谷川岳
- GPS
- 04:29
- 距離
- 6.4km
- 登り
- 816m
- 下り
- 724m
コースタイム
- 山行
- 5:31
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 5:50
天候 | 晴れ 夏日 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ロープウェイ料金 3000円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
良好 肩の小屋直下雪あり 天候により滑り止めやアイゼンは効かず、キックステップなどベーシックな雪山技術が必要 |
その他周辺情報 | 肩の小屋には森下さん在 トイレ使用2回 200円 永楽荘 一泊2食付き 9000円 おにぎり弁当 650円 ロープウェイ展望台レストランでソフトクリーム 500円 夕食は諏訪峡というレストランでそれぞれのメニュー、私は豚ヒレのペッパー焼きとライス1800円 |
写真
感想
呼吸器やその他にNGが出るような、GWの長い風邪がたたって別パーティーの南稜には参加できず。つまらないから本沢温泉にでも行こうかと思っていたが、相方が何かあったときに近くにいてくれるといいんだが、というので、永楽荘に泊まってもいいなら行くよ、ということで前泊あり、ロープウェイ使用の豪華谷川岳登山。夏日予想のなか、ボツボツ、ゆっくり歩きだす。南稜チームの谷川通過にできるだけ近づけたいので、出発も遅めにした。
ハイキングに行くといつも思うのだが、みなさん、歩くのが早すぎる。早いペースで往復するようなトレーニングをしていたり、年齢が若い、とか、ウチの南稜チームのようにアルパインクライマーならかまわないのだけど、登山を楽しむ普通のハイカーがある年齢以上になったら、早すぎる歩きのペースはいろいろな面で危険だと思う。ペースが早いとたぶん下山後の筋肉痛もひどくなるし、辛いことのほうが多い気がする。ペースを落とすだけで、筋肉痛は軽減されるはず。
ヤマレコに記録をあげるような人は早いのが自慢だからそういう記録しか目にしないのだけど、ある程度の年齢になったら、とにかく歩き始めはスピードをあげてはいけないと自分に言い聞かせないと…目安としては、3時間くらいは休憩なしで歩き続けられるくらいのペース。これはほんとにゆっくりで、息切れなどもまったくしないくらい。
歩き方の他に、残雪の処理も気になった。雪山技術を学んでいなければ、雪🟰アイゼンとかチェーンアイゼン、と短絡するのだが、凍結していないどころか夏日なので雪はグサグサ、こうなるとアイゼンも滑り止めもまったく意味がない。ツボ足でキックステップをきりながらでないと、滑り止めが余計に滑るという結果になる。降りも同様で踵重心にしつつ後ろに持っていかれないようにしなければならない。面倒なので、前向きでズルズル、ガンガン降りてしまったが、斜度が怖ければ、逆向きのキックステップで一歩ずつ降りるようにする。
ロープウェイ乗り場で「上には雪が残っていますが装備はありますか」と聞かれたが、装備があっても基本技術の訓練がなければ意味がない、と思う。装備は買えても技術は買えない。まあ、たいていは怖い思いをするくらいで済むから、たまに行く登山での技術を身につけようとなどとは考えないようだが、基本技術は身につければ一生有効だから、「まともな」山岳会で訓練するに限る。歩き方ひとつにしても、「まともな」山岳会できっちり訓練されてきた登山者とにわかに走り回っている人たちとでは明らかに安全への配慮が異なる。
さて、肩の小屋まで休憩なしだったので、おにぎりをひとつお腹にいれ、トマの耳、オキの耳へ。オキの耳でヒトココ検索すると南稜チームは1000メートル先にいるとヒットしたので、トマに戻り、しばらく待ったが藪漕ぎ中らしくなかなかその後の距離が詰まってこないので、下山することにした。下山もゆっくりペースを守る。15時にロープウェイ乗り場について、アイスクリームなどをいただく。夏日なのでね。
南稜チームが一ノ倉岳に着いたと連絡があったのが15時、西黒尾根を下山して17時にロープウェイ乗り場着。相方はヘロヘロであった。お風呂をいただき、帰りは私が運転して帰宅。相方、爆睡。
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