ナイトハイクで槍ヶ岳 高速バスと路線バスを乗り継いで
- GPS
- 15:23
- 距離
- 27.5km
- 登り
- 2,218m
- 下り
- 2,202m
コースタイム
- 山行
- 3:00
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 3:10
- 山行
- 8:21
- 休憩
- 3:44
- 合計
- 12:05
天候 | 出だしは霧雨 一番濡れるやつ 0時前から空は満天の星空、風も無くナイトハイク日和 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
滝谷の渡渉は今の水量なら問題なく通れました 槍平小屋手前のスノーブリッジは崩壊 |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
飛騨沢で滑落して4ヶ月も会社を休んでから早いもので3年経ちました…
ことしは5月にずれ込んでしまいましたが、インスタで見た時計を買うべく、GWのど真ん中に槍ヶ岳へナイトハイクしてきました。
水曜日の天気はイマイチ悪くて、山頂では晴れることを期待して濃霧の中、新穂高RWを出発です。こんな天気なので誰も指導センターにはおらず、毎回の様にボッチスタートですが、たまたま水曜日からテン泊で笠ヶ岳に向かうおじさんに会ってお互いの山行に刺激をもらいました。
白出沢までは普段と変わらずテクテク進み、ようやく林道終点まで来ました。毎回の様に鬼門の滝谷周辺と、槍平小屋手前でルートミスするのですが、今回もまたまたやってしまいましたルートロス…。暗闇でデブリ地帯がうまく通過できなかったので、槍平小屋には30分くらい到着が遅くなりました。
小屋に入って休もうと思ったら、すでに先客がいらっしゃる様なので、起こさないように階段で休憩し、2時頃にリスタート。槍平小屋についたときにはすでに満天の星空が広がり、予報よりもかなり天気が良さそうだと確信しました。
リスタート後もルート選択がうまくいかずに、沢を詰めて本線に上がろうと思っていましたが、足元がデコボコとすごく歩きにくくペースが上がらず、トレースも色々錯綜しているので、千丈乗越の分岐まではかなり体力使った感じです。
ここまでくればあとはゆっくりと稜線を目指すだけですが、両足の調子があまり良くなく、ふくらはぎが初めて攣ってしまいました。幸い乗越手前のハイマツ帯で症状がでてきたので、なんとかだましだまし稜線に上がり、試供品でもらったアミノバイタルを注入。効果てきめんですぐに回復し、山荘までの最後の上りをやり過ごし槍ヶ岳山荘に到着です。
風はほとんどなく、山荘前のベンチで朝ごはんを食べて、誰もいない山頂へ向います。直前に降りてきた方から全く雪がないのでノーアイゼンでも行けるとのことでしたが、練習と思ってそのままアイゼン履いて向います。
昨日の雪は全く穂先には残っておらず、快適に進むことができ、いつものはしごに到着です。アイゼンの刃を引っ掛けないように慎重にはしごを登って山頂到着です。
大パノラマを独占させてもらい、しばらく景色を見ていよいよ緊張の下りです。雪はちょいちょい出てきますが、鎖がしっかりでていて全く不安になる様な場所はありませんでした。登ってくる人もいないのでゆっくり降りられて良かった。
小屋に着いたら朝ごはんが終わった小屋泊組が出発する様で、穂先の状態を聞かれたので同じ様にアイゼン要らないかもと。なんかあってからでは遅いので、各自個人の判断で向かわれました。
さて今回のナイトハイクの目的でもある、ショッピングをするべく売店に寄り、お目当ての時計をゲットしました。カードが使えたら2本買えたけど、売り切れる前にまた来ますと売店の方に伝えました。
すでに時刻は7時を過ぎており、天気は最高ですが、予定していた大喰岳は今回はやめて、下山に集中することにしました。
まだ雪は硬くてアイゼンが噛んでくれますが、傾斜がキツイところでは、躓かないように注意して降りました。3年前も同じような天気でしたが、同じ過ちはしない様に時間をかけて槍平小屋に到着しました。
まだまだこっから先も長いですが、明るいのでルートロスする心配もないので気楽に進み、登山口までの間に10人くらいとスライドしました。明日も天気良いとの予報ですので、GW後半もたくさんの方が槍ヶ岳を目指すのでしょう。
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