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Yamareco

記録ID: 6776192
全員に公開
ハイキング
甲信越

後立を拝みに長者山へ登る

2024年05月10日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
02:35
距離
5.4km
登り
444m
下り
436m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:05
休憩
0:31
合計
2:36
6:40
35
登山口駐車場
7:15
7:18
15
955M
7:33
7:34
26
役行者
8:00
8:16
39
8:55
9:06
10
860M
9:16
登山口駐車場
天候 天候:快晴 気温:2℃ 風:南から5kt
過去天気図(気象庁) 2024年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
信州新町左右(SAW)の集落にある登山口にシュールな駐車場(駐車スペース)があります。2台ほどのスペースです。案内板によれば協力金を要請しています。傾斜地ですので輪留めをご用意ください。ちなみに国道19号から駐車場まで舗装されています。
特記事項:駐車場には管理人ならぬ管理犬がおりまして永遠に吠え続けられました。おそらく協力金を供えるところを見せつけないと吠え止まないのかも。知らんけど。
コース状況/
危険箇所等
まずはじめに地理院地図とは違います。あるはずの道はないし、ないはずの道があります。そのせいかわかりませんが、道標に書かれた距離もあてになりません。ですが、登山道ははっきりしていますので、迷うことはないでしょう。全体的に歩きやすいですが、ロープやくさりのついた急登箇所があります。気にするほどではないですが、スリップにご注意ください。
その他周辺情報 下山後はさぎり荘で入浴後ジンギスカンのランチを食べて、道の駅長野大岡特産センターでお土産を買うというのが定番でしょうね。あくまで個人の想像です。
里山の景色にとけ込むかのように佇む古いお堂のあるこの場所が今日の登山口になります
里山の景色にとけ込むかのように佇む古いお堂のあるこの場所が今日の登山口になります
協力金なるものを道祖神様にお供えしたら
協力金なるものを道祖神様にお供えしたら
さっそく深い茂みの林道へ向かいましょう
さっそく深い茂みの林道へ向かいましょう
まだ少し肌寒い早朝の木漏れ日が指す細道を進むと
1
まだ少し肌寒い早朝の木漏れ日が指す細道を進むと
山中に分け入る分岐がありました
山中に分け入る分岐がありました
写真では表せない深い新緑の登山道をしばらく進むと
写真では表せない深い新緑の登山道をしばらく進むと
山頂まで2.4Kという道標を発見しました
山頂まで2.4Kという道標を発見しました
そこから僅か100mほど進むと
今度は山頂まで1.4Kの古い道標が
そこから僅か100mほど進むと
今度は山頂まで1.4Kの古い道標が
謎多きこのルート
完全にワープしたようです
(写真は955Mの休憩ポイントから撮影した鳴沢岳です)
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謎多きこのルート
完全にワープしたようです
(写真は955Mの休憩ポイントから撮影した鳴沢岳です)
そして謎の道標から500mほど進むと
こんどは山頂まで1.3Kの道標が
これは間違いなくワープしてます
そして謎の道標から500mほど進むと
こんどは山頂まで1.3Kの道標が
これは間違いなくワープしてます
湧き上がる疑問はさておき
ここから急登に取付きます
(管理が充分でないと書かれていますが自己責任を促すためでしょうね)
湧き上がる疑問はさておき
ここから急登に取付きます
(管理が充分でないと書かれていますが自己責任を促すためでしょうね)
鎖やらロープやらが連続するのでかなりハードではと思うかもしれませんが
鎖やらロープやらが連続するのでかなりハードではと思うかもしれませんが
全然そんなことはありません
全然そんなことはありません
坂の途中には行者様の像がある
坂の途中には行者様の像がある
岩窟がありました
岩窟がありました
と、その陰に、
頭隠してなんとかかんとかの君
3
と、その陰に、
頭隠してなんとかかんとかの君
「お前も行者様をお参りに来たのかい」と声をかけると
そそくさと去っていきました
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「お前も行者様をお参りに来たのかい」と声をかけると
そそくさと去っていきました
さて、岩窟を後に急登再開です
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さて、岩窟を後に急登再開です
残り僅かの急登をやりすごすと
残り僅かの急登をやりすごすと
唯一東側の展望が開ける場所があり
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唯一東側の展望が開ける場所があり
浅間山を見ることができました
(この写真では判別できないでしょうが奥から浅間山→烏帽子岳→達磨山と重なっています)
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浅間山を見ることができました
(この写真では判別できないでしょうが奥から浅間山→烏帽子岳→達磨山と重なっています)
道は徐々になだらかになり
道は徐々になだらかになり
山頂まで700mの道標を過ぎると
(これも嘘でざっくり1Kmくらいあります)
山頂まで700mの道標を過ぎると
(これも嘘でざっくり1Kmくらいあります)
ドコモタワーが現れ
ドコモタワーが現れ
長者山公園に到着です
長者山公園に到着です
山の家を横目に先に進むと
山の家を横目に先に進むと
木々の合間から
大天井岳と槍ヶ岳が見えました
(雪形がきれいですね)
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大天井岳と槍ヶ岳が見えました
(雪形がきれいですね)
東屋は素通りして
東屋は素通りして
林道を詰めると左に折れる道があり
林道を詰めると左に折れる道があり
そこから少しだけ歩くと
そこから少しだけ歩くと
長者山の山頂に到着です
3
長者山の山頂に到着です
立派な三角点を確認したら
1
立派な三角点を確認したら
楽しみにしていた後立山をじっくり眺望しましょう
楽しみにしていた後立山をじっくり眺望しましょう
なるほど白馬から大天井までバッチリ見えますね
ってこれは展望図ですが
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なるほど白馬から大天井までバッチリ見えますね
ってこれは展望図ですが
本物はこんな感じです
本物はこんな感じです
北の端から白馬三山
2
北の端から白馬三山
八方尾根と唐松岳
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八方尾根と唐松岳
五龍から八峰キレットを越え鹿島槍ヶ岳
2
五龍から八峰キレットを越え鹿島槍ヶ岳
中でもやはり鹿島槍は
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中でもやはり鹿島槍は
後立の盟主です
次は正面を見てみましょう
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次は正面を見てみましょう
かすかに爺さんの雪形が残る爺ヶ岳と
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かすかに爺さんの雪形が残る爺ヶ岳と
岩小屋沢岳〜鳴沢岳〜赤沢岳〜スバリ岳の衝立と蓮華岳
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岩小屋沢岳〜鳴沢岳〜赤沢岳〜スバリ岳の衝立と蓮華岳
赤沢のデブリは雪が豊富そうですね
(針ノ木雪渓は見えません)
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赤沢のデブリは雪が豊富そうですね
(針ノ木雪渓は見えません)
蓮華岳のお隣は北葛岳と七倉岳
(過酷だった七倉尾根のトレーニングを思い出します)
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蓮華岳のお隣は北葛岳と七倉岳
(過酷だった七倉尾根のトレーニングを思い出します)
そして麓にある大町ダムの奥には
そして麓にある大町ダムの奥には
あ〜ありました
ブナ立てからの烏帽子岳
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あ〜ありました
ブナ立てからの烏帽子岳
稜線に飛び出たコブのような山ですが
夕暮れの景色が最高なんですよね
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稜線に飛び出たコブのような山ですが
夕暮れの景色が最高なんですよね
南側は立木に遮られてますが
南側は立木に遮られてますが
それでも唐沢岳と餓鬼岳や
(手前の里山はハードな鍬ノ峰です)
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それでも唐沢岳と餓鬼岳や
(手前の里山はハードな鍬ノ峰です)
合戦尾根と大天井岳
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合戦尾根と大天井岳
槍ヶ岳は穂先だけ見えますね
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槍ヶ岳は穂先だけ見えますね
そして一番南はなんとか常念岳まで見えました
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そして一番南はなんとか常念岳まで見えました
あ〜満足
手に取るような山並みに
過去の思い出を重ね合わせ
あ〜満足
手に取るような山並みに
過去の思い出を重ね合わせ
その余韻も冷めやらぬなか山頂を後にします
その余韻も冷めやらぬなか山頂を後にします
山の家まで戻ってくると少しだけミスコースしてしまいましたが
山の家まで戻ってくると少しだけミスコースしてしまいましたが
案内板に沿ってルートへ復帰し
案内板に沿ってルートへ復帰し
左右(SAW)集落へ下山します
左右(SAW)集落へ下山します
あっという間の小一時間を過ぎると
あっという間の小一時間を過ぎると
長閑な登山口に無事戻りました
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長閑な登山口に無事戻りました

