粟ヶ岳
- GPS
- 03:59
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 1,154m
- 下り
- 1,155m
コースタイム
天候 | 快晴、14℃くらい |
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過去天気図(気象庁) | 2024年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
5合目までは完全に雪なし。6合目くらいからチェンスパ装着。そのまま山頂まで。ピン長が最適なシーズンになりました。 |
その他周辺情報 | いい湯らてい(日帰り温泉) |
写真
装備
個人装備 |
GPS
アイゼン
ツェルト
エマージェンシーシート
エイドキッド
防寒着
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感想
今シーズン初めての粟ヶ岳。
いつか山滑走をしてみたくて機会を窺っていたが今日が穏やかな天候でチャンス到来と考えた。トレランシューズで登ってスキーで軽快に滑走して下山というイメージで行きたい。
気温が高いので登りは短パンで行こうかと考えたが、着替えるのが面倒なのでTNFのミストウェイパンツをチョイス。極力荷物を減らしたつもりでも走るとザックが揺れてずっしりと重さがのしかかる。ペースを上げて登るもトレランと違い重量があるザックは体力の消耗が激しい。
5合目の粟薬師から稜線に出るまでは雪原だったが、チェンスパを出すのが面倒でそのまま登る。雪に足を取られてさらに体力を消耗。
その先は稜線なので雪が切れている個所もあったが、雪もつながったところでチェンスパを装着。シールも持ってきたので板を履こうかと思ったが、思っていたよりもズボらないのでそのまま行くことにした。スタートが遅かったこともあり、先行者のトレースのお陰でだいぶ楽ができた。
気付けば一面の雪原に青空が広がる。そして見えてきたのは山頂だ。やはり粟ヶ岳は良い。とても良い気分になり来て良かったと心から思う。
雪が少し緩んだ午の背を慎重に歩き、有沢ポールを冬道でトラバースして最後の登り。数年前は真冬のホワイトアウトの中で歩いたところだ。今考えるとよくもまあそんなリスキーな登山をしていたものだと思うが、あの頃は知らない世界に無我夢中だったのだ。今はそんな地獄の様なコンディションに突っ込もうとは思わないけど。
さあ山頂だ。ここ最近はBCばかりで登頂していなかったが、やはりこれ以上高いところがない所まで登ると達成感がある。記念撮影を済ませ、装備を滑走モードに切り替えてフューチャーライトトレイルジャケットを羽織る。いざ滑走!
雪質はザラメで気持ち良く滑ることが出来た。午の背はスピードを上げてトラバース気味に滑走したがスリルがあって楽しかった。登り返しは板を脱いでツボ足で登る。今日の板は99cmのBC SHORT。短いので尾根筋や登山道、藪でも取り回しが効いて扱いやすい。雪が切れる6合目付近まで滑走をしてトレランシューズに履き替えて下山。
トレランシューズで登って、颯爽と山スキーで下山する。思い描いた山行が実現できて良かった。
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