由布岳 お鉢回り
- GPS
- 06:37
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 1,061m
- 下り
- 1,054m
コースタイム
- 山行
- 5:45
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 6:38
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
マタエまでは緩やかな九十九折れなので、登りやすいです。 マタエから西峰への登りは少し岩稜の経験が必要でしょう。ゴジラの背は巻けるので問題なし。東登山口への下りは結構きわどい鎖場があります。注意ください。 |
写真
感想
晴れたときの大崩山のあの景色を見たいと思い3月初めから天気予報とにらめっこしてましたが、天気は良くても、雨後の増水で渡渉困難となり全然いけてません。この日も大崩山を計画したものの直前の雨でNG・・・うまくいきません。
ならばと、趣向を変えて久住からいつも見ている由布岳に行こうと決めて予定組みなおしました。
0:00自宅発、2:30道の駅湯布院着 仮眠するつもりが寒くて寝られませんでした。
4:00過ぎ正面登山口に移動して明るくなるのを待ちました。この時点で車は私のほか1台のみでした。
5:30に行動開始 草原には霜が降りていたので少し踏み跡を外してシャリシャリを味わいながら歩きました。これ滑り止めです。振り返りながらのんびり進むこと1時間ほどで飯盛ヶ城に到着。途中シカの朝食にも出くわしたりしました。
一旦下って合野越から森の中の九十九折りをテクテク、ここまでは快調でした。徐々に木々が低くなり、石ころが岩に代わり、息が徐々に上がってきて、段差の大きな階段を上りきってマタエに到着です。
高度を上げるにつれて風が音を立てていたのでピークではかなり吹いているだろうなと想像していましたが、そこまで強風とはいかないまでも吹いていました。登りの途中、足音も軽快に駆け上がっていく青年に追い越され体力のなさを痛感です。(この方のちにげんげんさんと判明)
マタエから西峰に向けてまずは1本目の鎖に取り付き、登ったところから左にトラバースしてお鉢の内側へ入り込むと正面からビューと風が吹き込んできました。2本目の鎖にとりかかりますが、斜め上に上がった後の左へのトラバースが高度感満載でスリルたっぷりです。とはいえ手足ともホールドはしっかりしているので3点確保を確実にこなせば登るのは問題なし。そのあとは普通の注意をしていけば問題なくピークに到着。
先着していたげんげんさんと入れ替わって360度のパノラマを楽しみました。心配した風は治まってわずかに吹く程度で、とても気持ちのいいピークでした。
天気が良かったので、別府湾、瀬戸内海を挟んで山口県、英彦山、涌蓋山、九重連山(大船、北大船、平治、三俣、星生、中、天狗は見えたけど久住と稲星、白口は位置的に無理みたいです)、祖母山、傾山、大崩山・・・名だたる山はみんな顔を出してくれました。
西峰からの下りは場所によって滑る土質や崩落しているところがあったりしましたが、よく注意して足を置く場所を考えてから進めば特に問題はありませんでした。最低鞍部まで下りた後ゴジラの背がありますが、今回は一般登山道として記載されている通り下を回るう回路を使いました。次来た時には背中をしっかり跨いできたいと思います。
ゴジラの背を過ぎれば、東峰に向かって登り返しです。手足使ってよじ登りますが、ここも大した難所はなく進めます。東登山口への分岐からあっという間に東峰に到着しました。
ここでも先着げんげんさんと合流しましたが、この後正面登山口に降りるとのことでここでお別れとなりました。
東登山口との分岐に戻って下りはじめましたが、ロープ、鎖を使う箇所が何か所も出てきて結構苦労しました。浮石も多くありました。
下部は緩やかな傾斜になりますが踏み跡はあいまいですので赤テープしっかり探して下りないといけません。また足元がフカフカでずるずるなのでよく滑ります。
後は日向岳にちょいと登って、下りは正面登山口に向かう道までショートカットしててくてく山歩してきました。この森の中も踏み跡あいまいなところが多いので赤テープチェック必須です。
最後は再び草原に出てきて振り返れば猛々しい由布岳がありました。
楽しませてもらったお礼を告げて下山としました。
ちなみに、この時の駐車場は満車。今日は平日ですよ。いかに人気の山かよくわかりました。
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