竜喰谷
- GPS
- 07:16
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 1,457m
- 下り
- 1,443m
コースタイム
- 山行
- 6:03
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 7:23
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自家用車利用の場合、一之瀬川本流への下降路付近に数台デポ可能。 石楠花橋から先にもデポできる箇所が数か所ある。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
直登できる滝も多いが、岩が脆い箇所やヌメっている箇所があるので要注意。 下山路は地形図には出ていないが、しっかりとしており1箇所崩落箇所がある以外は問題はない。ただし、今回は落ちている巣箱に蜂の巣があった(namemaniaは1箇所刺された。)のでこれも要注意。 |
その他周辺情報 | 下山後はのめこい湯へ。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
雨具
着替え
靴
ザック
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
トポ
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
保険証
携帯
時計
ツェルト
カメラ
ハーネス
ヘルメット
確保機
カラビナ
スリング
渓流シューズ
|
---|---|
共同装備 |
ロープ
|
感想
1 記録
(1)序
11日の晩に一の瀬高原キャンプ場で宴会をして、翌朝美渓と評判の竜喰谷へ。
キャンプ場を出て一之瀬林道を国道411号線方面に向かい、
石楠花橋を過ぎてしばらく降りたところが一之瀬川への下降点。
自動車は下降点付近に数台置けるが、今回は石楠花橋から林道を少し上がったところにデポ。
下降点には踏み跡があり、それをたどれば問題なく一之瀬川本流に降り立つことができる。
降りてからは少し一之瀬川本流を遡る。
少し遡ると2段の滝が見えてくるが、上段と下段との間で出合うのが竜喰谷である。
下段は右から簡単に巻ける。
(2)下駄小屋の滝まで
竜喰谷に入るとすぐに幅広5m滝。トポ(東京起点沢登りルート120 151ページ)では
巻道が左にある旨記載があるが、水流右側を特に問題なく直登できる。ただし水はかぶる。
幅広5m滝を過ぎるとナメやゴーロの点在する穏やかな渓相に。
トポには4m CS状の滝があると記載されているが気がつかなかった。
30分ほどで精錬場の滝に。メンバーの1人が左壁を直登したが、岩が脆かった模様。他の6人はおとなしく左岸から巻いた。
精錬場の滝を越えたところで休憩。歩き始めてから10分ほどで下駄小屋の滝。
(3)曲り滝まで
下駄小屋の滝は、メンバー中4人はノーザイルで直登。1人は体調不良もあって巻き。
1人は沢登り2回目だったのでロープを出したが、
ビレイヤーがロープのセッティングに若干手間取って時間をややロスしていたこともあり、namemaniaは巻道へ。
下駄小屋の滝は下の方は問題なく登れそう。上の方も難しくなさそうであるが、ヌメっていたとのこと。
なお、滝を登ったあとのトラバースがやや嫌らしい。
初心者を連れて行く場合は、トラバースでもロープを出すか、おとなしく巻くべきだと思う。
下駄小屋の滝の先は、10mナメ滝。
一見水流中も登れそうであるが、トップが足を滑らせていたので水流左から登った。
その次の階段状2段8×10m滝は、トポのとおり左から取り付いて水流中を登った。特に問題はない。
2段8×10m滝を過ぎると本日の核心部の曲り滝。
(4)大常木林道まで
リードは、下部は水流右を登り(残置ハーケンあり)、上部は水流中を登って難なく突破。
セカンドは水流中に入ることに躊躇してかなり難儀した。
その間すっかり冷えてしまったこともあり、namemania他2名は巻道へ。
右岸から特に問題なく高巻きできる。
高巻く場合、大高巻きになるが踏み跡はしっかりしているので、
下手に小さく巻こうとせずに素直に踏み跡をたどるべき。
なお、他2名も水流に入ることでさほどの困難を伴わずに直登した模様。
5m滝は水流右側を登り、2段8m滝は直登した。後者は右岸に巻道がある。
その次の5m滝は、水流左から登れる。namemaniaは枝沢から巻いた。
8m滝は、1人がヌメっていそうな水流右をラバーソールで直登したが、
他の6名は右から巻いた。左からも巻けそうである。
そこから先は直登が難しい滝もあるが、いずれも巻きは簡単で取り立てて記載するほどの箇所はない。
というか、既に記憶から殆ど抜け落ちている。
二俣はいずれも水量が多い方に進み、崩壊地を過ぎ、その次の二俣を右に進むとすぐに大常木林道の橋に到着する。
なお、最後の二俣を左に行っても大常木林道にたどり着けるが、出合から笹が覆い被さっており、歩きにくいと思われる。
(5)二之瀬まで
大常木林道は地形図に記載がないが、道は明瞭である。
2箇所分岐があるが、いずれも左に進めば二之瀬まで特に問題なく降りることができる。
もっとも、GPSのログを見ずとも地形図を見れば容易に想定できるとおり、
延々とトラバースする箇所もあり、時間の割になかなか降りない。
なお、道端に落ちていた巣箱の1つに蜂の巣があったので注意されたい。
ちなみに、namemaniaはふくらはぎを刺され、本駄文記載時(4日後)でもまだ痒い。
2 感想
以前から計画しろと求められていた竜喰谷。
過去の記録から滑りそうなイメージがあったこと、
釣り師が入っていそうなこと、および交通手段の問題から
なかなか計画するには到らなかったが、
いろいろあってSLとして参加することができた。
遡行してみて特に思ったことは、先入観がありすぎると邪魔をするということ。
多くの滝を巻いてしまったが、もっと取り付けばよかったと思う。
また遡行することもあると思うが、そのときはもう少し積極的に滝に取り付きたい。
まあ、楽しかったからよかったことにしてしまおう。
なお、釣り師は2人入渓していた。
精錬場の滝の先(と記憶)で下降してきたところに出合った。
下山後も下降点付近に数台デポされていたので、何人か釣り師が入っていたものと思われる。
トラブルになりかねないので、遡行時は注意が必要である。
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