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Yamareco

記録ID: 6855349
全員に公開
ハイキング
中国山地東部

岡山県鏡野町 角ヶ仙周回 見上げればニホンリス&サラサドウダン

2024年05月26日(日) [日帰り]
 - 拍手
Machapuchare その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
02:45
距離
4.2km
登り
541m
下り
539m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:32
休憩
0:13
合計
2:45
8:52
2
旧越畑キャンプ場駐車場
8:54
8:54
37
9:31
9:35
38
10:13
10:22
57
11:19
11:19
18
11:37
旧越畑キャンプ場駐車場
展望や旬の動植物観察を楽しむコース
歩行距離4km、歩行時間2時間30分、歩行数8,900歩、消費カロリー770Kcal
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
旧越畑キャンプ場駐車場に自動車を停めました。ここは3台程、少し西に同規模、さらに西に十数台の駐車場があります。満車になることはないでしょう。
コース状況/
危険箇所等
 危険箇所やヤブコギはありません。どちらの道も急で濡れていると滑りやすいので、雨天はおすすめしません。整備状況からすると、現在は南尾根は下り専門と考えたほうがいいでしょう。
 上りの南西尾根は階段状の急登が多く、道は明瞭で気を付ければ滑りません。
 下りの南尾根のほうはササが体に当たる細道が多いのですが、かき分けずに歩け足元も見えます。植林帯ではテープを見落とさなければ大丈夫です。最後の沢沿いはたまに沢をまたぎ、溝状に掘れた道の歩きやすいほうを探しながら歩きます。

 上りの南西尾根は階段状の急登が多く、南尾根よりも歩きやすいです。
 駐車場から舗装道路を少し西へ、草地を突っ切って元炊事場の左を抜けると土道になり、すぐに角ヶ仙登山道道標<写真08>が見えます。“越畑のマッターホルン”といわれるだけあって、ここから階段状の急登が続きます。
 最初のうちは階段が崩れかけていたりステップもなくなっている箇所があったりしますが、乾いていれば見ためほど滑りやすくはありません。途中からはきれいな擬木の階段となり、急ですが歩きやすくなりました。

