坊谷山 ここはやっぱり、オオイワカガミの宝石箱や!
- GPS
- 03:28
- 距離
- 5.4km
- 登り
- 390m
- 下り
- 375m
コースタイム
- 山行
- 3:21
- 休憩
- 0:08
- 合計
- 3:29
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険箇所は無し。愛宕山から細越登山口間に急坂あり、虎ロープ三本あります。 登山ポストはありませんので、各自ネット等で提出して下さい。 |
その他周辺情報 | 下山後は さくり温泉健康館(500円)がお薦めです。 下山後のスイーツは 大崎 栄泉堂菓子舗 ふんわりスフレチーズ&ショコラ(110円+税)がお薦めです。(木曜日で定休日) 下山後のお土産は城内上原の「大和屋」さんの「丸メンチ」(税込一個120円)、ミニ丸メンチ(税込一個68円)がお勧めです。鶏肉から揚げ(キムチ味、生姜味)(税込グラム198円)もとても、美味しいです。丸メンチは個数を、唐揚げは自分で取ってはかりで計って値段を書く、自己申告方式。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
カメラ
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感想
【山に感謝、自分に称賛を、この景色を見る為に生まれて来た・・・】
【山に登るたびに新たな発見や新しい学びがあり、山の魅力は尽きる事がありません】(by 今上天皇、元平成皇太子殿下)
クライムジャンキー(登山中毒者)でございます。
今年2回目の坊谷山(ボタンヤマと読みます)に、本日はソロでいつもの様に❝フルコース❞をゆっくりとまったりと歩いて参りました。毎年 雪消えと共に春は一回登るだけで、イワウチワが咲き始めた頃にしか来てなかったので、葉っぱだけしか見ていなかったオオイワカガミの大群落を❝再び❞見て見たいと思い今日決行させて頂きました。※前回、オオイワカガミの大群落を見たのは・・・3年前の2,021年5月7日でした)予想通り 坊谷山山頂手前から愛宕山先の細越登山口付近まで 足元にはオオイワカガミロードがずーっと続いていました。登山道を少し離れた所にも見渡す限りオオイワカガミの群落が目に飛び込んできます。僕も 色々な山に行っていますが、これほどオオイワカガミがまとまって咲いている場所を 他に知りません・・・。まさに❝オオイワカガミパラダイス❞・・・❝オオイワカガミの宝石箱❞やッ!・・・。そして前回一番ビックリしたのが、縦20cm位×横5cm位の超巨大なオオイワカガミを発見した衝撃は今でも忘れられません・・・あの時は 腰は抜けませんでしたが・・・、実際に腰が抜けるほどの衝撃でした。当然 生れて初めてこんなに大きいオオイワカガミを見ましたし、あれ以上大きなオオイワカガミはまだ見たことがありません・・・。また今回もチゴユリも沢山咲いていて、ここは❝チゴユリパラダイス❞・・・。
連日の山行による疲れが出て、予定より約1時間遅れで自宅を出発。R291を北上して、いつも様に柳古新田登山口に向かいます。登山口駐車場に到着して、身支度をして1時間13分遅れのAM9:43にスタート。すると、登山口に杭が置いてあります。看板もあり、「お願い 階段の整備に使う、杭の運搬に力を貸して下さい。一人一本で結構ですので、大楓(イタヤカエデ)の木の下まで・・・」(by坊谷山遊歩道の会)と書いてあります。いつも、お世話になっている「坊谷山」・・・喜んでお手伝いをさせて頂きます。今日のザックは隙間だらけでしたので、6本の杭をザックに入れて運びました。先ずは、杉林の中に入り前に鐘を鳴らします。涼しい杉林の中を20分程登ると400歳のイタヤカエデに到着。6本の杭を降ろします。普段、あまり人の役に立つことが無いので、何か・・・チョット嬉しいです。まあ、現在❝365連休❞まっしぐら(❝サンデー毎日❞)なので、これからの人生・・・皆さんのお役に少しでも立てれば良いなって・・・考えております。
浦佐毘沙門堂嗽鉢の切出し跡辺りからオオイワカガミの大群落が始まります。足元には❝オオイワカガミパラダイス❞が広がります。普段あまり見かけない大きな花も沢山あります。❝開いた口が塞がらない❞とは、こういう時に使う言葉なんですね。山城見張所(くるわ)から緩斜面の気持ちの良い登山道を少し歩くと坊谷山山頂に到着。新緑の木々が育って来ていて、眺望はあまり良くありません。北には権現堂三山、守門岳etcが見えます。頭上には今シーズンお初にお目にかかるウワミズザクラが❝うまか棒❞の様に咲き乱れています。ここからは超気持ちの良い稜線歩き・・・。大日様〜五重塔〜愛宕山と進み、この先はロープを3本を使っての激下り区間を慎重に下り細越登山口〜権現様(細越)登山口〜権現様に到着。ここで小休止、近所のスーパーで購入したミニお稲荷さんを2個頂きます。※因みにお稲荷さんは個人的に最近のお気に入りで、冷めても美味しいのと甘じょっぱいのが汗をかく登山には最適だと思います。
