シチダンカ・シェール道・カスケードバレイ

2024年06月20日(木) [日帰り]

• GPS: 06:22
• 距離: 12.1km
• 登り: 440m
• 下り: 875m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:17
• 休憩: 2:01
• 合計: 6:18

9:47 森林展示館・管理事務所
10:22 10:25 神戸市立森林植物園（長谷池）
10:39 10:39 森林植物園 東門
10:47 10:49 八洲嶺砂防堰堤
10:56 10:57 黄蓮谷分岐
11:07 11:16 桜谷出合
11:39 11:49 八洲嶺第三堰堤
12:11 12:15 穂高堰堤
12:21 12:37 シェール槍
12:42 13:13 穂高堰堤
13:24 13:27 穂高湖
13:30 13:32 杣谷峠
13:35 13:41 杣谷パックマン
13:48 13:48 杣谷の巨人
13:51 13:51 勧進滝
14:05 14:09 寒滝（寒谷滝）
14:25 14:31 摩耶第二砂防堰堤
14:42 14:49 摩耶砂防堰堤
14:59 15:02 山寺尾根 分岐点
15:03 15:03 杣谷堰堤
15:07 15:09 杣谷入口 / 永峰堰堤
15:13 15:16 灘丸山公園
15:29 15:29 篠原公園
15:36 15:45 灘温泉 水道筋店
16:05 大石駅

