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Yamareco

記録ID: 672063
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
北アメリカ

ダイアモンドピーク

2015年07月03日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:15
距離
20.1km
登り
1,032m
下り
1,013m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
0:465
休憩
0:30
合計
0:00
14:55
275
サミットレイクキャンプ場
19:30
20:00
190
ダイアモンドピーク山頂
23:10
サミットレイクキャンプ場
06:55 サミットレイクキャンプ場
08:15 マリーレイク分岐
08:30 マリーレイク
11:00 偽ピーク
11:30 山頂着
12:00 山頂発
14:05 マリーレイク分岐
15:10 サミットレイクキャンプ場
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2015年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
オレゴン州ポートランドからI-5を南に進み、オレゴン大学がある学園都市ユージーンまでまで110マイル、約2時間。ユージーンから高速58号、通称ウィラメットハイウエイを東に進み、クレセントレイクまで70マイル、約1時間15分。クレセントレイクから林道NF-60、NF-398経由でサミットレイクまで15マイル、約1時間。登山口はサミットレイクキャンプ場のすぐ近くです。林道NF-398はダートでかなりの悪路。
コース状況/
危険箇所等
登山口のあるサミットレイクの標高は1694m、ダイアモンドピークの標高は2667mで、標高差は973mあります。

【サミットレイク登山口 〜 マリーレイク分岐】
メキシコ国境からカナダ国境まで続くパシフィッククレストトレイルを進みます。トレイルは明瞭で、よく整備されています。

【マリーレイク分岐 〜 マリーレイク】
分岐を示す指道標があります。ロックパイルトレイルという名前のトレイルを進みます。こちらもトレイルは明瞭で、よく整備されています。

【マリーレイク 〜 偽ピーク】
トレイルは全くありませんので、適当に北へ向かって登っていくことになります。森林地帯や、溶岩がごろごろした斜面、砂礫の斜面を登っていきます。登りは歩き易いルートを選んでひたすら登っていけば良いですが、下りは方向を誤るととんでもない方向に下ってしまいますので注意が必要です。