 下りの南尾根のほうはササが体に当たる細道が多いのですが、かき分けずに歩け足元も見えます。
 最初はササもない明瞭な細道で安心していると、標高1,140mをきるとササの間の細道が始まりました。ずっと体に当たりますがかき分けずに歩けますし、足元は見えます。上りの南西尾根に比べると滑りやすく、乾いていると崩れやすいのですが、木を掴めます。
 標高1,090m辺りで一瞬道が不明瞭になり、連れは右を巻いてしまいましたが、左にすぐに道が見つかります。一時的でしたがササが肩に当たることがありました。
 標高880mをきり急下りが終わると、ササは体に当たらなくなり、そのうちになくなりました。どこでも歩けるようになるので、迷いやすいですが、よく見ればテープがあります。
 標高760m辺りで林道に出合い左折すると、小石がゴロゴロしていました。ここからはたまに沢をまたぎ、溝状に掘れた道の歩きやすいほうを探しながら歩きます。テープはありませんが、沢から逸れなければ大丈夫です。舗装道路出合いには道標はありません。
その他周辺情報 鏡野町にある道の駅奥津温泉の「温泉亭」は今年の2月29日に閉鎖され、指定管理者変更に伴い、5月中旬に“てっちりこ”としてリニューアルオープンしています。おそらく、ランチバイキングはなくなっているでしょう。
01オオキンケイギク群生…角ヶ仙に向かう途中、美咲町(旧柵原町)の藤原橋南の吉井川土手がまっ黄色に見えました。この時期は川沿いや河川敷、空き地などがたいていこうなっています。これだけ繁殖力が強いと、特定外来生物に指定されても仕方ないですね。可愛いのですが、栽培禁止で見つけ次第駆除となっています。
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01オオキンケイギク群生…角ヶ仙に向かう途中、美咲町(旧柵原町)の藤原橋南の吉井川土手がまっ黄色に見えました。この時期は川沿いや河川敷、空き地などがたいていこうなっています。これだけ繁殖力が強いと、特定外来生物に指定されても仕方ないですね。可愛いのですが、栽培禁止で見つけ次第駆除となっています。
02香々美ダム…高さ33m、堤頂長131mの重力式コンクリートのダムで、度重なる洪水被害や農業用水不足を防ぐ目的で昭和48年に建設されました。ちょうど新緑のモミジ越しできれいでした。
02香々美ダム…高さ33m、堤頂長131mの重力式コンクリートのダムで、度重なる洪水被害や農業用水不足を防ぐ目的で昭和48年に建設されました。ちょうど新緑のモミジ越しできれいでした。
03モミジ越しにふるさとの家&角ヶ仙…越畑ふるさと村のメインの建物です。入口に「伝説のきこえる部屋」と書いた木札が掲げられています。今回は中をのぞきませんでした。手前のモミジは紅葉しているのではなく、新葉が赤いノムラモミジという品種だと思います。
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03モミジ越しにふるさとの家&角ヶ仙…越畑ふるさと村のメインの建物です。入口に「伝説のきこえる部屋」と書いた木札が掲げられています。今回は中をのぞきませんでした。手前のモミジは紅葉しているのではなく、新葉が赤いノムラモミジという品種だと思います。
04越畑ふるさと村より角ヶ仙&南西尾根…舗装道路に戻りました。ふるさと村入口付近より正面に角ヶ仙(つのがせん)が見えました。手前からこれから登る角ヶ仙南西尾根の950m小ピーク、990m小ピーク、角ヶ仙です。角ヶ仙は“越畑のマッターホルン”といわれていますが、こうして見ると周辺はマッターホルンだらけです😁
04越畑ふるさと村より角ヶ仙&南西尾根…舗装道路に戻りました。ふるさと村入口付近より正面に角ヶ仙(つのがせん)が見えました。手前からこれから登る角ヶ仙南西尾根の950m小ピーク、990m小ピーク、角ヶ仙です。角ヶ仙は“越畑のマッターホルン”といわれていますが、こうして見ると周辺はマッターホルンだらけです😁
05たたら記念館…今回は入りませんでしたが、内部にはたたら製鉄の炉などがあります。入口は右側でここの角度からは見えません。
05たたら記念館…今回は入りませんでしたが、内部にはたたら製鉄の炉などがあります。入口は右側でここの角度からは見えません。
06モミジ越しにふるさとの家&角ヶ仙…<写真03>とは別の木ですが、これもノムラモミジでしょう。角ヶ仙が「ひょっこりはん」になっています😊
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06モミジ越しにふるさとの家&角ヶ仙…<写真03>とは別の木ですが、これもノムラモミジでしょう。角ヶ仙が「ひょっこりはん」になっています😊
07アサヒナカワトンボ透明翅型♂…出発点の旧越畑キャンプ場駐車場の向かいにいました。ニホンカワトンボにとてもよく似ています。どちらも翅の縁紋がメスは白、オスは赤です。この縁紋にかかる横脈の数はアサヒナカワトンボのほうが少なく、オスの場合は6以上ならニホン、4以下ならアサヒナでほぼ間違いないそうです。彼は4でした。
