ポンポン山《カマガタニに咲く春の花》
- GPS
- 04:45
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 490m
- 下り
- 652m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
・出発−JR高槻駅北口バス停〜中畑回転場バス停 ・下山−善峯寺バス停〜JR向日町駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
〈道の状況〉 ・カマガタニは水量が少ないので渡渉に問題なし ・東海自然歩道、その他の道は危険な所はありません |
写真
感想
春山は「山笑う」、「春の伊吹」などと表現される。
春になると木々は芽吹き山全体が霞み、徐々に明るい様子になる。
山に生息する様々な動植物は、春になると生き生きと活動を始める。
さわやかな風、小さな木の芽や草花、そして春の喜びを歌う鳥の声が聴こえてくる。
春の里山に咲く山桜は薄墨色のように淡白で美しく、思わず笑みがこぼれる。
そんな春の里山の風景を丁寧に、ゆっくりと感じながら切り取ることができたらと思います。
今日のハイキングは高槻市に接する京都の中畑集落から出発します。
先ず「大原野森林公園・森の案内所」を目指します。
平坦な林道を里山の花々や山桜を愛でながらゆっくりと歩きます。
歩くこと50分で森の案内所に到着、小休憩をとります。
案内所周辺には大きな山桜が満開に咲き、木々は芽吹き鮮やかな新緑に変わろうとしています。
案内所から出灰川沿いを暫く進むと、白い花のオオカメノキの木が見えてきます。
最近、雨が少ないので出灰川の水量が少なく穏やか、簡単に渡渉しカマガタニに入渓します。
何度か渡渉を繰り返し、緩やかな沢の源頭を目指して登って行きます。
入渓から20分、カマガタニの春の花々が咲き誇っています。
ミヤマキケマン、ニリンソウ、イチリンソウ、スミレ、ヒトリシズカ、ヤマブキソウ、ヤマルリンソウ、ネコノメソウの花々が咲いています。
特にイチリンソウ、ニリンソウ、ヤマブキソウの群生が谷一面に咲く様は圧巻です。
カマガタニの春の花々に会えて、幸せな気分になれました。
自然は絶えず変化、気象も温暖化で厳しく変化しています。いつまでもこの景色が続きますように祈るしかありません。
花の鑑賞後、源頭部で昼食と休憩をとります。春とはいえ夏のような暖かさ、日陰の休息で汗が引き、少し心地良い気分になります。
昼食後、東尾根を目指します。この間が今日唯一の急坂です。
20分ほどの登坂ですが息が苦しく情けなく感じます。治療半ば、少しずつ身体を慣らしていけたらと思っています。
東尾根から東海自然歩道を柳谷に進みます。この道も久し振り、柳谷の山桜や枝垂れ桜、春の里山の風景がとても生き生きと感じられました。
柳谷から善峯寺までは間もなく、最終バスの時間まで余裕があります。
三鈷寺に立ち寄ります。隣の善峯寺は来ていますが、この寺は初めてです。
三鈷寺は乙訓景観十景に指定され、展望台からは京都市街や比叡山をはじめ東山三十六峰の山々が展望できます。
今日最後の春の絶景を堪能し無事、最終バスでJR向日町駅に到着しました。
ゆっくり山行、山友に支えられた今日の楽しい山行に感謝です。
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