天上山 神々の頂

2024年04月30日(火) [日帰り]

• GPS: 05:25
• 距離: 9.9km
• 登り: 813m
• 下り: 778m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:45
• 休憩: 1:04
• 合計: 6:49

9:29 スタート地点
9:43 9:45 山の神・冷風穴
9:48 10:06 黒島登山口
10:47 10:50 オロシャの石塁
10:52 10:53 黒島山頂10合目
10:56 10:56 千代池
11:05 11:05 砂漠分岐
11:13 11:13 表砂漠
11:18 11:18 不動池分岐
11:22 11:22 新東京百景展望地
11:30 11:31 不動池
12:57 12:57 ババア池
13:14 13:14 不動池
13:19 13:20 天空の丘
13:58 14:05 不動池
14:16 14:21 天上山
14:29 14:31 表砂漠
14:37 14:37 砂漠分岐
14:56 15:09 千代池
15:10 15:12 オロシャの石塁
15:17 15:18 黒島山頂10合目
15:53 16:01 黒島登山口
16:04 16:04 山の神・冷風穴
16:18 ゴール地点

天候

4/30 曇り

アクセス

利用交通機関：

船

■行き
電車でゆりかもめ竹芝駅へ
東海汽船　セブンアイランド　7:30東京竹芝 - 10:40神津島

登山口：黒島登山口
ルート：黒島登山口→黒島頂上→表砂漠→新東京百景展望地→不動池→ババア池→天空の丘→不動池→不動池展望地→天上山頂上→表砂漠→千代池→黒島頂上→黒島登山口
下山口：黒島登山口