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07アサヒナカワトンボ透明翅型♂…出発点の旧越畑キャンプ場駐車場の向かいにいました。ニホンカワトンボにとてもよく似ています。どちらも翅の縁紋がメスは白、オスは赤です。この縁紋にかかる横脈の数はアサヒナカワトンボのほうが少なく、オスの場合は6以上ならニホン、4以下ならアサヒナでほぼ間違いないそうです。彼は4でした。
08角ヶ仙登山道道標…角ヶ仙(つのがせん)名物の道標です。ここから急登が続きます。階段状の道が多いのですが、ステップもなくなっている箇所がありました。
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08角ヶ仙登山道道標…角ヶ仙(つのがせん)名物の道標です。ここから急登が続きます。階段状の道が多いのですが、ステップもなくなっている箇所がありました。
09ニホンリス…何かが木を登っていくのに気づき、頭上のはるか上を見ると、松ぼっくりを食べているリスの姿が目に入りました。
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09ニホンリス…何かが木を登っていくのに気づき、頭上のはるか上を見ると、松ぼっくりを食べているリスの姿が目に入りました。
10松の実を食べるニホンリス…こちらに気づいていないのか、夢中です。動画には、松ぼっくりがかろうじてエビフライのように見えるシーンが映っています。
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10松の実を食べるニホンリス…こちらに気づいていないのか、夢中です。動画には、松ぼっくりがかろうじてエビフライのように見えるシーンが映っています。
11角ヶ仙南西尾根の露岩…昔から登山道の目印になっていた岩です。植物に埋もれかけでしたが、今では下に空間があるのまではっきり見えるようになりました。
11角ヶ仙南西尾根の露岩…昔から登山道の目印になっていた岩です。植物に埋もれかけでしたが、今では下に空間があるのまではっきり見えるようになりました。
12角ヶ仙南西尾根より泉山&中央峰&笠菅山…振り返ると南西方面が見えました。手前は歩いてきた尾根です。大きな泉山(いずみがせん)山塊は左から1,112m峰、泉山、中央峰、右手前の山塊は笠菅山(かさすげやま)です。
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12角ヶ仙南西尾根より泉山&中央峰&笠菅山…振り返ると南西方面が見えました。手前は歩いてきた尾根です。大きな泉山(いずみがせん)山塊は左から1,112m峰、泉山、中央峰、右手前の山塊は笠菅山(かさすげやま)です。
13満開のタニウツギ…ヤブウツギよりも薄いピンク色で、それほど毛深くありません。ここまでに何本か見ましたが、これが最も花付きがよかったので動画も撮りました。
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13満開のタニウツギ…ヤブウツギよりも薄いピンク色で、それほど毛深くありません。ここまでに何本か見ましたが、これが最も花付きがよかったので動画も撮りました。
14角ヶ仙南西尾根越しに泉山…再び振り返り南西方面を望みました。<写真12>とほぼ同じアングルですが、今度は泉山の麓に越畑ふるさと村<写真03〜06>から北の集落が見えました。
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14角ヶ仙南西尾根越しに泉山…再び振り返り南西方面を望みました。<写真12>とほぼ同じアングルですが、今度は泉山の麓に越畑ふるさと村<写真03〜06>から北の集落が見えました。
15サラサドウダン花&つぼみ…泉山<写真14>を撮っている間、立ち止まってキョロキョロしていた連れが気づきました。まだつぼみが多かったためか、カルキのような独特のにおいには気づきませんでした。
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15サラサドウダン花&つぼみ…泉山<写真14>を撮っている間、立ち止まってキョロキョロしていた連れが気づきました。まだつぼみが多かったためか、カルキのような独特のにおいには気づきませんでした。
16サラサドウダン…周辺は急斜面でステップが切ってあります。たいていは足元を見ながら歩くので、気づかない人のほうが多いでしょう。この時期は初めてだったこともあって、今まで知りませんでした。
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16サラサドウダン…周辺は急斜面でステップが切ってあります。たいていは足元を見ながら歩くので、気づかない人のほうが多いでしょう。この時期は初めてだったこともあって、今まで知りませんでした。
17色が濃いサラサドウダン…まだ細く小さな木なので、花数は少なかったです。この後も探しながら歩きましたが、見つかりませんでした。
