冷水山《関西百名山》
![情報量の目安: B](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_B2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
![](https://yamareco.info/include/imgresize.php?maxsize=90&crop=1&fname=%2Fuploads%2Fyp194a190f66a3f1a.jpg)
- GPS
- 07:11
- 距離
- 18.0km
- 登り
- 1,162m
- 下り
- 1,162m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 丹生やませみの郷の入浴施設は冬期休業 |
写真
感想
今日の天気予報は雨、覚悟を決めていたが、朝起きるとまだ降っていない。連泊するので撤収の必要はない。今日は長丁場なのでまだ暗いうちに出発した。歩き出しは小森集落への林道歩きで集落先端部に到ると民家の敷地に入ってしまい少し戻ると案内看板のある登山口を見つけた。K川さんを先頭に登山道に入るといきなりの急登でペースが速かったせいもあり清永さんが登山継続の不安を訴えた。しかしここで引き返すわけにも行かずペースを落とし登山を継続した。
果無山脈は和歌山・奈良県境を東西に延びる比較的なだらかな山脈で全山縦走をすると24劼竜離があり、東端の果無峠は熊野古道の小辺路が越えている。南側は丹生ノ川から熊野本宮に達する高規格の林道が冷水山付近まで稜線直下を通っている。しかし2年前の大雨で不通になり未だ復旧していない。この道を使えば直下まで車で行き簡単に冷水山登山ができるが其れでは詰らないので今回は全山の縦走を目指して計画していた。
南からの顕著な尾根との合流点に達するとスーパー林道からの登山道が合流した。暫く進むとガスの中に突入してしまった。1つ目の山は和田ノ森(1,049m)で登山口から1時間10分で到着した。樹林帯で展望はなく濃いガスの中、立ち止まっただけで先に進んだ。
今日の読図ミッション1は「P1150の位置を特定」で1.6卆茲砲△詆弦眦世琉銘屬鮹録泙醗戝廚気擦襪燭畸老舛諒儔修魍稜Г靴覆ら歩かなければならない。山頂を後にすると北側から林道が近寄ってきた。ここで霧雨が段々小雨状態となり清永さんに促され雨具を着た。この林道は山脈南側のスーパー林道から安堵山の東で分岐するもので和田ノ森東側まで稜線付近を走っている。登山道は一番高い所を忠実に進むが、1厖召蠖覆鵑製蠅能に林道に吸収されてしまった。200m程林道を歩くが林道は左の方に去って行き再び登山道となった。80m余り登ってP1150の肩に乗り上がった。右に進路が振れると一番高い所がP1150で無事特定することができた。そこは単なる標高点でやはり何もなかった。
P1150の北を巻いていた林道が再び稜線に近づき小ピークを2つ越えて安堵山(1,184m)に達した。3等三角点「東原」があり、和田ノ森山頂と同じ山頂標識にはローマ字が併記され分かりやすい。東に進むと山脈南側を走っていたスーパー林道に達した。ガスが取れ、見通しが利くようになった。展望台があり南方面の山々が望めるが山の名前はよく分からない。紅葉は今が盛りで稜線上の安堵山とP1222は美しく彩られていた。
東に進み登り返すとP1222でなだらかな稜線歩きが続いた。地形図では黒尾山の山頂北側を巻くように登山道が付いているのでピークを通るためには登山道を外れなければならない。注意して進んだが何のことはない登山道は分岐することもなく黒尾山(1,235m)を通っていた。ここも展望はなくまたガスに包まれた。縦走路を東へ進み小ピークを越えるといよい関西百名山の冷水山(1,262m)、果無山脈の最高峰で1等三角点「果無山」が置かれていた。山頂は開けているがガスが濃く何も見えなかった。ミッション2で「笠捨山を山座同定」を予定していたが実行不可能だった。
丹生やませみの郷から9卻發い突茲拭I坩造鯤えたK永さんも関西百名山の山頂に立つことができた。果無山脈はこの先まだ15劼△襦時間的にはほぼコースタイムで問題はないが、K永さんの足次第で判断を任せた。かなり悩んだ末引き返すことを選択した。皆快くこの選択を受け入れたが、同じ道を歩くのも芸がないので、南尾根を下りて林道歩きで帰ることにした。尾根を200m程下り林道に下り立つと、ガスの領域を抜けて紅葉の山々の展望が良かった。通行止めで車の来る心配もなく気楽に歩け展望台まで戻ってきた。林道の支線に入り稜線の北側に移った。今度はP1150も北側を巻き林道ばかりで和田ノ森手前まで来た。最後の取り付きを間違っては戻れなくなるので最大の注意点だ。コース変更で出来なくなったミッション3の代わりに読図に取り組んだ。
離れて行く林道と来る時、雨具を着るため立ち止まった柱の様なものの立っていた地点を発見し無事登山道に復帰し和田ノ森山頂に到った。昼食休憩にするが止んでいた雨がまた降り出し10分余りで切り上げ下山に掛った。歩き出すと直ぐに雨は止み意地悪としか思えないような仕打ちだった。小森集落に近づくと太鼓の音が聞こえて来る。村の祭のようだ。それにしても何とも単調な太鼓の音、音楽性は全くないようだ。小森集落に下り立ち朝真っ暗な中歩いた林道をこんなところだったのかと興味深く進み、やませみの郷に帰って来た。昨日神輿の置かれていた所を覗いてみたが神輿はなく、山深い集落を練り歩いて行ったのか? はたまたあれは狸囃子だったのだろうか?
やませみの郷は温泉施設があるが、温泉の営業は10月まで、入浴と昨日デポした車を回収するため県道735号の悪路を32辧1時間余り掛かって十津川温泉に到った。二津野ダムの湖畔の庵の湯に浸かり汗を流しやませみの郷に戻ったのは3時間40分後だった。今日も宴会を楽しもう。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する