武川岳〜二子山
- GPS
- 06:02
- 距離
- 8.6km
- 登り
- 745m
- 下り
- 1,033m
コースタイム
- 山行
- 4:36
- 休憩
- 1:26
- 合計
- 6:02
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
|
コース状況/ 危険箇所等 |
良好 |
写真
感想
西武秩父駅からタクシーで山伏峠まで行き、武川岳や二子山を縦走して、芦ヶ久保駅へ下山してきました。本日も天候に恵まれ、新緑越しの陽の光を浴びながら、気持ちのいい登山ができました。
奥武蔵エリアの登山は1年ぶり。武川岳や二子山は、小学校6年生の時に家族で来て以来、実に29年ぶりでした。親に、ハイキングの予定を考えてと、ガイドブックだけ渡されて、あとは自分でコースと所要時間を調べ、当時、インターネット検索なんてなかったから、時刻表を見ながら乗り継ぎの電車を調べて計画を立てました。計画を立てるのが好きな性格は、こうしてかたちづくられていったのだと思われます。
武川岳から二子山への縦走はアップダウンに富み、急斜面もあって、なかなか歩き応えがありました。29年前は、今回とは逆の、二子山から武川岳への縦走でしたが、こんなにきつかったかなぁと、登山の記憶が曖昧です。当時の、無限に元気な少年には何の苦労もなかったのでしょうか。
しかし、考えてみれば、当時の両親も40を過ぎていて、2人の子どもを連れて山を歩いていたのだから、本当にたいへんだったと思います。自分が、もし、これから同じようなことができるかと考えたら、少し不安です。
家族とは、毎年のようにハイキングに行っていましたが、今のように山が特別好きだったわけではなく、山への関心もさほどありませんでした。だから、今回、焼山あたりで間近に雄大な武甲山が見えても、やはり過去の記憶にはなく、初めて見るような感覚でした。
一方で、芦ヶ久保駅から沢沿いに二子山へ向かう途中、サワガニを獲ったのはよく覚えています。家族4人の晩ご飯の唐揚げになるくらいだから、それなりの量捕まえたのは、よく覚えています。
家族で来た時は秋で、父親が、これはシメジだと、登山道をややはずれたところからキノコを採ってきたのも、よく覚えています。疑い深いぼくは、図鑑でよ〜く調べてから、これはシメジだろうと確信して食べました。しかし、ぼくより慎重な2つ下の妹は、他の家族が死んでも、自分だけは生き残ると言って、キノコ汁には全く手をつけませんでした。
あれから29年も生きているので、あのキノコは毒キノコでなかったようです。それにしても、田舎育ちの父の嗅覚とか勘は、全然ぼくなんかにはありません。山を歩いていると、たまにキノコを見つけますが、決して採って食べようとは思いません。
芦ヶ久保駅まで下りてきたら、駅近には道の駅ができていて、すっかり昔と変わっていました。駅前にもなんだか小洒落た休憩所みたいなのがあって、確かここは、29年前に朝飯を食べた立ち喰いそば屋だったような…と思いながら、電車に乗り込みました。そんな、思い出をさかのぼる縦走でした。
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