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17色が濃いサラサドウダン…まだ細く小さな木なので、花数は少なかったです。この後も探しながら歩きましたが、見つかりませんでした。
18角ヶ仙頂上…標高1,152.5mの頂上三角点「角ヶ仙」があります。前回(2022年9月11日)に割れて垂れ下がっていたピーク標が新しくなっていました。日陰は少ないのですが、開けており南西方面がよく見えます。
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18角ヶ仙頂上…標高1,152.5mの頂上三角点「角ヶ仙」があります。前回(2022年9月11日)に割れて垂れ下がっていたピーク標が新しくなっていました。日陰は少ないのですが、開けており南西方面がよく見えます。
19角ヶ仙頂上より泉山&笠菅山&大地山&オオヒラ山…西南西方面です。左の山塊は左から1,112m峰、泉山、中央峰、中央の山塊の左端が笠菅山(かさすげやま)、中央少し右寄りが大地山(おおちやま)、その奥は不溜山(たまらずがせん)などの山域、右端はオオヒラ山です。動画も撮りました。
19角ヶ仙頂上より泉山&笠菅山&大地山&オオヒラ山…西南西方面です。左の山塊は左から1,112m峰、泉山、中央峰、中央の山塊の左端が笠菅山(かさすげやま)、中央少し右寄りが大地山(おおちやま)、その奥は不溜山(たまらずがせん)などの山域、右端はオオヒラ山です。動画も撮りました。
20角ヶ仙頂上より泉山&中央峰…ズームしてみました。左が泉山(いずみがせん)、右が中央峰です。この日は登山客が多かったことでしょう。以前、のぞき岩でハヤブサの巣を見下ろしたことがあります。幸い、産卵もまだだったらしく、周辺を飛び回る姿が見られただけでした。以来、この時期には立ち寄らないようにしています。
20角ヶ仙頂上より泉山&中央峰…ズームしてみました。左が泉山(いずみがせん)、右が中央峰です。この日は登山客が多かったことでしょう。以前、のぞき岩でハヤブサの巣を見下ろしたことがあります。幸い、産卵もまだだったらしく、周辺を飛び回る姿が見られただけでした。以来、この時期には立ち寄らないようにしています。
21角ヶ仙南尾根より広戸仙&公郷仙&山形仙&天狗寺山…南東方面です。左最奥は広戸仙(ひろどせん)、すぐ右手前が公郷仙(くごうせん)、その手前のこんもりが寺山、その右は青ヶ仙で奥は山形仙、中央のきれいに尖ったのは標高702.5m三角点「黒木山」、奥に見える集落は美作(みまさか)加茂駅北北西の集落、右奥は梶間山(かじまやま)、その右が天狗寺山(てんぐうぎさん)です。
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21角ヶ仙南尾根より広戸仙&公郷仙&山形仙&天狗寺山…南東方面です。左最奥は広戸仙(ひろどせん)、すぐ右手前が公郷仙(くごうせん)、その手前のこんもりが寺山、その右は青ヶ仙で奥は山形仙、中央のきれいに尖ったのは標高702.5m三角点「黒木山」、奥に見える集落は美作(みまさか)加茂駅北北西の集落、右奥は梶間山(かじまやま)、その右が天狗寺山(てんぐうぎさん)です。
22タニウツギ&ヤマキマダラヒカゲ…ヤマキマダラヒカゲはサトキマダラヒカゲによく似ています。前翅裏側の蛇の目模様のない黄斑が楕円形で、後翅裏側の蛇の目模様の黒い部分はサトほど大きさの差がありません。動画では枝かぶりですが、同一個体だろうと思います。
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22タニウツギ&ヤマキマダラヒカゲ…ヤマキマダラヒカゲはサトキマダラヒカゲによく似ています。前翅裏側の蛇の目模様のない黄斑が楕円形で、後翅裏側の蛇の目模様の黒い部分はサトほど大きさの差がありません。動画では枝かぶりですが、同一個体だろうと思います。
23ミズタビラコ…直径3mm前後の花は、ハナイバナやキュウリグサに似ています。中心部が白く、咲き始めは花穂の先端が巻いています。
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23ミズタビラコ…直径3mm前後の花は、ハナイバナやキュウリグサに似ています。中心部が白く、咲き始めは花穂の先端が巻いています。
24ヒノキ&杉並木…振り返ってみました。左がヒノキ、右が杉です。
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24ヒノキ&杉並木…振り返ってみました。左がヒノキ、右が杉です。
25フタリシズカ…花穂は通常2本ですが、このように1本のこともあります。白いのはおしべの花糸で、ヒトリシズカとは違い糸状に広がることはありません。3株ほどあり、花穂は出始めでした。
25フタリシズカ…花穂は通常2本ですが、このように1本のこともあります。白いのはおしべの花糸で、ヒトリシズカとは違い糸状に広がることはありません。3株ほどあり、花穂は出始めでした。
26ムラサキサギゴケ…トキワハゼによく似ています。花は大きめで長さ2cm近くあり、上唇の切れ込みがより深いです。匍匐茎を出しますが、よく見えないことが多いです。
