雁坂峠・古礼山・笠取山・白沢峠〜梅雨の晴れ間の展望
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- GPS
- 08:32
- 距離
- 28.6km
- 登り
- 2,112m
- 下り
- 2,444m
コースタイム
- 山行
- 7:20
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 8:33
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
‘擦留悄屬澆箸漾廖全膾籠 全体的に緩やか。徒渉は3箇所程度。踏み石あり。 雁坂峠〜笠取小屋 奥武蔵縦走路でありとても歩きやすい。途中の水晶山は展望なし。古礼山は展望がすばらしい(古礼山は山頂を通らない巻き道ルートあり)。 3渕莨屋〜白沢峠 ひたすら林道。ごく一部防火帯の尾根を歩くことも可能。展望なし。単調。 で鯊峠〜白沢峠登山口(国道) 荒れているが道はおおむね明瞭。路肩が柔らかく崩れやすいところ、急で滑りやすいところあり注意。林道に近くなった付近に、朽ちかけの桟道があり、木が折れそうで怖いというより、滑りそうで怖い。徒渉も数カ所あり。 ヅ仍蓋〜バス停 バスは2社。塩山バスは自由乗降区間内。山梨市バスは芹沢入口BSまで下る必要あり。歩道がない区間がほとんどなので通行注意。 |
写真
感想
■はじめに
梅雨の晴れ間を利用して、人気の山といわれている「笠取山」に行くこととしました。笠取山は未踏でしたので、今回が初めてです。
ルートは、道の駅みとみから雁坂峠、そして笠取山を経て白沢峠から国道の登山口へ。そしてバスで道の駅まで戻るというものです。
バスは、塩山駅からのバス(山梨貸切バス)と、山梨市駅からのバス(山梨市営バス)の2社がありそれぞれ、時刻表が別にあります。バス停も若干違うことがあるようなので注意が必要です。
■道の駅「みとみ」〜雁坂峠
道の駅の南端あたりから入ります。最初は林道を上り、ゆるやかに高度を上げていきます。途中、雁坂トンネルの料金所があり、そこに駐車スペースもあるようです。
さらに林道を進み、砂防施設と思われる平らなところを通過、さらに登るとようやく山道になります。峠までの途中に、徒渉は3箇所程度ありますが、なんとか踏み石があり、ぬれることはありませんでした。
稜線が近くなると、甲府盆地や富士山が見えるようになります。笹原の美しい道を上り詰めます。
■雁坂峠〜笠取小屋
奥武蔵縦走路でありとても歩きやすい道です。奥秩父らしい苔むした樹林帯の区間、笹原の展望の区間など、変化に富みます。
途中の水晶山は展望ありませんが、古礼山は展望がすばらしいです。古礼山は山頂を通らない巻き道ルートがありますが、せっかくなので巻かないことをお勧めします。その後の雁峠、分水嶺と広い笹原があり展望も良いです。
笠取山は、写真で見たとおり、一直線の厳しい急登です。しかし、雁峠分岐から山頂までのコースタイムが45分とは盛りすぎと思いますが。
■笠取小屋〜白沢峠
ここからひたすら林道です。ごく一部防火帯の尾根を歩くことも可能ですが、わずかです。途中の展望はなし。とても単調です。
ゆるやかなアップダウンなので、登りも含めて走れる区間です。しかし、今日の場合、バス待ちの時間が長くなるだけなので歩きました。
白沢峠は、有名なトラックのオブジェのある峠です。これを見ることができ、ここまで来たかいがありました。
■白沢峠〜白沢峠登山口(国道)
白沢峠から国道におります。荒れていますが道はおおむね明瞭。路肩が柔らかく崩れやすいところ、急で滑りやすいところあり注意です。
林道に近くなった付近に、朽ちかけの桟道があり、木が折れそうで怖いというより、滑りそうで怖いところがあります。また、林道に出てから徒渉も数カ所あります。
■登山口〜バス停
バスは2社で運行されており、時刻表は2つを見比べる必要があります。塩山バスは自由乗降区間内ですが、山梨市バスは芹沢入口BSが最寄りとなります。歩道がない区間がほとんどなので通行注意です。
芹沢BSを越えて、天科BS(あましな)まで来ました。ここで待とうかと思いましたが、まだ時間があるので、川浦温泉BSまで向かいました。
なお、結果論ですが、川浦温泉まで行って正解でした。塩山バスは旧道を通らず、バイパスを通ったからです。天科バス停は、旧道沿いのバス停ですので、山梨市バスは通りますが、塩山バスは通らないようでした。
※自宅に帰ってからホームページを見てみましたが、塩山バスも「天科」の地名があり、通過時刻も書いてありますがバイパスのどこかなのかもしれません。また、道の駅のバス停も、山梨市営バスは道の駅内の駐車場がバス停ですが、塩山バスは道沿いでしたので、こちらも注意が必要なようです。
