宝満山
- GPS
- 04:21
- 距離
- 6.0km
- 登り
- 681m
- 下り
- 694m
コースタイム
- 山行
- 2:50
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 3:19
- 山行
- 0:59
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 0:59
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
7:00 open 18:00 close 実際には6:30くらいに係の方が門を開けてくれます。1泊2日800円。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
良好 |
その他周辺情報 | 筑紫の湯 |
写真
感想
午前中に俵山を登ったあとは、車で1時間半ほど移動して太宰府へ。竈門神社から宝満山に登りました。霊山らしく雰囲気のある里山という印象でした。
日の入りまでにはテント場に着く予定だったので焦る必要は無かったのですが、日が傾いていると焦ってしまい、前半は汗だくになるくらい石の階段を駆け上がりました。ゆっくり歩いたとしても、ひたすら登りなので、数値よりもキツく感じるのではないでしょうか。人里が近いのもあり、多くの人とすれ違いました。中にはスニーカーに手ぶらで登る小学校高学年らしき集団も。元気すぎる。後半は休み休み進みました。
頂上からは博多湾と福岡市の街が見えました。ちょっと危険を伴うけど夜景とか観に行ってもよかったかも。大学に提出すべき書類を提出しそびれていたので山頂から提出した後で、テント場へ。初めての鎖場に緊張しつつも、日の入りより早くテント場へ到着できました。10張無いくらいのテントが既に張ってあり、夕食を食べている方もいらっしゃいました。ペグダウンが上手くいかず手こずりましたが、設営完了。お湯を沸かしていると常連さんにお呼ばれして、夕食をご一緒させてもらうことになりました。
30年間、宝満山に週末登っている「先生」と呼ばれる方と、偶然にも故郷に縁のある方と談笑しました。ビールを持って来忘れていたのですが、先生はお酒がお好きらしくなんとスコッチウイスキーまでいただいてしまいました。素直に嬉しかったです笑 ともあれ、お二人とも自分が米炊いてレトルトカレーを温めるだけなのに対して立派な食事を作っていらっしゃって、今後の自分の山ご飯のモチベーションになりました。少しいただいたのですが本当に美味しかったです。その後は哲学や経済、政治、映画、文学の話を聞いたり、若かりし頃の話(僕が予備校時代に物理を習っていた某先生がトップにいた某学生運動の話)を聞きました。目頭を熱くされる先生を見て、一生情熱を持って生きるとはこういうことなのだろうなと思いました。自分もそのように生きたい。もう1人の方とも故郷のお話ができてとても嬉しかったです。そしておつまみをたくさんいただいてしまいました笑 お二人から激励を受けてその日は床につきました。
朝は早く起きました。多足動物をテント内に見てげんなりしつつも、撤収を終わらせました。次は虫対策を考えます。下りはほとんど走るような勢いで駆け下りました。登りと違って楽しかったです。下山後に窓を全開にして朝の心地よく冷たい風を感じ、好きな音楽を聞きながら朝日の照らす早朝の人気(ひとけ)のない街を車で駆けるのは、これ以上なく爽快でした。温泉に入って、温泉で購入した解凍しきれてない「揚げ餅」も悪くないと思いながら、福岡は遠賀川で行われた部活の後輩の大会の応援に向かいました。
充実した2日間になりました。
人の出会いも登山の醍醐味の1つかもしれません。
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