先を急ぎます。権現様(表参道)登山口〜一般道から農道経由〜門前登山口〜五重塔へ登り上げます。途中、鐘がありますので当然ですが・・・クマ対策として鳴らします。この五重塔で最後の小休止。残りのミニお稲荷さんを2個頂きます。本日の南魚沼市の天気予報では曇りだったんですが、午前中はほぼ晴れ、気温は26度位まで上がっていて・・・暑い・・・暑い・・・。また、日焼けして、❝松崎しげる状態❞・・・。なので、日当たりの良い五重塔は直ぐ撤退・・・。大日様〜稲見神社コース分岐を左に曲がり、下ります。途中の杉林を抜けるとUFOの様な上水タンクを左横に眺めると稲見神社コース登山口に出ます。ここから舗装道路を少し下ると「坊谷山遊歩道の会」のNさんが普段いる「柳木屋山荘」に到着。いつも、「たまには 寄って行ってください」と声を掛けられますが、今日は留守だったみたいです。稲見神社の左を歩いて行くと柳古新田登山口駐車場に到着。
今日も無事に楽しい山歩きが出来ました。今日は珍しく3名の方とスライドしました。男性1名は柳古新田登山口から愛宕山までのピストンかな?女性1名は山菜採り。愛宕山先では細越から登って来られたと思われる男性1名でした。
今回も いつもの様に全ルートを歩いて見ることにしました。登山口と登山ルートは西から東に向かって「柳古新田登山口コース」「稲見神社登山口コース」「門前登山口コース」「細越登山口コース」の4ルートがあります。これを一筆書きで歩いてみました。良く整備されていて とても気持ちの良い、歩きやすい登山道です。
低山ながら眺望も抜群で、樽山〜当間山〜苗場山〜飯士山〜坂戸山〜六万騎山〜長森山〜八海山〜越後駒ヶ岳〜笠倉山〜黒禿の頭〜大力山〜鳴倉山〜権現堂三山etcが良く見えますし・・・以前は坊谷山山頂から現美新幹線が見られたとか・・・?
花はスプリングエフェメラルのイワウチワやイワナシやカタクリや雪割草(オオミスミソウ)は終わりましたが、オオタチツボスミレ、ナガハシスミレ、ニョイスミレ、スミレサイシン、ヒメアオキの青い実と雄花と雌花、シュンラン、オオイワカガミ、タムシバ、ヤブコウジの赤い実、ツルアリドオシの赤い実、ニシキゴロモ、ユキツバキ、エチゴキジムシロ、サルトリイバラ、シャガ、チゴユリ、カキドオシ、ウワミズザクラ、アズキナシ、ヤマツツジのつぼみetcが咲き始めていました。
今回の蝶はモンシロチョウ、ルリシジミ、ヒオドシチョウetc。野鳥は今回詳しいI姐さんがいなかったので全く分かりませんでしたが、ウグイスetcが鳴いていました。カナヘビも出て来ました。
そして、ここはスノーカントリートレイル(SCT)のルートになっています。因みにスノーカントリートレイルとは
◆◆◆◆◆【スノーカントリートレイル(以下SCT)は、雪国観光圏3県7市町村をつなぐ全長約307kmのロングトレイルです。. 古い街道や峠道などの古道、山岳の縦走路など変化に富んだコースになっています。. またSCTは、郷から郷へ、温泉地を巡るようにルートが設定されていますので、温泉で身体を休めてからまた次の温泉地まで、という“歩く旅”も楽しめます。. さらにコース周辺には、社寺仏閣や棚田、果ては現代アートまで見所もたくさん!. 全周踏破を目指す“スルーハイク”や“セクションハイク”はロングトレイルの醍醐味ですが、しかし温泉や歴史、グルメなどテーマに合わせてエリアをチョイスして歩くというのも、このSCTの楽しみ方のひとつです。
上信越国境に位置する雪国観光圏は、世界的にも珍しい“人が住む豪雪地帯”です。この厳しい自然環境の中でも郷と郷、人と人がつながりながら永々と暮らしが営まれてきました。こうした雪国ならではの自然と文化を守り次代へと引き継いでいくことが私たちの使命です。とはいえ、自然や文化を守ることはイコール人を遠ざけること、ではありません。むしろ人が自然に気軽に入り親しむことを通じて自然環境を守る意識が芽生え、自然環境の保全につながると考えています。
圏域内に点在する山岳路や歴史ある古道をつなぐロングトレイル“スノーカントリートレイル”は、郷と郷をつなぎながら20カ所もの温泉地を巡ることができ、幅広いレベルの人が気軽に自然に入る機会を提供します。そしてトレイルを基点に人々の知恵をつなぐ場を設けたり、地域住民やボランティアがコース運営や環境保全に参加する機会をつくることで、来訪者と地元住民の主体的な参画も促していきます。このスノーカントリートレイルをつくることは、単に道をつなぐだけではなく、人と文化と自然をつなぐ交流の場をつくること、だと私たちは考えています。
私たちはスノーカントリートレイルによって、交流人口の増加による地域経済の底上げと、それを支える交流の場を継続的していくための体制づくりの両面から、100年後も雪国であるための持続可能な地域づくりを目指していきます。
コースの維持管理
雪国観光圏構成7市町村
新潟県 湯沢町・南魚沼市・魚沼市・十日町市・津南町
長野県 栄村
群馬県 みなかみ町
プロモーション
(一社)雪国観光圏 スノーカントリートレイル実行委員会】◆◆◆◆◆
ではまた・・・そして、世界が平和になります様に・・・。
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