■おわりに
雁坂峠から笠取山まで、樹林帯・展望と変化にとんだよいルートでした。笠取山が人気の山というのも納得できました。
■おまけ(天気予報)
さて、今回は梅雨の晴れ間でしたが、前日夕方にそれまでの雨モードの予報が、曇・晴れモードの予報に変更になりました。
これは、予報が急に変わったとか、2日前の予報が外れたという見方もありますが、前々日の気象庁解説資料で日本海の低気圧の発達に「不確実性が高い」との解説があり、”直前まで変わるかも”言っているわけで、まあ、こんなものということです。
梅雨時期の天気とつきあうのは、むずかしいものです。
sat4さん、こんにちは。
sat4さんは、いつもいいコース取りされますね。
このルートは私も考えていたところです。
道の駅に車を止めて、7時台の山梨市営バスで白沢橋までと思ったんですが、
芹沢入口まで行ってしまうんですよね。
やはり、雁坂峠に登って、雁峠→白沢峠で適当なところからバスで戻る。
それが無難みたいですね。
白沢橋からの林道終点から、しばらくの間の荒れた斜面のトラバース。
昨年秋、柳沢峠への縦走で歩いたんですが、落葉がすごくて道が消えてました。
朽ちた橋といい、嫌らしい感じですね。
yamaheroさん、こんばんは。
yamaheroさんも同じルート考えてましたか。
初めて行きましたが、展望、笹原、森、沢と変化があっていいところですね。
道の駅からの歩き出しの方が、
出発時間が早くできますし、雁峠などでもエスケープできるので、
良いような気がします。
バスの間隔が等間隔でないので、場合によっては待ちますが。
白沢峠からの道ですが、踏み跡はしっかりありました。
落ち葉で見えない、とは怖いですね。踏み外したり、滑ったりしそうです。
sat4さん、こんばんは
雁坂峠、雁峠は青空が似合いますね。
大菩薩を除くと、奥秩父でこれだけ晴天が似合うエリアはなかなかないのでは。
古札山、あまり有名ではありませんが、いい所ですよね。
人もあまりいないし、眺望も素晴らしいです。
また、このエリアから見る大菩薩、他の方角から見るのと異なり、
ピラミダルで格好いいです。
富士山とのツーショットも抜群です。
この週末のように、悪天予報で諦めていた登山ができる喜びを感じます。
7月もこの調子でいってくれるといいのですが。
hirokさん、こんばんは。
ここまで展望良いとは思わなかったので、けっこう感動しました。
大菩薩もかっこよかったし。
このエリアは和名倉山しか行ったことなかったのですが、
笠取山・雁峠あたりに皆さんが行く気持ちがわかりました。
もっとも、私は、古礼山を一押しにしたいですけど。
今週も晴れるとよいですね。
sat4-san
こんばんは。
当方のレコへの御訪問ありがとうございました。
同じく道の駅みとみ起点に雁坂峠から水晶山〜古礼山〜笠取山は過去に歩いたことがあったのですが、当時は雁峠で周回しました。
sat4さんのレコを拝見して白沢峠方向に向かうのも面白そうなルートだと感じました。
バス停は川浦温泉バス停が車回収の場合、ベストなBSでしょうかね。
歩く機会があれば参考にさせて頂こうと思います。
OhMy_Naruoさん、こんばんは。
白沢峠だとひたすら林道でしたので、雁峠までが一番良いですね。
私としては、トラックのオブジェが見れたのが良かったですけれど。
バス停は、山梨市バスは芹沢入口BS、塩山バスは自由乗降区間なのでバイパスのどこでもです。両バスは、(乗った感じ)若干ルートが違うよだったので、注意が必要ですね。
sat4さん、こんにちは。
みなさん、晴れの日曜日の山行、羨ましい!
(午後用事があったので、諦めてました)
yamaheroさんと同じコメントですが、
私も似たようなコースを考えていました。
みとみに車を止めて、倉掛山にも寄りながら
(そうすると柳沢峠からの赤線が繋がるので)
周回する計画です。
何年かのうちには歩こうと思っています。
私、奥秩父の主脈縦走路の中では破風山から
雁峠の間が一番好みです。写真を拝見していると
歩きたくなります
youtaroさん、こんばんは。
日曜日は直前の天気予報で行ってきました。
予想以上によいところでした。
倉掛から柳沢峠、鶏冠山のほうも良い感じの稜線に見えました。
私もそのうちに行く予定です。
雁坂峠から破風山のほうも良い感じのようなんで、
こちらも行ってみようと思います。
行くところが増えて大変ですが。
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