■帰り

コース状況／危険箇所等

■登山道
登山道は良く整備されています。

写真

4/29 7:02

竹芝客船ターミナルにやってきました。
いよいよ神津島へ渡ります。

4/29 7:23

船は最新型の東海汽船「セブンアイランド結」でした。　
2020年に就航した、新しいジェットフォイル。実に26年ぶりに新造されたジェットフォイルだそうです。

4/29 7:23

新造船なので室内も新しいです。

4/29 10:42

セブンアイランド結で、神津島港に上陸。

4/29 11:16

美しい神津島の断崖。

4/29 11:23

ひとまず港の食堂でお昼。　
美味でした。

4/29 12:39

美しい色の海ですが、曇天なのが残念。　
右奥には明日登る天上山も見えています。

4/29 13:41

この日は島南岸の千両池へ。

4/29 13:42

千両池に降りる道はなかなか険しかったです、

4/29 13:54

千両池の畔にて。迫力の風景です。

4/29 13:55

この池には海の魚が入ってくるので、入り口を網でふさいで魚を取っていたそうです。よく魚が取れて儲かるので「千両池」なのだそうです。

4/29 14:07

美しい池です。

4/30 9:26

翌朝、天上山に向けて集落を登っていきます。

4/30 9:58

振り返ると、海が見えてきました。

4/30 9:59

天上山黒島登山口。　
この時点でもうへとへとですが、山はここからです。

4/30 10:03

すぐに1合目。早い。

4/30 10:08

2合目。もしかして30mごとにこれがあったりします？

4/30 10:11

晴れてきたようで、海が美しい青色になってきました。

4/30 10:13

途中で見かけたツツジ。

4/30 10:16

4合目。30m区切りの法則が崩れた。

4/30 10:23

5合目、さすがに暑い。すぐに標柱が現れるのですが、なかなか進みません。

4/30 10:28

6合目。

4/30 10:31

スミレが咲いています。

4/30 10:33

7合目。天上山上部は依然として雲に覆われており、ここまでくるとガスの中に。

4/30 10:36

鬼の力比べ岩が点在します。

4/30 10:39

8合目、もうちょい

4/30 10:45

9合目、ここまでくれば山頂部はもう目前です。

4/30 10:50

そして、黒島ルートを登り切ったところにある10合目標柱。とくに何かがあるわけではありません。

4/30 10:54

ガスガスの山頂部。　この下に千代池があるのですが、まったく見えません。ここにはまた戻ってくるので、視界の悪いいまはスルーして先に進みます。

4/30 10:56

途中で現れた池。黒島口にあるので黒島池と呼ばれているようです。

4/30 10:57

日本庭園のような美しい黒島池。

4/30 10:58

静かな池です。

4/30 11:00

黒島池を過ぎると、道は鬱蒼とした森の中へ。　
黒島登山口からここまで、ほとんど樹林帯がなかったので、山頂まで来て初めての樹林帯になります。なんだか不思議。

4/30 11:04

黒島展望台分岐。この天気なので展望台はスルーします。

4/30 11:12

表砂漠に咲いていたオオシマツツジ。

4/30 11:12

美しいツツジです。まさに砂漠に咲く花。

4/30 11:15

表砂漠。足元はまるで砂浜のような砂に覆われています。

4/30 11:27

表砂漠近くの新東京百景展望地。なんも見えん・・・

4/30 11:27

晴れていれば新島や利島が見えるそうです。

4/30 11:32

そして、不動池に到着。ここが天上山に点在する池の中でも、最も象徴的な池かと思います。

4/30 11:44

ここでお昼。天気が好転するのに賭けて粘ることにします。

4/30 12:21

不動池の中央にある島に、不動明王が祀られているそうです。

4/30 12:23

水は非常に綺麗です。水生昆虫がいっぱい泳いでいました。

4/30 12:36

不動池と背後のピーク。結果論ですが、このときが最も視界が良好だったので、奥のピークに登るべきでした。

4/30 12:37

天気が回復しそうな気がしたので、いったんこの奥のババア池に向かうことにします。結果的にこの判断は裏目でした。

4/30 12:38

ババア池に向かう途中の眺め、うっふら新島も見えました。これは天気好転すると思ったんですけど・・・

4/30 12:42

天上山の外輪山が見えます。この天上山は非常に複雑な地形をしており、面白いです。中央やや左にみえる窪地に、ババア池があります。

4/30 12:47

ババア池のそばにあった小さな池。なんと、この池にコイが1匹と、複数のメダカのような小さい魚が住んでいました。

4/30 12:49

コイは人慣れしていないようで、近づくと中央の小さい池の下に隠れてしまいました。人慣れしていないコイというのも新鮮です。

4/30 12:49

不動池は雨が少ないとよく枯れるそうなのですが、この池は枯れたりしないのでしょうか？

4/30 12:54

そして、こちらがババア池です。　
草原の中にある池です。

4/30 12:55

ババア池の標柱。

4/30 12:56

背後に外輪山を映すババア池。

4/30 12:56

風があるので池面に波が立っています。

4/30 12:59