装備

個人装備
腕時計 携帯電話 現金 健康保険証 計画書 地図 筆記具 GPSロガー デジカメ モバイルバッテリー ヘッドライト 予備バッテリー サングラス ナイフ ライター EMGシート ホイッスル レジ袋 着替え 行動食 テルモス カッパ 上着 帽子 手袋 手ぬぐい メインザック ザックカバー 登山靴 スパッツ トレッキングポール 虫除け 無線従事者免許証 携帯トイレ マスク アルコール消毒液 First Aid Kit 無線機

感想

GW明けから少しハードなトレーニングをと画策していたのですが、持病が悪化したため、いきなり心が折れてしまいました。
とはいえ、じっとしていても仕方ないのでリハビリを兼ねた里山山行を計画し長者山に辿り着きました。というのも、皆さんのレコを拝見するにつけ、北アルプスの秀麗な姿を見たいという気持ちが強くなったからです。
以前この方面におじゃましたのは大姥山で、山深い場所にあるなぁという記憶がありましたが、ここもそう(左右)でした。(駄洒落です)
天候にも恵まれ期待通り、いや、期待以上に素晴らしい北アルプスの景色を堪能することができました。白く輝く山々を眺めるにつけ、かつて額に汗して歩いた青春の日々を思い出しました。そしてまたあの稜線を歩ける日が来るといいなぁなどと淡い期待を胸に下山しましたが、いかんせんこの歳になると、気持ちだけでは登れません。と、自分にエクスキューズしても始まらないので、コンディションを整え仲間のサポートを受けながら、念願の裏銀座縦走、そして最後の最後にとってあった槍の穂先に登頂できることを夢見て山行を続けたいと思います。
たとえその夢が叶わなかったとしても、山への愛は永遠に不滅ですから。

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