アカヤシオに会いに、前袈裟丸山へ
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- GPS
- 07:16
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 1,037m
- 下り
- 1,045m
コースタイム
- 山行
- 6:11
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 7:11
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
立山から帰って来て2日後、友人たちと向かったのは群馬県にある袈裟丸山。この時期、アカヤシオというツツジの一種が満開になり、山肌をピンク色に染めるとの情報を、友人が調べてくれた。立山で雪山を堪能してきたので、花が咲き乱れる春の山は楽しみだった。
連休の渋滞を避けるために早朝4時前の出発。登山口には8時ごろ着き、登山スタート。最初こそなかなか花が見つけられなかったが、しばらく歩くと少しずつ可愛らしいピンク色のアカヤシオが姿を表し、遠くに見える山肌にもピンク色が見え始め期待が高まる。
袈裟丸山までの登山道は、細かいアップダウンを繰り返しながら賽の河原と名付けられた石が積み上がった場所や小丸山というピークを通過する。その途中、期待通りアカヤシオが右、左にと見え始め、歓声を上げる私たち。ツツジよりも淡いピンクの花は、光を透かしてとても可愛らしい。
3時間ほど歩き袈裟丸山に到着。山頂標識より少し先に行くとビュースポットがあり、そこからは日光白根山、男体山、尾瀬の燧ヶ岳、至仏山、谷川連邦などがくっきりと見渡せた。この日はこれ以上ない良い天気で、真っ青な空に雪を被った山々の姿が本当に美しかった。
山頂で軽くお昼を食べて下山。下山は途中から行きとは違う道を通る。下山もまた細かいアップダウンを繰り返し、なかなか歩きごたえのある道。少し高台まで登り振り返ると、アカヤシオ越しにたった今登って来た袈裟丸山が見え、ここが今日1番のアカヤシオスポットだね、と盛り上がる。
歩いている途中、「むっちゃん、強くなったね」と言われて少し驚く。まだ本格的に登山を始めて2年半程の私は、登山歴の長い友人達の足元にも及ばないが、毎回、少しでも近づきたいと思う気持ちで後ろを歩いている。1人ではこんな風に頑張れない。50を手前に少しでも強くなったと思われたのなら、それはとても嬉しいと、1人じーんとしていた。
その後はややバリエーションルートになり、ルートファインディングしながらの急な下りは少し大変だったが、抜群の天気の中、青空の下に咲き誇るアカヤシオや、雪山の姿を見られたのは感動的だった。
帰りは「あいのやまの湯」という道の駅を併設した施設で温泉と食事。すこし塩気のある温泉は疲れの溜まった足に効きそうだった。
この山を選んでくれ、いつもながら早朝から長距離を運転してくれた友人には感謝。満開のピンクの花と新緑は心を明るくしてくれた。
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