初夏の装い。伊豆ヶ岳〜子ノ権現
- GPS
- 08:05
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 973m
- 下り
- 1,078m
コースタイム
- 山行
- 7:28
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 8:05
天候 | 晴々 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
新緑と日差しと青空と全てがキラキラして見える。
ついこの間までの、茶色くて寒くて枯れていた季節は終わり、鳥たちが唄い花々は咲き乱れ、生命がまさに息吹いて様子が気持ちいい。
飯能からさらに秩父方面は西武秩父線・正丸駅へ。正丸峠から伊豆ヶ岳をピークとする山々を繋ぎ子の権現へ、再び西武秩父線の吾野駅に帰ってくる縦走ルート。
なんとなく通り過ぎてしまいそうな奥武蔵のこのエリア。多くのハイカーが行き交う風景を眺めていると、派手さのない、勝手に少し地味な印象を持っていたことに、まだまだ分かっていない自分を少し悔いるのです。
完全に侮っていました。
さて今日もジョンコナー部長と共に山歩きが始まります。
暑い。山とは言えもうこの高さでは登山口に取り付く前に汗ばんできます。早々に半袖の出立ち。もうこれ以上暑い季節が訪れても脱ぐものもありません。
樹林帯のいいところは日差しが遮られて、風が吹けば涼しくてとても気持ちがいい。カラッと乾燥したこの季節。とても居心地が良い。
でも登りで鬱蒼とした森の中は、風が止んでしまうとやはり暑い。
いくつものピークを越えて、お昼ご飯の地、高畑山山頂へ到着。少し見晴らしの良いところで腰を下ろして、やっぱり登頂成功の乾杯。
暑い季節になると、もうこれはやめられない。風が通り抜けて、半袖でいても気持ちがいい。
この時期だけの一年で一番良い気候。カラダいっぱいに気持ちの良い日差しを浴びて、お腹もいっぱい。
さて下山です。まだ距離は残っています。最後のハイライトは子ノ権現。
大きな草鞋で有名な「足腰守護の仏様」です。
兼ねてから行ってみたいと思っていながらも、ロードバイクのコースでも人気のスポットです。
自転車にしても山歩きにしても、この先の老後のためにも「足腰守護」の為にお参りを。
お茶屋さんでビールを売っているのを発見するも、ここはじっと堪えます。
緩やかな里道をぶらぶらと下っていきます。ようやく吾野駅が見えて、さてどこで労を労うか。
事前にググっていた駅近のお店を目指します。
今日の山歩きの労いの宴はEnjoy Aganoという地場の山菜をアレンジした小鉢やイタリアンが美味しく、ビールが進む。
お酒飲みのオーナーさんが営んでいるようで、お酒の肴の”ツボ”をよく心得てらっしゃる。
こうした山の中の駅でこうしたお店での細やかな出会いは、とても貴重な体験でまた来たくなってしまいます。
GW後半の少し冒険な山歩きが控えています。GW前半は少し軽めに、春の息吹を感じた山歩きでした。
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