雌阿寒岳(備忘録)
- GPS
- --:--
- 距離
- 5.9km
- 登り
- 790m
- 下り
- 803m
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2003年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
飛行機
羽田空港 ⇄ 釧路空港 釧路空港にてレンタカーを手配 |
コース状況/ 危険箇所等 |
道は歩きにくかったが、明瞭 |
写真
感想
子供が幼少の頃、久しぶりに家族から解放され、大学の友と北海道旅行。
一日目は、釧路空港でレンタカーを借り、まずは友人の好みである国鉄白糠線の廃線跡を見学。
雨の阿寒湖を抜け霧の摩周湖を経て、弟子屈のとほ宿と呼ばれる安宿に宿泊。
霧の摩周湖で車を降りたら、空気が実に美味しかったことと、とほ宿の旅行客(北海道マニア)が集うディープな雰囲気に戸惑ったことが印象に残っている。
夜の会合の時に、同席した旅行者に、「猿払村」を「さるはらいむら」と言ったら大笑いされて、「さ・る・ふ・つ・む・ら」と呼ぶことを教えてもらった。
逆に、こちらが「カムイエクウチカウシ山」について話題にしようとしたら、相手はこの山をまったく知らなかった。
友人は、私に「そうゆう宿じゃないから」と言った。
二日目は、道東方面へ根釧平野を走り、山奥の秘湯川北温泉や羅臼の熊ノ湯などの温泉めぐりをした。
両方の温泉とも、湯は熱かったが、基本マナーである「かけ湯」さえ守れば、熱さはさほどではなかった。
そして、両方の温泉とも怖い湯守(?)が目を光らせており(熊ノ湯の方は入れ墨を入れた漁師だったかもしれない)、「かけ湯」をしないで直接入ろうとして熱がっている観光客を怒鳴り散らしていた。
端から見ると、とても面白い光景であった。
その日は、また弟子屈のとほ宿に戻り連泊した。
三日目は、阿寒湖を通り雌阿寒温泉へ。
体調のすぐれない友人を置いて、一人で雌阿寒岳を往復した。
山道は明瞭であったが、急な上に悪路であった。
ほとんど運動をしていなかった私は、すぐに息が上がり辛い登山となった。
山頂は、噴煙が上がる火口の傍らにあった。
恐ろしく感じたので、すぐに頂上を後にした。
下りでは、付け焼き刃で買った8千円の靴が足に合わず、爪を痛めてしまった。
歩く度に爪に激痛が走り、苦しい下りとなった。
登山後、友人と合流して釧路空港に戻り、レンタカーを返して羽田空港に戻った。
痛んだ爪は何日後か黒ずんできて、しばらくして剥がれてしまった。
(2024年4月29日 記)
コメント
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とほ宿は私も北海道にバイクツーリングに行った時に何度かお世話になりました。まぁたしかにディープな宿でしたね(^_^;)
雌阿寒岳にも登りましたが、頂上近くで噴煙が風でこちらに流されて来て、咳き込みながら登った事を覚えています😷
礼文島の某ユースホステル程ではありませんが、北海道には個性的な宿がいっぱいあるようですね。
私の泊まった宿も、ライダーがいっぱい来ていましたね。
あ〜北海道に行きたくなりました。
今度はニペソツに絶対登りたいです。
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