橋本駅から高尾駅まで
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- GPS
- 05:59
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 421m
- 下り
- 389m
コースタイム
- 山行
- 5:13
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 5:55
天候 | 雨のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ロードが半分くらい |
その他周辺情報 | STRIDE LAB高尾店 |
写真
感想
小雨降る週末。天候はあまり優れないし、今週も平たい薄底靴で、ゆる山ハイキングをすることにした。
忙しかったので、行き先もあまり良く考えておらず、手っ取り早く、近くて空いている高尾山の東端を目指すことにする。
適当に家を出て、電車の時間より自分のペース優先。新宿でゆっくり朝カレーを食べて腹一杯。いちおう前もって高尾駅から橋本駅まで歩こうと計画したが、新宿駅から乗った電車が橋本行きだったので、もう計画変更。橋本から高尾まで歩くことにした。9時前に橋本着。
延々とロードを歩いていると、立派な鳥居をくぐる。川尻八幡宮のとても長い参道だった。参拝させて頂く。
ホタル飛ぶという疏水を渡り、木段を登って小さな稜線に上がる。ここから未舗装路になった。
ほどなく古城跡を経て、評議原という広場に至った。昔、ここを治めていた小松城の武将が、評議を開いた場所とのこと。カエデの木々が美しく枝葉を張っていて、これは乙なところで評定をしたものだと思う。シートなど広げて茶を沸かし、お菓子を食べて体を伸ばす。最高じゃないか。
ダム湖を経て、高尾山セブンサミッツの道と合流し、また分かれて高尾駅方面へ。途中、鉄塔の下を通る箇所からは、東京方面のビル群がよく見えた。ここでもゴザを広げてラーメンを食べた。のんびり食べて、撤収まで誰も来ない。このルートは全体的に人が少なく静かだと思う。
この平たい薄底靴(巷間ではカッコ良い横文字でゼロドロップのベアフットシューズと呼ばれている)は、現代のシューズメーカーが鎬を削り開発してきた、足の負担を和らげるクッションと呼べるものがほぼ皆無で、いうなれば昭和の昔の布靴のようだが、一歩一歩考えながら丁寧に歩くと、負担も少なく、なかなか楽しい。一歩一歩考えているのは、チンパンジーのように足で路面をつかむイメージとか、へっぴり腰にならず小股で重心移動する感じとか、コンクリに踵落としは痛いなとか、つまり使っている本人は断じてカッコ良いイメージを持っていないのだが、何というか、どこに足を置くかくらいは考えるようになった。
ロードでは、現代の靴と同じようにドタドタ歩いていると、足裏がすぐに痛くなる。トレイルでは、滑るところは滑る。大体の靴が滑るところは滑る。しかし、そうでもない所は別に滑らない。だからトレイルでは足裏からの情報量が増えて楽しいだけで、特にデメリットはない。足もより鍛えられて、低山ハイクの充実感が増した気がする。人によるだろうが、自分は気に入ってしまった。山道具は沼が深い。
そうして滑るところは滑りながら、このトレイルはとても変なところ、公園の歩道を乗り越えた、全く正しいルートと思えないところからロードに合流した。
ここから高尾駅まで、もうすべてロード歩きだろうと思っていたが、今回もメインイベントはクライマックスに来た。金比羅緑地、自然公園の実現を、という大変メッセージ性の強い看板に、ついふらふらと怪しいトレイルに入ってしまった。
野口さんという方が八王子市に寄贈したと書いてあった、この森、すごい急登。途中で踏み跡が見えなくなり、戻れば良いのに落ち葉深い急坂を直登してしまった。ようよう登りきったところで正規ルートに合流。そこからさらに登ると、金網を抜いた金枠があり、別ルートと合流した。下りはしっかりした道となったが、下りきると、また不思議な、ここから山の上につながっていようとは全く思われない薮の切れ目のようなところから舗装路に出た。高尾の沼も深い。
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