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26ムラサキサギゴケ…トキワハゼによく似ています。花は大きめで長さ2cm近くあり、上唇の切れ込みがより深いです。匍匐茎を出しますが、よく見えないことが多いです。
27カキドオシ…蔓性で垣根を貫通するほどはびこるというのが名前の由来ですが、蔓状に茂っているのはまだ見たことがありません。小さなこの1株だけでした。
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27カキドオシ…蔓性で垣根を貫通するほどはびこるというのが名前の由来ですが、蔓状に茂っているのはまだ見たことがありません。小さなこの1株だけでした。
28タニウツギ群生…周辺は小さな草地で、奥にタニウツギが群生していました。ズームして動画も撮りました。この日は山中でもよく見かけました。
28タニウツギ群生…周辺は小さな草地で、奥にタニウツギが群生していました。ズームして動画も撮りました。この日は山中でもよく見かけました。
29ヤブデマリ…ムシカリとは違い、白い装飾花は不揃いに5裂します。1本だけですがよく咲いていました。
29ヤブデマリ…ムシカリとは違い、白い装飾花は不揃いに5裂します。1本だけですがよく咲いていました。
30「しゃぶしゃぶ温野菜津山店」黒毛和牛黒の匠コースNo1…12時半前にはガラガラでした。期間限定の黒の匠コースでは鹿児島黒豚が食べられます。これに黒毛和牛のついた食べ放題コースをチョイス。和牛だしと期間限定の削り節ベースの特製だしにしましたが、どちらもあっさりでした。上段は最初に出てくる「こだわり野菜盛り」、下段は肉の味が一番良かった旨み牛、脂身の多い鹿児島黒豚、意外に脂が少なめで味がしっかりした黒毛和牛、最初に出てきた脂身の多い肉2種類のうちのひとつです。
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30「しゃぶしゃぶ温野菜津山店」黒毛和牛黒の匠コースNo1…12時半前にはガラガラでした。期間限定の黒の匠コースでは鹿児島黒豚が食べられます。これに黒毛和牛のついた食べ放題コースをチョイス。和牛だしと期間限定の削り節ベースの特製だしにしましたが、どちらもあっさりでした。上段は最初に出てくる「こだわり野菜盛り」、下段は肉の味が一番良かった旨み牛、脂身の多い鹿児島黒豚、意外に脂が少なめで味がしっかりした黒毛和牛、最初に出てきた脂身の多い肉2種類のうちのひとつです。
31「しゃぶしゃぶ温野菜津山店」黒毛和牛黒の匠コースNo2…上段は鍋に入れる前の「こだわり野菜盛り」とドレッシングが違うだけのサラダ2種、クセのある甘みもあるキムチ、下段はなぜか丸い塊で出てきた竹筒チーズつみれ、水餃子、餅巾着、肉の味のするたんしゃぶ、脂身の多い厳選牛しゃぶです。
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31「しゃぶしゃぶ温野菜津山店」黒毛和牛黒の匠コースNo2…上段は鍋に入れる前の「こだわり野菜盛り」とドレッシングが違うだけのサラダ2種、クセのある甘みもあるキムチ、下段はなぜか丸い塊で出てきた竹筒チーズつみれ、水餃子、餅巾着、肉の味のするたんしゃぶ、脂身の多い厳選牛しゃぶです。
32「しゃぶしゃぶ温野菜津山店」黒毛和牛黒の匠コースNo3…上段は脂身の多いイベリコ豚しゃぶ、厳選牛ロース、おかわりのたんしゃぶと黒毛和牛、下段はうずらの味玉、鶏のおろし香味だれ、牛すじ豆富、北海道名物じゃがからはゆでた皮付きジャガイモにいかの塩辛がのっており、別々に食べたかったです😅写真にはありませんが、シメできしめんを入れました。ミニカレー丼は普通のカレーライスでした。デザートは一人一品で、白桃の缶詰入りの白桃パフェ、ほぼ生クリームの抹茶ティラミスにしました。
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32「しゃぶしゃぶ温野菜津山店」黒毛和牛黒の匠コースNo3…上段は脂身の多いイベリコ豚しゃぶ、厳選牛ロース、おかわりのたんしゃぶと黒毛和牛、下段はうずらの味玉、鶏のおろし香味だれ、牛すじ豆富、北海道名物じゃがからはゆでた皮付きジャガイモにいかの塩辛がのっており、別々に食べたかったです😅写真にはありませんが、シメできしめんを入れました。ミニカレー丼は普通のカレーライスでした。デザートは一人一品で、白桃の缶詰入りの白桃パフェ、ほぼ生クリームの抹茶ティラミスにしました。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下(厚手) 軍手 雨具 スパッツ 日よけ帽子(フード付き) 雨用帽子 登山靴(防水加工) 靴ひも予備 ザックカバー(防水用) 地形図 コンパス マップケース 筆記用具 タオルハンカチ カメラ 飲料水(スポドリ&茶) 水筒(保温) 非常食(栄養補助食品) スマホ(地図アプリ使用) eTrex22x(GPSナビゲーター) 虫よけスプレー