山の電波地図（楽天モバイル／電波カバー率：64%）
https://chizroid.info/denpa/ex/map?tid=fzGBCgnMbo

山行計画（らくルートにて作成）
https://www.yamareco.com/modules/yr_plan/detail-4228959.html

天候

くもり

アクセス

利用交通機関：

電車

往路：近鉄・阪神・神鉄・新開地経由・北鈴蘭台駅 無料送迎バス（9:05発）
復路：阪神・近鉄・大石駅・西宮乗換

写真

6/20 9:01

9:05発の無料送迎バスに乗車。平日なのに、ギリ乗車可能な最後尾付近でした。スゲェ！

6/20 9:16

入場券300円也。モタモタ並んでると後ろのオッサンが、無料パスを肩越しに差し出して行きよった。そんな慌てる必要ある？係員の対応も「？」だったけど。

6/20 9:24

真っ先に展示館へGo! 当方のお目当てはコレです。六甲山系の発展に大貢献なさった直木重一郎氏の展示物。六甲登山地図の礎となりました。

6/20 9:36

直木氏の遺品を数点展示なさっています。昭和初期に近代登山の用具などが伝わったと云う。それまでは、草鞋で歩いてんですね。親指から出血するで。

6/20 9:24

山仲間から送られたはハガキに、山歩きで直木氏自身がお使いになったナタとノコギリ。今も昔も、倒木やヤブとの戦いなのですねw

6/20 9:46

一眼カメラのオバハンにどいてもらって記念撮影です。Pixel7のUltra Wideを舐めちゃアカンよ。この距離でもバッチリだし、歪みも周辺減光もありまへん。

6/20 9:49

定番中の青いあじさい。上品でこじんまりしてますね。生駒のホンアジサイは、サッカーボールぐらいあって、品がありません。

6/20 9:52

ピンクのガクアジサイも美しい。

6/20 9:58

いよいよココから「あじさい園」です。

6/20 9:59

あったー、いきなりでた。入口のすぐ右手に群落してた。
シチダンカさんです。

6/20 10:02

シチダンカ

6/20 10:00

本場、六甲のシチダンカに感激しました。

6/20 10:21

長谷池

6/20 10:23

長谷池のハス
置物かと思ったら、モノホンの水鳥でした。

6/20 10:23

ハスは咲いてないけど、ツツジが綺麗だったよ。

6/20 10:28

目的のブツを見たので、さっさと植物園を出ます。静かに歩きたい。

6/20 10:40

東門に到着。ここで虫対策のきほんであるネットを装着した。
いやいや、すれ違った人がビックリしてたでw　

6/20 10:50

生田川沿いにボード・ウォークを歩く。

6/20 10:56

今年の2月に歩いた黄蓮谷(Warren Valley)を見送って進む。

6/20 11:09

桜谷の分岐手前の休憩ベンチ付近。2月はここでラーメンを食べました。

6/20 11:13

先行のオッサンが飛び石の上で立ち往生、挙句にバシャバシャやって進むもんだから、見ていてこちらも怖くなった。生駒じゃ、めったにない渡渉にガクガクブルブル。

6/20 11:20

ここで徳川道からシェール道へ進みます。直前に予定を変更したのは、正解でしたね。大変よき道でした。

6/20 11:22

素晴らしい景観です。しかも涼しい。

6/20 11:24

えっ！　ここで渡るの？　さっきよりも厳しいやん。

6/20 11:26

渡り終えて振り返り。

6/20 11:36

「え、またなの？」と一瞬怯んだけど、ちゃんと木橋が架かってました。

6/20 11:39

写真じゃよく分かりませんが、石積の炭窯です。横に説明板あり。（文字がへんてこに変形してる）

6/20 11:46

堰堤を越えると清々しい自然の風景。こりゃ、毎日でも歩きたくなるなー。

6/20 11:50

水際まで寄って撮影してみました。この辺りの流れは穏やかです。

6/20 12:01

ウツボグサ
シソ科の植物に間違いない。生駒で見るのと若干異なるので、別名があるかも。たくさん咲いてました。

6/20 12:13

岩のゴツゴツしたルートを折り返して、シェール槍へ向かいます。

6/20 12:24

シェール槍からの眺め。正面の三角が新穂高かな？

6/20 12:32

シェール槍山頂で360°パノラマの記念撮影

6/20 12:25

摩耶山の方向です。手前のピークに隠れて見えません。

6/20 12:25

穂高湖と穂高堰堤を見おろす。

6/20 12:47

外周路は歩かずに、堰堤前の広場でランチタイム。正解でしたね。

6/20 13:20

立入禁止の掲示はありません。ここから穂高湖へ降りることにした。

6/20 13:25

穂高湖の逆さシェール槍
ただのため池やん。なんか胡散臭い場所なので、永久に立入禁止でええわ。

6/20 13:31

天狗塚への分岐が長い丸太階段で登って行く。次にチャレンジしたいと思います。

6/20 13:32

杣谷峠
石積みされた切通しの向こうに、キツイ下りのコースが待ってたw

6/20 13:42

キッツイなぁと思ったけど、この程度は序の口でした。

6/20 13:55

堰堤を越えると飛び石の渡渉あり。これの繰り返し。

6/20 13:57

渡渉もだんだん慣れてきました。しかし、靴を濡らしたくないので、ゆっくりと無理せず渡りました。

6/20 14:05

「行き止まり」を示す道標。堰堤を越える箇所に、何度か行き止まってる分岐を見た。慣れないと間違うだろうなー。

6/20 14:12

ここの渡渉が最もヤバかった。補助ロープなかったら、滑って落ちるかも。

6/20 14:14

水音から小堰堤かなと思ったら、自然のナメ滝でした。落ち口の深さは1m以上ありますね。

6/20 14:29

堰堤直下を渡渉するけど、雨の日は岩の上が滑るだろうね。安易に下山ルートとしてチョイスすると、きっと痛い目に遭う。

6/20 14:49

急流スベリのように豪快に流れゆく杣谷川。Cascado（フランス語）の意味がよく分かった。

6/20 15:48

無事に下山してきて都賀川から振り返る。

6/20 16:05

尼崎を経て近鉄大阪線へ直通するため、阪神大石駅まで歩きました。六甲山系は意外に近くなりにけり。

撮影機器：

Google Pixel 7 128GB SIMフリー Google

装備

MYアイテム

Ikoma Nature Walk

重量：-kg

感想

Ikoma Nature Walk

今回の山行目的は、六甲登山地図の製作（昭和9年）で貢献された直木重一郎氏の遺品とシチダンカでした。どちらにもサクッと出会えて、ますます六甲山系にドはまりしてます。新穂高にシェール槍、ちょっと安易でアレゲなネーミングだけど、周辺の自然環境は素晴らしかったです。ドイツ人好みのルートですねw

1997年発行の「阪急ハイキング」神戸線10で紹介されていた「カスケードバレイ」の名称に「はぁ？」と思っていましたが、意外に厳しいと感じました。何度も堰堤付近を急斜面で上り下り、さらに渡渉ありのルート。しかも素晴らしい景観の連続でした。いずれ登りでもチャレンジしたい。サクッと下山に使える道じゃないっすね。