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Yamareco

記録ID: 699006
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
富士・御坂

静かなる富士山(二合目から大沢崩れ)

2015年08月15日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:38
距離
23.5km
登り
1,325m
下り
1,330m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:10
休憩
2:33
合計
9:43
5:56
35
6:43
6:58
55
7:53
7:59
36
8:35
8:40
36
御庭山荘
9:16
9:18
30
9:48
9:48
13
10:01
10:12
18
10:30
12:01
8
12:09
12:14
31
大沢休泊所
12:45
12:47
28
13:15
13:22
37
御庭山荘
14:27
14:27
41
15:08
15:08
8
15:38
15:38
1
15:39
ゴール地点
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2015年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
精進口登山道二合目に駐車
コース状況/
危険箇所等
おおむね歩きやすい登山道
三合目のスバルラインまではブナ、そこから先はコメツガの原生林が気持ちいい。
三合目から奥庭まで倒木が多いが、くぐりにくかったり、越えにくいものはほとんどなく、適度なアクセントという感じ。
御中道の沢を横切るところに露岩があり、多少気を付ける程度。
その他周辺情報 16時30分 中央道上り 小仏トンネルを先頭に20km渋滞
ここからスタート
2015年08月15日 05:56撮影 by  Canon PowerShot G9, Canon
8/15 5:56
ここからスタート
2015年08月15日 05:57撮影 by  Canon PowerShot G9, Canon
8/15 5:57
倒木は基本くぐる
2015年08月15日 06:16撮影 by  Canon PowerShot G9, Canon
8/15 6:16
倒木は基本くぐる
スバルラインの下をくぐる
2015年08月15日 06:21撮影 by  Canon PowerShot G9, Canon
8/15 6:21
スバルラインの下をくぐる
シャトルバス
2015年08月15日 06:25撮影 by  Canon PowerShot G9, Canon
8/15 6:25
シャトルバス
三合目バス停
2015年08月15日 06:28撮影 by  Canon PowerShot G9, Canon
8/15 6:28
三合目バス停
駐車場跡(?)
ここは写真右側の奥庭方面へ行くべきところ、前方の精進口登山道を行ってしまった…×
2015年08月15日 06:43撮影 by  Canon PowerShot G9, Canon
8/15 6:43
駐車場跡(?)
ここは写真右側の奥庭方面へ行くべきところ、前方の精進口登山道を行ってしまった…×
こっちへ来なければならなかった
2015年08月15日 06:59撮影 by  Canon PowerShot G9, Canon
8/15 6:59
こっちへ来なければならなかった
奥庭まで倒木があったが、煩わしさは感じなかった
2015年08月15日 07:08撮影 by  Canon PowerShot G9, Canon
8/15 7:08
奥庭まで倒木があったが、煩わしさは感じなかった
コメツガの原生林が気持ちいい
2015年08月15日 07:21撮影 by  Canon PowerShot G9, Canon
8/15 7:21
コメツガの原生林が気持ちいい
奥庭荘の手前まで来て、やっと富士山が見えた
2015年08月15日 07:46撮影 by  Canon PowerShot G9, Canon
8/15 7:46
奥庭荘の手前まで来て、やっと富士山が見えた
奥庭荘
2015年08月15日 07:52撮影 by  Canon PowerShot G9, Canon
8/15 7:52
奥庭荘
天狗岩
2015年08月15日 07:54撮影 by  Canon PowerShot G9, Canon
8/15 7:54
天狗岩
スバルラインに出た
2015年08月15日 08:05撮影 by  Canon PowerShot G9, Canon
8/15 8:05
スバルラインに出た
御庭バス停
2015年08月15日 08:06撮影 by  Canon PowerShot G9, Canon
8/15 8:06
御庭バス停
スバスラインを渡って林道に入り、林道を左へ進む。
右へいいても行けるが、左のほうが若干距離が短そう。
2015年08月15日 08:09撮影 by  Canon PowerShot G9, Canon
8/15 8:09
スバスラインを渡って林道に入り、林道を左へ進む。
右へいいても行けるが、左のほうが若干距離が短そう。
よく整備された道
2015年08月15日 08:19撮影 by  Canon PowerShot G9, Canon
8/15 8:19
よく整備された道
眼下は鳴沢、手前の山は奥庭周遊道
