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Yamareco

記録ID: 6729743
全員に公開
雪山ハイキング
槍・穂高・乗鞍

雲上の焼岳(南峰→北峰)へ

2024年05月02日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
03:57
距離
9.6km
登り
1,078m
下り
1,057m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:22
休憩
0:35
合計
3:57
5:54
2
スタート地点
5:56
5:57
48
6:45
6:45
3
6:48
6:48
51
7:39
7:49
22
8:11
8:33
31
9:04
9:05
44
9:49
9:50
1
9:51
ゴール地点
天候 歩き始めは霧雨。
雲を抜けたら上部は快晴でした。
過去天気図(気象庁) 2024年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
新中の湯登山口の駐車スペースに駐車しました。
朝5時過ぎの到着で数台、下山時は満車で路肩にも駐車されていました。
コース状況/
危険箇所等
※5/2時点の状況です。

○登山口〜焼岳南峰
雪斜面の直登です。斜度が上がったところでアイゼン着用しました。
上部は夏道が出ており、ルートは明瞭でした。

○焼岳南峰〜鞍部
区間通してやや歩きにくい岩場を通過します。
踏み跡はありましたが、途中、中央の岩を左右どちらに巻くか迷ったところがありました。
(南側に少し下り、薄い雪の上を進むのが正解のようでした)
クサリ、ロープ等は無いので、通行注意です。

○焼岳北峰〜登山口
上部は雪斜面とトラバース箇所の下りです。
一応アイゼン着用しましたが、登山者多くステップもしっかり出来ており歩きやすくなっていました。
 
その他周辺情報 下山後に坂巻温泉(日帰り入浴600円)で入浴しました。
朝は霧雨スタート。
到着時は数台でしたが、仮眠していたら次第に増えてきたので6時前に出発します。
朝は霧雨スタート。
到着時は数台でしたが、仮眠していたら次第に増えてきたので6時前に出発します。
駐車場すぐ傍が登山口です。
駐車場すぐ傍が登山口です。
このあたりが水場でしょうか。
少し開けたところに出ます。
このあたりが水場でしょうか。
少し開けたところに出ます。
斜度が急になったところでアイゼン着用。
少し登ると青空が見え隠れ。
斜度が急になったところでアイゼン着用。
少し登ると青空が見え隠れ。
上空の雲が切れ始めます。
これは勝つる!
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上空の雲が切れ始めます。
これは勝つる!
直下まで雪かと思っていたら途中で夏道に出ます。
直下まで雪かと思っていたら途中で夏道に出ます。
再び雪斜面を登ると雲の上に出ました。
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再び雪斜面を登ると雲の上に出ました。
振り返れば乗鞍岳。
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振り返れば乗鞍岳。
残雪がだんだん細くなってくるので途中で夏道に移ります。
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残雪がだんだん細くなってくるので途中で夏道に移ります。
雲上の乗鞍岳。
霞沢岳かな。
登り切ると360度の展望。
焼岳南峰の看板は少し奥に進んだ箇所にありました。
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登り切ると360度の展望。
焼岳南峰の看板は少し奥に進んだ箇所にありました。
焼岳南峰からは北峰と奥に穂高連峰の展望が広がります。
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焼岳南峰からは北峰と奥に穂高連峰の展望が広がります。
眼下は正賀池。
雪解け進み、水面の一部が見えていました。
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眼下は正賀池。
雪解け進み、水面の一部が見えていました。
その奥には笠ヶ岳〜抜戸岳の稜線が連なります。
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その奥には笠ヶ岳〜抜戸岳の稜線が連なります。
焼岳北峰と奥穂〜前穂の稜線。
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焼岳北峰と奥穂〜前穂の稜線。
目一杯引いて全景。
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目一杯引いて全景。
反対側は再び乗鞍岳。
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反対側は再び乗鞍岳。
その右手には白山を遠望。
その右手には白山を遠望。
アップで白山。
あちらもまだ雪たっぷりです。
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アップで白山。
あちらもまだ雪たっぷりです。
焼岳北峰へは岩稜を通過します。
焼岳北峰へは岩稜を通過します。
少し迷ってしまい右往左往しましたが、無事降りて北峰を正面に据えます。
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少し迷ってしまい右往左往しましたが、無事降りて北峰を正面に据えます。
左手には正賀池。
左手には正賀池。
北峰斜面の噴気孔から絶えず水蒸気が湧き上がっています。
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北峰斜面の噴気孔から絶えず水蒸気が湧き上がっています。
右手は下山路。
雲の中に吸い込まれそう。
右手は下山路。
雲の中に吸い込まれそう。
登山道は噴気孔を避け、北側斜面から登っていきます。
登山道は噴気孔を避け、北側斜面から登っていきます。
登り切って焼岳北峰。
こちらももちろん大展望が広がります。
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登り切って焼岳北峰。
こちらももちろん大展望が広がります。
焼岳北峰から南峰。
左に乗鞍岳、右には白山の構図。
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焼岳北峰から南峰。
左に乗鞍岳、右には白山の構図。
山頂から下山路の雪渓を見下ろす。
山頂から下山路の雪渓を見下ろす。
雲上の穂高連峰がさらに近くにあります。
雲上の穂高連峰がさらに近くにあります。
左奥には槍ヶ岳。
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左奥には槍ヶ岳。
スッキリ青空と焼岳山頂。

