南紀の盟主「大塔山」

2024年04月19日(金) [日帰り]

• GPS: 05:54
• 距離: 10.7km
• 登り: 1,605m
• 下り: 1,606m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:52
• 休憩: 0:56
• 合計: 5:48

距離 10.7km 登り 1,608m 下り 1,609m

7:39 安川林道大塔山登山口
8:40 8:44 安川下降点
9:26 9:29 一ノ森
10:06 10:18 大塔山
12:04 12:08 安川下降点
13:01 13:31 安川林道大塔山登山口
13:32 ゴール地点

天候

晴れ
北の風3〜5m
遠望は霞む
元々展望の無い山だけど

アクセス

利用交通機関：

自家用車

安川林道ほぼ終点の 大塔山登山口駐車場を利用した 3〜4台停まる トイレ無し
トイレは17km手前の富里温泉(休業)に有る
24hのコンビニは田辺の街へ30km離れる
林道の最後3km弱は荒れ気味
積もる落葉に隠れた落石で何度も腹を擦り
被さる木の枝が当たる 軽乗用で行けるけど大事な車なら避けた方が吉
安川林道入り口(法師山登山口)付近に停めるとコースタイムで林道歩き往復で＋2時間半

コース状況／危険箇所等

登山口から安川林道下降点→一の森→大塔山→安川林道下降点→登山口と往復した
帰りは目立つマークにつられて 一の森を左に巻く道を歩いたけど少し失敗
トラバースより素直に尾根をたどるのが楽

全体に急登が多く 道は明瞭で必要な道標は有る 分かりにくいところはマークが多い

展望はほとんど無い

山頂は植生保護(本州南限のブナ)のフェンスが左右を囲んでいる
その間をヒモでしばったネットの扉が有るので
開閉して入り 元通りにした
特に立ち入り禁止の表示は無かったので問題は無いと判断した
山頂は狭い範囲がカヤトで 植生保護を説明する看板が有った

その他周辺情報

湯の峰温泉の共同浴場を利用した
湯の華舞う透明な湯を掛け流す
微かに硫黄の香りとトロミが有る
400円

直近の富里温泉は休業中

写真

4/18 5:44

前日 田辺の街から向かった
富里温泉で雨が降るので
予報をまたら午前中は雨
雨天順延とした
県道219号は少しまし

4/19 5:16

当日 近露から向かう
県道217号はのっけから
1．5車線で対向車多い
いずれにしても
安川林道を通るけど

4/19 5:37

乙女の横顔？
半作嶺だ

4/19 5:50

下川下で橋を渡り
安川溪谷・百間山溪谷へ
近くの富里温泉の
トイレは使用できる

4/19 6:02

県道219号から林道へ
まだ序の口
通行止めのトンネルは
安川林道分岐の
少し先らしい

4/19 6:29

林道安川線に進む
ここから3kmが核心
すぐに法師山登山口有り

4/19 6:31

大塔山登山口

4/19 7:33

貴重な昆虫らしい

4/19 8:43

植林の急登の末
広葉樹の尾根に乗る
この先 緩急を繰り返す
この辺のブナも南限？

4/19 8:51

アカヤシオ？
アケボノツツジ？
同じなのか？

4/19 9:16

一の森付近は
左側が植林になる

4/19 9:22

一の森

4/19 9:44

手付かずのドングリ
秋以降 熊は出没してない

4/19 9:59

山頂付近で
左右にフェンス囲い

4/19 10:00

ネットの扉は
ヒモで固定してある
開閉して出入りする

4/19 10:02

大塔山 カヤトの山頂
南限のブナを
保護するための説明有り

4/19 10:05

南方向に太平洋が見えた

4/19 10:08

扉まで戻って
西方向に尾根続きの
法師山か半作嶺か？
展望はわずか

4/19 10:34

帰りは一の森の手前で
オレンジのマークにつられ
左のトラバース道へ

4/19 10:57

1ヶ所 もろい岩の谷を
渡るのにしびれた

4/19 11:40

尾根道に復帰して
アケボノツツジと
ヒカゲツツジで一息
トラバース道は
必ずしも近道ならず

4/19 11:49

みごとなヒカゲツツジ

4/19 12:00

登りにパスした
安川下降点ピークを踏む
よく育ったブナのアガリコ

4/19 13:11

白いスミレ

4/19 13:13

ヒメレンゲ？

4/19 13:17

登山口まで下りた

4/19 13:40

走りづらい林道で
小型のツツジと
ヒカゲツツジが
なぐさめ

4/18 6:09

キジは気が強い
紀伊半島はキジや
ヤマドリが多い

フタバラン
南紀では4月で終盤

人っぽい

たくさん居た

撮影機器：

Canon EOS RP Canon

感想

つうぶう

山また山という感じの紀伊半島、その南寄りの中央にそびえるのが大塔山。
大塔と聞けば、南北朝時代の護良親王を連想して、旧知な気になって、いつか登ろうと思っていた。
緩急を繰り返す道で登り応えの有る山だった。
ただし、展望は無い。
山頂付近は本州のブナ南限で 保護のためフェンスで囲ってある。
下藪の薄い山なのに草花は少なく、アケボノツツジとヒカゲツツジが見頃で まだつぼみもたくさん有る。
シャクナゲは花芽も出してなかったが、意外な花を見つけて なんだか奥深い山だと思った。