最北の百名山 利尻山（鴛泊コース）

2015年07月02日(木) [日帰り]

• GPS: 08:43
• 距離: 11.8km
• 登り: 1,500m
• 下り: 1,546m

コースタイム

4:57キャンプ場－6:35第1見晴－7:49長官山－8:03避難小屋8:25－9:38利尻山9:52－10:59避難小屋11:08－12:18第1見晴－13:43キャンプ場

天候

小雨→曇り　8合目以降はガス

アクセス

利用交通機関：

船 飛行機

宿から登山口まで送迎

登山口に綺麗なトイレ、登山ポスト

コース状況／危険箇所等

コースの状況

登山口～第1見晴
樹林帯歩きで緩やかな登り。前夜からの雨でぬかるんでいたり、水が流れていたり。
第1見晴の手前で展望が開ける。ここでよろけるほど風が強いと登頂は辛いかも。

第1見晴～第2見晴
同じく樹林帯歩きだが、樹木の丈が低くなり、多少急な登りで、足元の岩が濡れていると滑りやすい。
強風のせいか枝が横に張り出しているので、頭をぶつけないよう注意。（何回か
やってしまいました）

第2見晴～避難小屋
ハイマツ帯で長官山まではやや急な登り。

避難小屋～9合目
小屋の手前あたりから花が多く見られる。登山道も補修されていて、まずまず歩きやすい。

9合目～山頂
急なうえ、火山礫で足元ザレザレ。切れ落ちたロープ場もありましたが、ガスで高度感はなし。
9合目より上は山頂まで休憩適地がないので、ここが最後の休憩ポイント。
山頂はさほど広くないので、混雑時は順番待ちになるのでは。

その他周辺情報

利尻富士温泉

写真

7/2 4:57

雨の中スタート

7/2 5:36

ぬかるみでぐちょぐちょになりながら4合目へ

7/2 6:03

木の枝も横に伸びていて、雪国のブナのよう

7/2 6:22

コマドリ君のお出迎え

7/2 6:36

第1見晴より
風も弱めでこれなら行けるかも？

7/2 6:40

7/2 7:09

頭上注意のルートが続く

7/2 7:31

第2見晴

7/2 7:31

第2見晴より
風はさほどではない

7/2 7:35

ハイマツ帯
枝が当たるので歩きづらい

7/2 7:44

苔の一種か
形が面白いので撮影

7/2 7:46

ガスが切れそうだったのですが・・

7/2 7:49

長官山
以降霧雨で展望なし

7/2 7:55

キバナノコマノツメ
これは本州でもよく見ます

7/2 7:59

チシマヒョウタンボク？
白馬で見かけたような気が

7/2 8:01

ハクサンチドリ
アルプスのものより色が濃い感じ

7/2 8:25

シマリス君のお出迎え

7/2 8:25

出たり入ったり忙しそう

7/2 8:29

ウコンウツギ

7/2 8:40

木の階段が整備されています
前回はこの辺りで撤退

7/2 8:50

9合目
本当ここからが正念場

7/2 8:57

岩と火山礫
花を見ながらゆっくり進みます

7/2 9:00

イワヒゲ

7/2 9:07

エゾノハクサンイチゲ
9合目以降はこの花が多かった

7/2 9:14

ロープ場
右は崖なので注意

7/2 9:20

整備されている方に感謝です

7/2 9:25

えぐれてザレている
急でまともに進めない

7/2 9:36

山頂は目前

7/2 9:37

エゾノツガザクラ
北海道の山ではよく見られるのにここでは山頂付近のみ

7/2 9:39

やっと山頂

7/2 9:40

しかしガスで何も見えず

7/2 9:55

キクバクワガタ？
先月見たバンダイクワガタより花付きがよくて派手な感じ

7/2 18:42

宿に帰ってうに丼
疲れた割に食欲旺盛で、この日は食べて飲んですぐに熟睡

7/3 4:55

翌日、鴛泊港から
利尻富士には雲が・・・

7/3 5:03

港近くのペシ岬
15分くらいで登れます

7/3 9:27

姫沼
ここだけツアーバスで混雑

7/3 9:27

オシドリの雛
無警戒で人を恐れません

7/3 10:22

7/3 11:20

沓形岬から
やはり利尻富士は見えず

撮影機器：

DSC-TX30 SONY

感想

ajitama

一昨年は強風のため避難小屋の少し先で残念ながら撤退したので、今回は利尻島に2泊しての再チャレンジ。
天気予報は雨もさることながらずっと風ばかり気になってました。

登山当日は前夜からの雨が降り止まず、テンションダウン。それでも前回よりは風が
弱いので、行くしかありません。
第1見晴あたりで多少展望が開けましたが、長官山より上はガスの中の登山でしたが、風は弱めで何とか登頂できました。

9合目より上は、木の階段とかで補修されているので、思ったよりは登りやすかったですが、強風だと引き返した方がよいでしょう。山頂で展望ゼロも仕方ありません。
花の方は利尻の固有種（リシリヒナゲシとか）は見つけられませんでしたが、登りの時は登山者も少なめでじっくり観察でき、また利尻のマスコット（コマドリ＆エゾシマリス）にも会えたので大満足です。

ともあれ無事登頂でき、うに丼を食べに来ただけの利尻行きにならずに良かったです。