【偽ピーク 〜 ダイアモンドピーク】
稜線を歩きます。東側、西側は急斜面ですが、稜線は広いので恐怖感は感じませんでした。この稜線にはトレースがあります。
登山口近くのサミットレイクに前日移動。今夜は湖岸のキャンプ場にて前泊。
2015年07月02日 19:49撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/2 19:49
登山口近くのサミットレイクに前日移動。今夜は湖岸のキャンプ場にて前泊。
標高1700mのサミットレイクはとても静か。
2015年07月02日 20:47撮影 by  ILCE-6000, SONY
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7/2 20:47
標高1700mのサミットレイクはとても静か。
翌朝キャンプ場を出発。
2015年07月03日 06:53撮影 by  ILCE-6000, SONY
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7/3 6:53
翌朝キャンプ場を出発。
登山口はキャンプ場のすぐそば。登山届に相当する許可証申請をここで行う。書類に記入してポストに投函するだけでよい。
2015年07月03日 07:05撮影 by  ILCE-6000, SONY
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7/3 7:05
登山口はキャンプ場のすぐそば。登山届に相当する許可証申請をここで行う。書類に記入してポストに投函するだけでよい。
森の中には名も無き小さな湖が点在している。湖は美しいが、朝は蚊の大群が容赦なく襲ってくる。
2015年07月03日 07:10撮影 by  ILCE-6000, SONY
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7/3 7:10
森の中には名も無き小さな湖が点在している。湖は美しいが、朝は蚊の大群が容赦なく襲ってくる。
パシフィッククレストトレイルは明瞭なトレイル。
2015年07月03日 07:15撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/3 7:15
パシフィッククレストトレイルは明瞭なトレイル。
ダイヤモンドピークが少しだけ顔を見せた。
2015年07月03日 07:46撮影 by  ILCE-6000, SONY
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7/3 7:46
ダイヤモンドピークが少しだけ顔を見せた。
ロックパイルトレイルへの分岐点。ここを西に進み、マリーレイクを目指す。
2015年07月03日 08:13撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/3 8:13
ロックパイルトレイルへの分岐点。ここを西に進み、マリーレイクを目指す。
本当の山頂はあのピークの後ろに隠れている。
2015年07月03日 08:24撮影 by  ILCE-6000, SONY
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7/3 8:24
本当の山頂はあのピークの後ろに隠れている。
美しい景色が続く。
2015年07月03日 08:26撮影 by  ILCE-6000, SONY
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7/3 8:26
美しい景色が続く。
マリーレイクまではもうすぐ。
2015年07月03日 08:27撮影 by  ILCE-6000, SONY
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7/3 8:27
マリーレイクまではもうすぐ。
ひっそりとたたずむマリーレイク。
2015年07月03日 08:33撮影 by  ILCE-6000, SONY
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7/3 8:33
ひっそりとたたずむマリーレイク。
神秘的な色をしている。
2015年07月03日 08:34撮影 by  ILCE-6000, SONY
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7/3 8:34
神秘的な色をしている。
マリーレイクから先にはトレイルはない。山頂を目指して森の中へと突入する。
2015年07月03日 08:38撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/3 8:38
マリーレイクから先にはトレイルはない。山頂を目指して森の中へと突入する。
歩き易いルートを選んで山頂を目指す。
2015年07月03日 09:04撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/3 9:04
歩き易いルートを選んで山頂を目指す。
樹高が低くなってきた。
2015年07月03日 09:33撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/3 9:33
樹高が低くなってきた。
高山植物。
2015年07月03日 10:00撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/3 10:00
高山植物。
高山植物。
2015年07月03日 10:06撮影 by  ILCE-6000, SONY
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7/3 10:06
高山植物。
高山植物。
2015年07月03日 10:08撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/3 10:08
高山植物。
振り返るとキャンプ場のあるサミットレイクが見えた。
2015年07月03日 10:08撮影 by  ILCE-6000, SONY
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7/3 10:08
振り返るとキャンプ場のあるサミットレイクが見えた。
このあたりはお花畑状態。
2015年07月03日 10:10撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/3 10:10
このあたりはお花畑状態。
砂礫の斜面を進む。
2015年07月03日 10:11撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/3 10:11
砂礫の斜面を進む。
雪渓が見えてきた。
2015年07月03日 10:29撮影 by  ILCE-6000, SONY
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7/3 10:29
雪渓が見えてきた。
偽ピークまであと少し。
2015年07月03日 10:41撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/3 10:41
偽ピークまであと少し。
偽ピークから見たダイヤモンドピーク。
2015年07月03日 10:59撮影 by  ILCE-6000, SONY
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7/3 10:59
偽ピークから見たダイヤモンドピーク。
山頂に向かって稜線を進みます。
2015年07月03日 11:05撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/3 11:05
山頂に向かって稜線を進みます。
稜線の東側には雪渓が残っている。おかげで歩き易い。
2015年07月03日 11:13撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/3 11:13
稜線の東側には雪渓が残っている。おかげで歩き易い。
山頂はもうすぐ目の前。
2015年07月03日 11:32撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/3 11:32
山頂はもうすぐ目の前。
ダイヤモンドピークの山頂から。
北側にはカスケード山脈の独立峰がずらっと並んでいる。
2015年07月03日 11:33撮影 by  ILCE-6000, SONY
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7/3 11:33
ダイヤモンドピークの山頂から。
北側にはカスケード山脈の独立峰がずらっと並んでいる。
ダイヤモンドピークの山頂から。
西側にはまだ雪が多く残っていた。
2015年07月03日 11:33撮影 by  ILCE-6000, SONY
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7/3 11:33
ダイヤモンドピークの山頂から。
西側にはまだ雪が多く残っていた。
ダイヤモンドピークの山頂から。
登ってきた稜線の先にはキャンプ地のサミットレイクが見える。一際目立つピークはセルセン山(2799m)。
2015年07月03日 11:42撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/3 11:42
ダイヤモンドピークの山頂から。
登ってきた稜線の先にはキャンプ地のサミットレイクが見える。一際目立つピークはセルセン山(2799m)。
ダイヤモンドピークの山頂から。
東側は雪が少ない。ビュートと呼ばれる三角錐の形をした成層火山がいくつも見える。
2015年07月03日 11:42撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/3 11:42
ダイヤモンドピークの山頂から。
東側は雪が少ない。ビュートと呼ばれる三角錐の形をした成層火山がいくつも見える。
ダイヤモンドピークの山頂から。
左側はオレゴン州最高峰のフッド山(3426m)、右側は第2位のジェファソン山(3199m)。
2015年07月03日 11:44撮影 by  ILCE-6000, SONY
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7/3 11:44
ダイヤモンドピークの山頂から。
左側はオレゴン州最高峰のフッド山(3426m)、右側は第2位のジェファソン山(3199m)。
ダイヤモンドピークの山頂から。
左側は第5位のミドルシスター山(3065m)、右側は第3位のサウスシスター山(3157m)。ちなみに第4位のノースシスター山(3074m)はミドルシスターの影になってこの角度からは見えない。
2015年07月03日 11:44撮影 by  ILCE-6000, SONY
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7/3 11:44
ダイヤモンドピークの山頂から。
左側は第5位のミドルシスター山(3065m)、右側は第3位のサウスシスター山(3157m)。ちなみに第4位のノースシスター山(3074m)はミドルシスターの影になってこの角度からは見えない。
ダイヤモンドピークの山頂から。
南側には楯状火山のベイリー山(2551m)、その後方にはマクラフリン山(2894m)が見える。
2015年07月03日 11:45撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/3 11:45
ダイヤモンドピークの山頂から。
南側には楯状火山のベイリー山(2551m)、その後方にはマクラフリン山(2894m)が見える。
サミットレイクに向かって下山を開始します。
2015年07月03日 12:08撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/3 12:08
サミットレイクに向かって下山を開始します。
森林帯に入ります。サミットレイクの眺望はこれが最後。
2015年07月03日 13:00撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/3 13:00
森林帯に入ります。サミットレイクの眺望はこれが最後。
今朝マリーレイク周辺では猛烈な蚊の大群に襲われたので、岐路では立ち寄らず。
2015年07月03日 14:04撮影 by  ILCE-6000, SONY
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7/3 14:04
今朝マリーレイク周辺では猛烈な蚊の大群に襲われたので、岐路では立ち寄らず。
日中の湖も美しい。
2015年07月03日 14:52撮影 by  ILCE-6000, SONY
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7/3 14:52
日中の湖も美しい。
午後には蚊の大群も消えていた。
2015年07月03日 14:53撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/3 14:53
午後には蚊の大群も消えていた。
登山口が見えてきました。
2015年07月03日 15:08撮影 by  ILCE-6000, SONY
7/3 15:08
登山口が見えてきました。
湖畔のキャンプ場にてもう1泊。
2015年07月03日 15:42撮影 by  ILCE-6000, SONY
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7/3 15:42
湖畔のキャンプ場にてもう1泊。
翌日、クレセントレイクから見たダイヤモンドピーク。規模は遥かに小さいですが、八ヶ岳に似ているような感じがしました。
2015年07月04日 10:47撮影 by  ILCE-6000, SONY
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7/4 10:47
翌日、クレセントレイクから見たダイヤモンドピーク。規模は遥かに小さいですが、八ヶ岳に似ているような感じがしました。
撮影機器:

感想

ダイアモンドピークはカスケード山脈に属する楯状火山で、標高はさほど高くありませんが独立峰であることから、この地域では目立つ存在です。

この山の詳しい情報は下記HPで閲覧可能です。

http://www.summitpost.org/diamond-peak/150578

7/4(土)の独立記念日の振替祝日で7/3(金)は祝日となり、3連休となるこの週末に久しぶりにカスケード山脈の山歩きに出かけてきました。1年ぶりの山歩きと言うこともあって、無理なく歩けてキャンプも楽しめそうなダイアモンドピークに出かける事にしました。

今回利用したルートは標高差約1000m、前半はほぼ平坦な森林浴のようなルート、後半はある程度のルートファインディングが求められるルートとなっています。今年の冬は異常なくらいに降雪が少なかったため、7月初旬なのにルートには残雪が殆ど見られませでした。

6月中旬からアメリカ北西部は猛暑となっており、ポートランドでは連日40C近い猛暑が続いていますが、標高1700mのサミットレイクでは朝晩は冷え込み、日中でも快適な気温でした。ただし、山中に無数に点在する湖沼では恐ろしい数の蚊が発生しており、ひとたび立ち止まろうものなら数十匹の蚊に襲われてしまいます。この時期は防虫対策が必須です。

快晴の3連休の週末でしたが、山中では誰にも出会うこともなく、静かな山歩きでした。久しぶりの山歩きでなまった体にはちょうど良いレベルのルートと、絶景のキャンプ場でのキャンプと合わせてとても充実した週末でした。

teri

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