感想

【赤いモミジ越しに角ヶ仙】
 この日の目的地は鏡野町と津山市の境にある角ヶ仙(つのがせん)です。ちょうど、岡山駅北方面にあるジップアリーナ岡山で、岡山県としては57年ぶりに全国植樹祭が行われ、天皇、皇后両陛下がご来岡されていました。そのため、交通規制で混雑すると思われる旭川沿いルートを避け、そこから東に離れた吉井川沿いルートを利用するために、美作岡山道路を走りました。すると、警備のために移動する機動隊員を乗せた輸送車と何度もすれ違いました。すれ違った輸送車だけでも100人はいたのではないでしょうか。
 物々しい雰囲気でしたが、吉井川沿いの道に入ると一転、華やかなオオキンケイギクロード<写真01>となりました。オオキンケイギクは生態系などに被害を及ぼす特定外来生物に指定されており、栽培・保管・運搬・販売・譲渡・輸入などが原則として禁止されています。この時期は土手や河川敷、空き地などで大群落が見られますが、花期を終えると、種子をつける前に駆除されるのでしょう。
 「越畑ふるさと村」に着くと、角ヶ仙が見えてきましたので、自動車を停めて茅葺きの家越しに撮影することにしました。角ヶ仙の頂上より視線を上に向けると、赤いモミジに気が付きました。ここは秋の紅葉スポットとして有名ですが、新葉も赤いノムラモミジだったようです。赤いモミジと茅葺きの家と角ヶ仙のコラボシーン<写真03,06>は見応えがありました。

【登山中に上を見ると、ニホンリスやサラサドウダン😍】
 出発点としたのは旧越畑キャンプ場駐車場です。舗装道路を少し西へ、草地を突っ切って元炊事場の左を抜けると土道になり、すぐに角ヶ仙登山道道標<写真08>が見えます。“越畑のマッターホルン”といわれるだけあって、ここから階段状の急登が続きます。
 角ヶ仙(つのがせん)は頂上近くまで景色が見えず、急登も多いので、登っている際の視線は下向きが多いです。標高950m辺りまで登ってくると、何かが木に登っていくのが見えました。頭上のはるか上を見ると、松ぼっくりを食べているニホンリスの姿<写真09,10>が目に入りました。リスは松の実をはがして食べるのに一生懸命で、我々が見ていることに気がついているのかいないのか、ずっと木の上にとどまっていました。そのため、枝かぶりで何度もピント合わせに失敗しながらも、久しぶりにリスの撮影に成功しました。もっと積極的に上の方を観察すると、野鳥も含め生き物ウォッチングを楽しめたかもしれません。
 たまに振り返り、いつものように泉山(いずみがせん)などの展望<写真12,14>を楽しみ、頂上近くまで来ると、連れが何か叫んでいました。引き返して見上げると、サラサドウダンの花<写真15〜17>が咲いていました。角ヶ仙でサラサドウダンが見られるのは知らなかったので、得をした気分でした。この周辺はステップが切ってありますが急なので、たいていは足元を見ながら歩き素通りしてしまうでしょう。つぼみが多かったためか、独特のカルキのようなにおいには気づきませんでした。本数が少ないのですが、ここなら鹿の食害は心配いらないかもしれません。
 すぐに角ヶ仙頂上<写真18〜20>に到着、南西方面の展望を楽しみました。

 復路は南尾根コースを歩きました。2022年9月には、こちらを保育園児がピストンする😱とのことで、事前に保護者の方々がササ刈りをしておられたので、足元がはっきりと見えて上りでも安心でした。
 今回も最初はササもない明瞭な細道で安心していると、標高1,140mをきるとササの間の細道が始まりました。ずっと体に当たりますがかき分けずに歩けますし、足元は見えます。上りの南西尾根に比べると滑りやすく、乾いていると崩れやすいのですが、木を掴めるので、視線を上下交互に動かしながら、サラサドウダンがないかと注意深く観察しながら歩きました。
 タニウツギはこちらでもたくさん開花していましたが、サラサドウダンのほうは見つからないまま、一時的でしたがササが肩に当たるようになったので諦めて足元に集中しました。
 標高880mをきり急下りが終わると、ササは体に当たらなくなり、そのうちになくなりました。たまに沢をまたぎ、溝状に掘れた道の歩きやすいほうを探しながら歩きます。
 道標のない箇所から舗装道路に出ると、タニウツギが迎えてくれました。期待していた沢沿いには草花はほとんどありませんでしたが、舗装道路ではムラサキサギゴケなどが咲き、最後にはタニウツギの群生が見られました。この日の角ヶ仙はタニウツギに満ちた美しい山と化していました😊

