無限羊蹄
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- GPS
- 09:42
- 距離
- 46.9km
- 登り
- 3,515m
- 下り
- 3,509m
コースタイム
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
水1:ヒラフ登山口 水2:真狩の水場 |
写真
感想
二年前に参加した無限羊蹄はコテンパンにやられて11時間30分かかってしまった。あの頃よりどれだけ強くなってるだろうか。自分を試してみる。
深夜1:55にスタート。まずはロード。やっぱりペースが上がってる。喜茂別の林道に到着して歩けると思ったら、まだ走ってる。登山道までのランニングだった。二年前はこんなに走ってなかったよね(笑)。これが無限羊蹄の洗礼なのか。
喜茂別の登山道はミストで不快。汗が噴き出る。途中で雲を抜けて少し涼しくなってきた。やっとのことで山頂。ささっと補給してヒラフへ。外輪分岐近くにインド人っぽい女性が座ってた。なんだったんだろう。
ヒラフの下山スピードが速い!靴に入ってる小石を取る暇もねぇ。目の前に飛び込んでくる、登山道の石やら土のドゥルドゥルやら木の枝やらを高速で処理しなければならない。脳がパンクしそうになった。
登山口まで降りると、給水スポットがあって助かる。とりあえず500ml持つことにした。ここからは二年前にやられたロード12kmだ。辛いけどコンさんとシロさんに食らいついていく。ログワールドらへんで、ランナーズハイになって心と体のゆとりができた。千切られることなく真狩の水場に到着。ここの水はうまい!
さて、水を1000ml持って真狩コーススタート。いきなり晴れ出して暑い。水の残量も気になってくる。シロさんはイケイケで登りのスピードが衰えない。途中で話したら目を輝かせて「クライマーズ・ハイに入りました」と。やぶぇ、、、途中でコンさんの心拍数が異常値に突入した。下山するとのこと。その時僕もかなりキツくて何もサポートできず申し訳ないっす。
そこからはシロさんに独走してもらい、僕は僕の出せるスピードで登る。外輪はお花が咲き乱れて綺麗だった。満席の山頂を通り過ぎて京極コースの下山へ。
8合目手前で口が痺れてフラフラしてきた。これはヤバい。しばらく留まって回復を試みる。ダメだー。辛すぎる。6合目までフラフラしてたけど、ある程度回復してきた。本当によかった。後はゆっくり確実に下山することに努める。2合目からゴールまではダッシュして終了。タイムは10時間22分だった。二年前の僕よりは強くなってる!オッサンなのにまだ伸び代ありました(笑)
京極登山口でしばらく休憩してると、シロさんとコンさんが帰ってきた。コンさんお疲れ様でした。相変わらず無限羊蹄は恐ろしいっす。先週出場したテイネトレイルよりヤバかったですわ。
ーーー
■良かった点
_屡梢箸話札僖鵑肇ーフスリーブにすることで汗抜けが良かった
▲蹇璽匹領習の成果が出て途中でヘタレなかった
■悪かった点と対策
〇廚辰燭茲蟒襪水の残量を気にしながらだと精神衛生上よろしくない
→水を余分に持つ
熱中症一歩手前の状態になった
→塩をたくさん持つこと
ローソンで買ったチョコスコーンは口の水分を奪うほどパッサパサ
→もうスコーンは買わない
さ極登山口の大きな木下に車を停めたら鳥糞がひどい
→木の下に停車する際は注意
真狩の登りで尋常じゃない汗と何時もより高い心拍数が続き、7号目辺りで熱中症になり終了。これは危険だと判断し、真狩に下山してシロさんにお迎えしてもらい助かった。
下山して2リットル以上水分を補給しても、1キロ以上体重が減っていてビックリ!
水と塩のありがたみを再確認した羊蹄でした。
今回はリョーさんも参加して再び無限羊蹄へ。
テイネトレイルで好成績を納めたリョーさんは2年前のリベンジに燃えている。
喜茂別を登り始めると想定通りの無風特濃ミストサウナで滝汗。それでも1ボッコ目はいつも通りの時間に到着。
山頂では久方ぶりに知人kkyoさんとの嬉しい再開があった。相変わらずお優しい人柄に癒されました。
外輪は快適な気温だがヒラフへ向けて高度を落とすと一気に高温サウナ、下りなのに汗が吹き出してくる。野営場には想定より遅れて到着した。
真狩まで曇りと向かい風だったのでデスロードにならずに助かった。
2度目の登りは間違って晴れたのでサウナを通り越して熱帯ジャングル、3号目からの裸地は砂漠と化し全身から汗が吹き出す。
この状況下で無駄に頑張ってもパーティーが全滅しそうなので高度が上がり涼しくなるまでパワーセーブし足を温存した。
1,400超えた辺りやっと少し涼しくなり時折弱いながら風が吹くのでギアを1段上げる。いつもなら阿吽の呼吸で応えてくれるコンさんの足取りが重たく離れていく。
聞くと心拍が上がり気味で体調も悪いと。止まって補給、補水するが改善せず7号目過ぎで真狩下山する事になり残念ながらDNF。僕が下山後にお迎えに行く事にした。
リョーさんも同じく7号目からずっと苦虫を噛んだような顔でかなりキツさそうだが身体はしっかり動いているので、キャリア的に下山できると判断した。リョーさんには悪いが心配なのでコンさん優先で一足先に下山する事にした。
下山後はチャチャっと着替えて真狩に着くとコンさんがコーラ片手に降りてきて無事に救出完了。京極登山口に戻るとリョーさんも下山しており安堵した。
何度もやっている無限羊蹄だが、今日は湿度が高く陰湿なジャングルの様な暑さと無風、日射で過去最悪レベルの劣悪な環境だった。
皆さんよく頑張りました、本当にお疲れ様でした。
これにて今年の無限羊蹄は終わりにします。
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