豊後富士「由布岳」〜御鉢巡りを含む周回ルートで歩く
- GPS
- 06:29
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 1,089m
- 下り
- 1,100m
コースタイム
- 山行
- 5:54
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 7:24
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
岩場、鎖場の通過、足場がぬれている場合は特に注意。 |
その他周辺情報 | 正面登山口にはトイレ有りだが、飲用可能な水場は無し。 温泉は湯布院にたくさん、塚原温泉、明礬温泉も車で15〜30分程度。 |
写真
装備
個人装備 |
レインウェア
ヘッドランプ(含む予備電池)
地形図&コンパス
ハンディGPS(含む予備電池)
ウォーターボトル
ライター
ナイフ
タオル
お茶などの飲料水500ml×2
未開封清潔な水500ml
行動食(1)
非常食(1)
ファーストエイド
デジカメ(含む予備電池)
携帯電話
|
---|---|
備考 | 水分は思った以上に必要〜2000ml以上 |
感想
山呑み仲間のHans-R1氏とテント泊で呑もうと山行プランを練っていたいが、こちらの出張などもありなかなか調整が付かず・・・山行予定日直前に日帰りノンアル山行に変更。Hans-R1氏が由布岳未経験と言うことで、この山域を打診〜決定となった。
当日05:00に合流。時間節約のため高速を使用して一路南下。途中、食糧とノンアルビールを装備に加えて正面登山口駐車場へ。08:00前に到着したがすでに満車・・・と思ったが、Hans-R1氏が斥候に志願、トイレ横に1台分のスペースを見つけてくれた!危うく有料駐車場に入らねばならぬトコだった〜ウンがついてる、トイレだけに_(^^;)ツ アハハ
08:10装備を調えて出発。見上げる由布岳はどっぷり雲の中。その端正な姿を見ることが出来ない。正面登山道のフェーズ1は草原を緩やかに登る。丁度よいウォームアップだ。そしてフェーズ2に移行。ここからは樹林の中を歩く。新緑が目に麗し。所々に咲くヤマツツジのオレンジが色を添える。地面はウェットであるが、蒸し蒸ししてなく、風が心地よい。長袖は暑いかなと思ったが丁度よかった。
「合野越」で小休止。ここからルートは、つづら折りで本格的な登りのフェーズ3へ。樹林の中では時折ガスが巻き幻想的な雰囲気も。この辺りですでに下山してくる人とすれ違う。何時に入山したんだろ?
徐々に高度を稼ぎやがて樹林帯を抜けフェーズ4へ移行するが、一面のガスで展望はなし。しかし天空ではやや青空も!つづら折りから「マタエ」への急登にかかる頃、上方に岩峰が姿を現すw(゜o゜)w オォー
「マタエ」と呼ばれる東西峰の鞍部で小休止。西峰に向かう登山者を見送っていると、鎖場からは女性の歓声?悲鳴?が聞こえる。渋滞が無くなったことを見て我々も出発。鎖を使わず三点支持で登る。体は重くなったが大丈夫そうだ(^_^;) 核心部のトラバースを抜けてHans-R1氏を待つ。自分よりも軽い身のこなしで難なくクリアして西峰へ。周囲は雲海、その中にぽっかり浮かんだ由布岳の双耳峰。展望は無くても、感動の光景だ!
心地よい風に早めのランチにすることに。ノンアルビールで乾杯!
そして本日のメインイベント〜御鉢巡りにかかる。
西峰から細いルート急降下していく。この辺りはミヤマキリシマの株が多いのでシーズンにはさぞ綺麗だろう。どんどん下って最低鞍部へ・・・ここからは見上げるような急登が待っている・・・(´ヘ`;)ハァ
「誰がために我はゆく〜♪」
先行したHans-R1氏を画像に納めつつ、ゴジラの背中のような岩稜帯をよじ登る。きついけどこういう岩場は嫌いじゃ無い。あえぎつつも高度を稼ぎ、東登山口への下降点を通過。東峰へ最後の急登を踏ん張るとそこに待っていたのは・・・絶景ではなく大量の虫たち(x_x) ハエ、カメムシ、カミキリムシなどなどがお出迎え。ココでランチにしたら大変だった。
あまりの蟲の多さに早々の下山を決め、登頂の証拠画像を撮って降りることにする。
先ほどの下降点までもどり、急降下のルートにはいる。雲海に向かってぐんぐん下り、鎖場では結構な高度感がある。場所によっては残置ロープがあるので使う場合は十分な注意が必要。
樹林帯に入ると傾斜も緩やかになり、歩きやすくなる。やがて木漏れ日の綺麗な「日向越」に出る。ここから東登山口や自然観察路を経て正面登山口に戻るルートが分岐している。分岐から日向岳に向かって進む。落ち葉の積もった柔らかな地面、木間を抜ける涼しい風、木漏れ日。ゆるく登って一度下り、登り返すとそこが日向岳展望所・・・って全く展望は無いのだけど(笑)
日向岳からは由布岳の山裾をトラバース。アップダウンはあるが、苔むした岩石の間を歩くのは気持ちがいい。踏み跡が不明瞭だったり、違う方向へ行っている場所もあるが、テープを見落とさないように歩けば大丈夫。
森林浴を楽しみつつ歩いていると正面登山道の草原に出る。なんとガスがきれているではないか!少し降りて振り返れば、由布岳がその姿を現そうとしている・・・もうちょっとでピークのガスが消えそうなのだが・・・振り返りつつ下ると由布岳がやっとその全貌を見せてくれた。頑張って歩いたご褒美のように(^O^)
何度登ってもいい山だ。
Hans-R1氏ご同行ありがとう! 次回は塚原コースをやろうね (o^-')b
いやぁ、楽しかった一日を思い出しますねー。
次は塚原コース、了解です!
その前に単独の夜討ちか朝駆けやっちゃいそうです(笑
ほんとに充実した1日でした。
ピークでもっとゆっくりランチが出来るとさらによかったですけど(^^ゞ
ピークから見る星空はさぞ綺麗でしょうね。
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