましたよ。(*^_^*)
桃ノ木小屋での宿泊も羨ましい限りです。岩場は滑りやすいのでたいへんだけど、感動もひとしおですよね。
次は大台ヶ原からですね わたしもピストンで考えていますが、いつのことになるやら。(≧∇≦)
2015/6/18 18:11
Re: 感動(*^_^*)
ウダサンこんばんは♪
行ってきましたよ〜\(^o^)/
「ここを息子君と日帰りで歩いたなんて凄いな〜!」って道中何度もウダサン親子の事を思い出しましたよ!
滑って転けたってどこやろ?どこもメチャ怖いや〜ん!と腰引けました(^^;)))

次は公共交通機関使って発電所から入って桃ノ木小屋に泊まって、大台ヶ原からバスで帰路かな〜。
2015/6/18 22:16
大杉谷・桃の木山の家泊まり、良かったですね。
cocoperiさん、papi-leoさん、おはようございます
梅雨時の大杉谷へ行かれるとは凄いですね。
そこは、山ヒルがいるんですね。
ヒルは濡れていると活発になるようですね。
大杉谷のマリンブルー、濃い緑に豪快な滝など素晴らしい光景を堪能されましたね。
同じ山の会に所属されたのもすばらしいですね。
2015/6/20 9:19
Re: 大杉谷・桃の木山の家泊まり、良かったですね。
annyonさん、おはようございます。
行き帰りのcocoperi号で、annyonさんのことも話題になってましたよ。
くしゃみ、連発されてませんでした?(笑)
大杉谷は、息が止まりそうな素晴らしい景色が次から次へと現れ、
そのうえ足を滑らせないように慎重に進まないといけないし、
石の上でヒルがウェルカムダンスしてるし、大忙しでした。
cocoperiさんのことは「あの、チビちゃん連れで山に行ってはるすごいママさん」と
レコを記憶しておりました。同じ山の会にたどり着いたのも何かのご縁ですね。
大事にしたいご縁です
2015/6/20 10:06
Re: 大杉谷・桃の木山の家泊まり、良かったですね。
アンニョンさんこんにちは!
一日目の曇りより、二日目の小雨の方がヒルもたくさんいました!
小さいのに一ヶ所やられました!
小屋に入るときは、服やザックを外でよくバサバサして目視でくっついてないか?を確認しなくてはいけないですね!
梅雨時だから水量が多くて、普段より滝が豪快だと小屋のスタッフが話てました!
良いものを見れました!
山の会、都合の合う山行にどんどん参加して色々勉強させてもらおうと思っています。papiーleoさんも他のメンバーさんも楽しい方がばかりです。
2015/6/20 17:12
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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