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スッキリ青空と焼岳山頂。

北峰から再び雲上の笠ヶ岳。
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北峰から再び雲上の笠ヶ岳。
笠ヶ岳〜抜戸岳の稜線、アップで。
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笠ヶ岳〜抜戸岳の稜線、アップで。
左端に双六岳とその右に見えるピークは鷲羽岳〜水晶岳。
右端には野口五郎岳。
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左端に双六岳とその右に見えるピークは鷲羽岳〜水晶岳。
右端には野口五郎岳。
稜線から再び噴気孔を見上げます。
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稜線から再び噴気孔を見上げます。
下りへ。
雪渓手前まで降り、念のためアイゼン着用します。
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下りへ。
雪渓手前まで降り、念のためアイゼン着用します。
雪質は良好。
トレースも十分多く、問題無く下れました。
雪質は良好。
トレースも十分多く、問題無く下れました。
斜面をトラバースしながら下っていきます。
斜面をトラバースしながら下っていきます。
どんどん離れてく。
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どんどん離れてく。
解放感溢れる下りが続きます。
解放感溢れる下りが続きます。
トラバース箇所を終え、再び山頂方面を振り返ります。
一旦ササに乗る手前でアイゼンを外しました。
トラバース箇所を終え、再び山頂方面を振り返ります。
一旦ササに乗る手前でアイゼンを外しました。
もう暫くは雪斜面の下りが続きます。
このあたりで南峰へのルートと合流しました。
もう暫くは雪斜面の下りが続きます。
このあたりで南峰へのルートと合流しました。
所々ササの上を歩くようになります。
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所々ササの上を歩くようになります。
ダケカンバの樹林帯に入ります。
すっかり晴れて行きとは全く異なる景色を楽しみながら下りました。
ダケカンバの樹林帯に入ります。
すっかり晴れて行きとは全く異なる景色を楽しみながら下りました。
オオカメノキは咲き始め。
オオカメノキは咲き始め。
無事に登山口へ戻ってきました。
駐車場は満車となり路肩にも数台停まっていました。
無事に登山口へ戻ってきました。
駐車場は満車となり路肩にも数台停まっていました。
下山後は坂巻温泉へ。
誰も来ない内湯にゆったりと浸かりました。
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下山後は坂巻温泉へ。
誰も来ない内湯にゆったりと浸かりました。
ガッツリ食べたい気分だったので、仕事前に麺とび六方で肉増しラーを食す。
二郎インスパイアのお店です。
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ガッツリ食べたい気分だったので、仕事前に麺とび六方で肉増しラーを食す。
二郎インスパイアのお店です。

感想

〜GW登山その 
5/2木曜日は焼岳へ。
もともと予定していなかった山行ですが、午前中だけお休みが取れたので、近場で半日で歩ける焼岳に決めました。
逆に、これまでいつでも行けるからと、一度も歩く機会に恵まれなかった焼岳。
花も比較的少ない山ですしね。
この時期なので南峰と北峰両方歩いてみることにしました。

朝はどんより曇り空に小雨霧雨。
5時過ぎには登山口に着きましたが、少し様子見で仮眠。
6時前になると次々と車が入ってくるので、そろそろかなと出発します。
前半は急登。雪の無い箇所はぬかるみ。
雪が出てくると斜度も次第に緩くなり、開けた場所に出てきます。
さらにその先は雪斜面。斜度が上がったところでアイゼン着用しました。
南峰方面にトレースが伸びているので、トレースに沿って登っていきます。
斜面の登り途中で雲を抜け始め、上部の空の青さが増してきます。
途中、一旦ササ帯を通過し、再び雪に乗り少し進むと夏道に入ります。
この頃には雲上の乗鞍岳や霞沢岳等が望めるようになります。
最後の夏道登山道を登り切ると焼岳南峰。
南峰の看板(新品?)は少し奥へ進んだところにあり、360度の展望。
直近の噴煙昇る焼岳北峰とその奥には穂高連峰と左奥に槍ヶ岳、さらに左手には笠ヶ岳〜抜戸岳の稜線。
眼下にはまだ多くが雪に覆われる正賀池。
雲一つない大展望も良いですが、今回は雲上の北アルプスの峰々。
誰も来ない静かな南峰で暫く展望を楽しみながら休憩しました。
南峰からは今回の核心部、北峰への岩稜の通過です。
他の記録が多く挙がっていたのでそれほど心配はしていなかったのですが、残雪が中途半端で、稜線上の大岩を左右どちら側に巻く(降りる)か正解が分からず。
何度か右往左往した挙句、右側(南側)から巻きました。
まだまだ経験不足でございます。とりあえずは事故無く通過出来て何よりでした。
岩場を過ぎ少し進むと北峰ルートに合流します。
噴気口を避けながら東側斜面を登り切ると北峰。こちらももちろん大展望!
さらに近くなった穂高連峰をはじめ、360度の展望を楽しみました。
下山は正規ルートから。
直下〜トラバース箇所まで念のためアイゼン着用しましたが、この日の雪質とトレースの量なら無くても大丈夫そうでした。
下山途中、多くの方とすれ違いました。
遅くに出発すれば登山口から好天スタートな日でしたね。
下部は雪解け後と雨の影響でぬかるみが多いですが、さすがは百名山。
歩きやすく、サクッと下り登山口へ。
駐車場は満車になって路肩まで停められていました。こちらもさす百です。
下山後は坂巻温泉へ。
ダメ元で行ってみましたが内湯が入れるとのことで、誰も来ない貸切状態の浴槽にのんびり浸かり、午後の仕事へ向かいました。

ところで、冬季限定の「冬季」っていつまでを指すのでしょうか。
南峰への直登斜面に雪があるうちは、残雪期でも冬季に入るのだろか...。

今年の連休は登山三昧。
5月6日まで5日連続で歩き、レコ更新が追い付きません(笑)
 

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この記録に関連する登山ルート

未入力 槍・穂高・乗鞍 [日帰り]
焼岳(中ノ湯温泉〜焼岳小屋〜上高地)
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
ハイキング 槍・穂高・乗鞍 [日帰り]
新中ノ湯コース
利用交通機関: 車・バイク、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

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