それでは、ババア池を後にします。

4/30 13:10

あれ、またガスが出てきてしまいました。　
判断が裏目った。

4/30 13:14

これはヤマザキソウかな？

4/30 13:58

不動池に戻ってきました。さっきよりも視界が悪くなってしまいました・・・

4/30 14:00

不動池の畔で少々粘りましたが、あきらめて先に進むことにします。

4/30 14:01

不動池の中島。

4/30 14:01

苔の風景が美しいです。

4/30 14:02

苔が美しい不動池。

4/30 14:06

不動池の展望地にやってきました。中央奥にうっすら不動池が見えます。さっきの視界があるときにここにきておけばよかった。

4/30 14:07

こればかりは、天気がどうなるかわからないので、仕方ないところではあります。

4/30 14:19

そして、天上山頂上へ。

4/30 14:19

山頂標の龍。

4/30 14:20

山頂の二等三角点「神津島」。

4/30 14:28

では、残念ですが、下山しましょう。

4/30 14:42

帰りに通った窪地。ここの窪地にも池が見られました。

4/30 14:49

帰りに通った森のなかでみつけたヒメトケンラン。

4/30 14:55

薄暗い森の中、非常に小さい花なので、意識していないと見逃してしまうと思います。

4/30 14:55

森の中に浮かぶように咲くヒメトケンランの花。

4/30 14:59

来たときはスルーした千代池に到着。　
天上山頂上部にある池のなかで、最も大きい池です。

4/30 15:00

霧のなかの千代池。　
展望がなかったのは残念ですが、これはこれで幻想的で良い眺めです。

4/30 15:00

美しい千代池のほとり。

4/30 15:00

スミレが咲いていました。

4/30 15:10

それでは、千代池をあとにして、黒島ルートで下山しましょう。

4/30 15:12

すこし登ったところから千代池を振り返って。

4/30 15:31

黒島ルートで下山。7合目。

4/30 15:31

眼下に神津島の町が見えてきました。

4/30 15:37

神津島南部の風景が良く見えます。　
昨日訪問した千両池も、あの奥のほうの海岸にあります。

4/30 15:42

神津島は曇っているようですが、奥の方の海が晴れているのが見えました。

4/30 15:43

5合目。

4/30 15:53

2合目。まもなく登山口です。

4/30 15:59

無事に黒島登山口に帰還しました。

4/30 15:59

おつかれさまです。

4/30 16:21

集落に向けて下っていくと、天気が晴れてきました。

4/30 16:52

美しい青色の海が見られました。

4/30 17:07

海岸は晴れたけど、結局天上山は最後まで雲の中でした。

4/30 18:14

地元のスーパーで買った島寿司。　
非常に美味でした。

5/1 10:03

帰りは、波の影響で前日の前浜港ではなく、裏側にある多幸港になりました。さるびあ丸が多幸の港に入ってきています。

5/1 10:07

ぐるりと回転するさるびあ丸。

5/1 10:13

天上山の崩落がそのまま海岸まで続いている多幸湾。
なかなか圧巻です。

5/1 10:13

ということで、帰りはこちらの3代目さるびあ丸で帰ります。　
こちらも、2020年就航の新しい船です。

5/1 10:59

神津島を後にします。　
また行きたいですね。

撮影機器：

OM-D E-M10 Mark III ボディ オリンパス

Xperia 5 V SIMフリー SONY

装備

個人装備

ヘッドランプ(1) 予備電池(1) 1/25000地形図 ガイド地図(1) コンパス(1) 笛(1) 熊鈴(1) 筆記具(1) 保険証(1) 飲料(1) ティッシュ(1) トイレットペーパー(1) ウェットティッシュ(1) フェイスペーパー(1) 日焼け止め(1) バンドエイド(1) タオル(1) 携帯電話(1) 計画書(2) 雨具(1) 防寒着(1) ストック(1) 水筒(1) 時計(1) カメラ(1) ズームレンズ(1) カメラメンテナンスキット(1) 予備カメラ電池(1) 予備SDカード(1) 非常食(1) 帽子(1) サングラス(1) スパッツ(1) ザックカバー(1)

感想

hirokaz

長年の念願であった神津島の天上山への登山をついに達成しました。
天気は残念ながら晴れとはならず、天上山頂上部の風景はおおむねガスの中となってはしまいましたが、頂上部にある千代池、不動池、ババア池などの各池を水のある状態で見ることができ（不動池は枯れることも多いそうです）、雨に降られることもなく、まずまず上出来だったと思います。
できれば、晴れた状態での眺めも見たいので、それは再挑戦ですかね。

天上山以外にも、美しい海の風景や、荒々しい海岸にある千両池など、面白いものが見られました。神津島、また行きたいですね。

――EXPLORING RECORD――――――>>
ヤマレコ　280記録
3000m峰　10/21
日本百高峰　43/100
日本百名山　72/100
日本二百名山　104/200
日本三百名山　122/301
一等三角点百名山　44/100
都道府県最高峰　24/47
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