【奥会津】沼沢湖畔より惣山〜前山を周回
- GPS
- 04:32
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 912m
- 下り
- 910m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
698Pから惣山山頂までの登山道はところどころで切れ落ちた崖の際を通っており、ロープや鎖が設置されています。三点支持が必要なような難所はありませんが注意が必要です。また、前山の山頂尾根から湖畔に下りていく途中の斜面も滑りやすいので要注意です。 |
その他周辺情報 | 下山後、沼沢湖畔キャンプ場にチェックイン。予約不要のフリーサイト利用料は1泊1420円(テント一張り1100円+管理費1人に付き320円)。タープ利用の場合は一張り分の追加料金が必要で、クルマ横付け可のオートサイトは要予約とのこと。 最寄りの日帰り入浴施設には早戸温泉つるの湯があります。通常600円のところJAF優待で500円。近くには金山町温泉せせらぎ荘という施設もありますが、いずれにせよ一度山を下りないと入浴はできません。キャンプ場には湖水浴用(?)の無料シャワー(冷水のみ)や有料の温水コインシャワーなどもあるようです。 |
写真
感想
5月26日から28日にかけて、2泊3日で福島へ行ってきました。久々にマイカー利用での泊まりがけの県外遠征です。初日は奥会津の金山町にある 沼沢湖をグルリと囲うようにそびえる惣山と前山を周回登山してきました
【沼沢湖までの道】
朝の6時半頃に宇都宮の自宅を出て、会津西街道(国道121号)ルートで沼沢湖を目指します。南会津に入ると田島の市街地で会津西街道を離れて国道400号へ。昭和村から金山町へ抜け、只見川に出る手前で右側の山道(県道237号)に進路を取ります。スキー場(フェアリーランドかねやま)の脇をすり抜け、案内表示に従い左折しキャンプ場へ。ここにも駐車場はありますが、もう少し先に行ったところにある駐車場を利用しました。身支度を調え、20分ほど道なりに歩いて行くと、左手に鳥居のある登山口が見えてきます。
【福沢登山口〜惣山山頂】
鳥居をくぐり神社の裏手にある登山道へ入っていきます。最初のうちは植林地ですが、ひと登りで尾根に出ると風景が自然林へと変化します。展望はあまりありませんが、ときどき湖面が見えるところもあり、しばらくは快適な尾根歩きが楽しめます。698Pを越えた辺りから徐々に岩場や鎖場が出てきますが、鎖やロープはいずれも補助的なもので三点支持が必要なような場所はありません。切り立った断崖のようなところを注意しながら進んでいくと、登山口から1時間とちょっとで惣山の山頂に到着です。
【惣山山頂〜分岐手前の広場】
山頂にはアンテナ施設や朽ちかけた木製のイスやテーブルがありますが、休憩はもう少し進んでから取ることにします。一度ガッツリと下っていくと、ふたたび朽ちかけた木製のイスとテーブルがありますがこれを見送り、さらに下って太郎布分岐の少し手前にある広場でランチタイムとしました。ここにはしっかりとしたコンクリのイスとテーブルがあったので、腰を据えてラーメンとコーヒーを頂いていきました。
【太郎布分岐〜前山〜登山口〜沼沢湖畔キャンプ場】
お腹も膨れたところで登山再開です。分岐から山頂までには特に難しいところはありませんが、最後の登りは結構堪えました。新緑の美しさに励まされながら前山の山頂に到着すると、ここでは展望は得られませんが、少し先に進むと湖のほぼ全景が見渡せる好展望地があります。充分に展望を楽しんだところで下山開始です。湖畔に向かって一気に下って行く道になっていますが、急傾斜でかなり滑りやすいです。やがて道は谷間に入っていき、沢沿いに進んでいくと沼沢湖の湖畔の道に出ます。森を抜けると、あとは駐車場まで舗装路が続きます。
【日帰り入浴(早戸温泉つるの湯)と買い出し(道の駅 尾瀬街道みしま宿)】
下山後、そのままにキャンプ場の受付に向かい、予約不要のフリーサイトにチェックイン。料金は諸々込みで1420円(←安い!)です。自分が到着した時点では二張りのテントがありましたが、こちらのテント設営が終わった頃には撤収していきました。デイキャンプだったのでしょうか。少し離れたオートサイトの方には もう一グループいたようですが、フリーサイトの方は貸切り状態でした。
テント設営が終わったところで、日帰り入浴と買い出しに出かけることにします。まずはクルマで山を下りて、一番近い日帰り温泉である早戸温泉つるの湯へ。ここは牛山隆信氏の『もっと秘境駅へ行こう!』(小学館文庫)でその存在を知ってから、ずっと訪れたかった温泉でした。只見川の絶景を眺めながらつかれる温泉は最高の贅沢です。入浴後、休憩室でコーラを飲みながらマッタリしていると腰が重くなりますが、暗くなる前に買い出しを済ませ、キャンプ場に戻らないといけません。あいにく周囲にはコンビニもスーパーもないので、20分ほどクルマを走らせて道の駅 尾瀬街道みしま宿へ向かいます。ここは地域の人達の日用品店も兼ねているようなところで、ちょっとしたコンビニ並の品揃えです。あまり料理をする気力がなかったので、会津のローカル食材をつかった缶詰めやインスタント食品、それにビールとチューハイを購入して帰路につきました。
キャンプ場に戻ると、焚き火をしながらの晩酌開始です。本格的なキャンプはおよそ2年ぶりでしたが、やはり自分は晩酌の時間が一番楽しい。翌日はあまり天気がよろしくなさそうだったので、この時点でも山行ができるかは不透明だったのですが、焚き火の炎を眺めながら杯を傾けていると「その時はその時だ」と開き直れる気分になってきました。初日の内容だけでも、しみじみ「来てよかったなぁ」と思えてくるから不思議です。
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