 整備状況からすると、現在は南尾根は下り専門と考えたほうがいいでしょう。保育園児が登る山と聞いてナメてかかると後悔します😁岡山のすごすぎる保育園児たちは、今年はどちらのコースで登るのでしょうか、楽しみです。

【Google Mapsで「しゃぶしゃぶ温野菜津山店」へ】
 角ヶ仙(つのがせん)の山行を終えたのは、まだ正午前でした。山行後に同じ鏡野町にある道の駅奥津温泉の「温泉亭」でランチをとるのが常でしたが、今年の2月29日に閉鎖されました。指定管理者変更に伴い、5月中旬に“てっちりこ”としてリニューアルオープンしていますが、ネット上に具体的な情報がほとんど上がっていません。下山時刻が遅ければ訪問して時間をつぶし、岡山市内で食事しようかと思っていたのですが、ランチタイムに間に合いそうだったので、肉のコース料理を提供する店としては珍しく昼に開いている「しゃぶしゃぶ温野菜津山店」でランチをとることにしました。チェーン店で岡山県内に9店舗展開していますが、ランチ営業は津山店しかありません。ディナータイムに外食することはほとんどないので、この系列店で食事することは二度とないかもと気合を入れました。
 初めて行く店でしたので、スマホのGoogle Mapsで「温野菜」と検索すると、津山店がすぐにヒットしました。通信(ネット)を切断し、「ナビ開始」ボタンを押すと、ナビがオフラインで始まりました。カーナビで現在地を確認していれば、スマホの画面を見なくても、音声だけでも迷うことなく最短距離(時間)で目的地にスムーズに到着することができました。おまけに店が現在混んでいるか否かなどのリアル情報も確認できます。Google Mapsはカーナビよりも、かなり使い勝手がいいことがわかりました。

 「しゃぶしゃぶ温野菜津山店」は、土日のみ11時半〜14時(ラストオーダー13時半)のランチタイムが設定されています。12時半前に入店しましたが、店内はかなり空いていました。
 ラストオーダーまで残り1時間程しかありませんでしたが、せっかくなので、鹿児島黒豚が食べられる期間限定の「黒の匠」コースに黒毛和牛のついた2番目に贅沢な食べ放題コース<写真30〜32>を注文しました。肉14種類、季節限定野菜、その他鍋用の具材や逸品料理、麺類やご飯もの、デザート(一人一品のみ)が食べ放題です。2種類選べるだしは、和牛だしと期間限定の削り節ベースの特製だしにしましたが、どちらもあっさりでポン酢などのつけダレはないので、火鍋だしなどもっと濃い味のだしでもよかったかもしれません。
 最初に「こだわり野菜盛り」と脂身の多い肉2種類が出てきました。これ以降はタッチパネルで注文します。牛肉だけでも6種類あり、旨み牛のように赤身で旨みの強い肉、厳選牛しゃぶのように脂身が多くやわらかい肉と好みによって選べるので、大勢で行ってもみんな満足できそうです。特に黒毛和牛<写真30,32>は見ためよりも脂身が少なく肉の味がしっかりしており、我々にとっては、これまで食べた肉の中では最上級レベルのおいしさでした。黒毛和牛といえば、霜降りで肉の味が薄いのが多かったのですが、ここは黒毛和牛は脂身少なめ、最上級コースの霜降り黒毛和牛はサシが入りまくりのようです。
 肉以外にはあまり力を入れていないのか、サラダはドレッシングが違うだけで野菜は同じ、逸品料理は意外に薄味で普通においしかったです。最初においしい肉を食べてしまったので、期待が大きすぎて普通に感じられただけかもしれません。一人一品しか頼めないデザートは、白桃パフェと抹茶ティラミスにしました。白桃はたくさん入っていましたが、缶詰になると普通のモモに成り下がっており、甘くない生クリームにベリーソースがかかっていました。抹茶ティラミスは底がスポンジケーキ、ほとんどが甘くない生クリームで、抹茶は表面2mm程の厚さしかありませんでした。どちらも甘さ控えめだったのでよしとしましょう。
 肉はよかったので、再訪の機会があれば、野菜そっちのけで赤身肉を食べまくりたいと思います😋



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