2015年08月15日 08:20撮影 by  Canon PowerShot G9, Canon
8/15 8:20
眼下は鳴沢、手前の山は奥庭周遊道
富士山の厳しい自然環境で、枝が右に偏っている。
2015年08月15日 08:24撮影 by  Canon PowerShot G9, Canon
8/15 8:24
富士山の厳しい自然環境で、枝が右に偏っている。
朽ちた御庭山荘。
大沢崩れへは、この手前を右折する。
2015年08月15日 08:35撮影 by  Canon PowerShot G9, Canon
8/15 8:35
朽ちた御庭山荘。
大沢崩れへは、この手前を右折する。
ここを手前に入る。
木製の道標は五合目方面から来た時は見えるが、奥庭から来た時は見落とす。
2015年08月15日 08:41撮影 by  Canon PowerShot G9, Canon
8/15 8:41
ここを手前に入る。
木製の道標は五合目方面から来た時は見えるが、奥庭から来た時は見落とす。
白山岳方面
2015年08月15日 08:36撮影 by  Canon PowerShot G9, Canon
8/15 8:36
白山岳方面
大沢崩れへ行く手前の分岐。どっちへ行っても、先で合流できる。左へ行くと山道。右へ行くと林道。
2015年08月15日 08:49撮影 by  Canon PowerShot G9, Canon
8/15 8:49
大沢崩れへ行く手前の分岐。どっちへ行っても、先で合流できる。左へ行くと山道。右へ行くと林道。
ここで合流する。
帰りは林道方向へ下ってみた。
2015年08月15日 08:57撮影 by  Canon PowerShot G9, Canon
8/15 8:57
ここで合流する。
帰りは林道方向へ下ってみた。
気が傾いているのは雪崩のせい。
2015年08月15日 09:13撮影 by  Canon PowerShot G9, Canon
8/15 9:13
気が傾いているのは雪崩のせい。
笠雲か?
2015年08月15日 09:14撮影 by  Canon PowerShot G9, Canon
8/15 9:14
笠雲か?
滑沢。一応落石に注意しながら通過したほうがいいと思われる
2015年08月15日 09:22撮影 by  Canon PowerShot G9, Canon
8/15 9:22
滑沢。一応落石に注意しながら通過したほうがいいと思われる
休泊所に着いたぞー
2015年08月15日 09:48撮影 by  Canon PowerShot G9, Canon
8/15 9:48
休泊所に着いたぞー
大沢休泊所
2015年08月15日 09:51撮影 by  Canon PowerShot G9, Canon
8/15 9:51
大沢休泊所
休泊所下の展望台から見た大沢崩れ
いまいち、迫力がない
2015年08月15日 10:00撮影 by  Canon PowerShot G9, Canon
8/15 10:00
休泊所下の展望台から見た大沢崩れ
いまいち、迫力がない
日本最大規模の大沢崩れ。ウーンッ...
チョット期待外れ。
2015年08月15日 10:00撮影 by  Canon PowerShot G9, Canon
1
8/15 10:00
日本最大規模の大沢崩れ。ウーンッ...
チョット期待外れ。
見晴台へは右脇を入って行く
2015年08月15日 10:08撮影 by  Canon PowerShot G9, Canon
8/15 10:08
見晴台へは右脇を入って行く
崩れないほうがおかしい
2015年08月15日 10:20撮影 by  Canon PowerShot G9, Canon
1
8/15 10:20
崩れないほうがおかしい
見晴らし台
休泊所から10分ほど登ったところ
こちらの方が視界が広く、気持ちがいい。
2015年08月15日 11:58撮影 by  Canon PowerShot G9, Canon
8/15 11:58
見晴らし台
休泊所から10分ほど登ったところ
こちらの方が視界が広く、気持ちがいい。
見晴台から剣が峰を望む
こっちは雄大
2015年08月15日 10:34撮影 by  Canon PowerShot G9, Canon
8/15 10:34
見晴台から剣が峰を望む
こっちは雄大
今日の昼は、ナスとシメジのパスタ
2015年08月15日 10:57撮影 by  Canon PowerShot G9, Canon
8/15 10:57
今日の昼は、ナスとシメジのパスタ
御庭から林道を来た時は、ここから上へ行くと100m程で小屋跡で合流する。
2015年08月15日 13:04撮影 by  Canon PowerShot G9, Canon
8/15 13:04
御庭から林道を来た時は、ここから上へ行くと100m程で小屋跡で合流する。
御庭−五合目、富士山らしい景色
2015年08月15日 13:40撮影 by  Canon PowerShot G9, Canon
8/15 13:40
御庭−五合目、富士山らしい景色
一般向けの道で、サンダルでも歩けそう
2015年08月15日 13:48撮影 by  Canon PowerShot G9, Canon
8/15 13:48
一般向けの道で、サンダルでも歩けそう
今までの静けさとのギャップ
別世界です
2015年08月15日 14:04撮影 by  Canon PowerShot G9, Canon
8/15 14:04
今までの静けさとのギャップ
別世界です
別の富士山
2015年08月15日 14:07撮影 by  Canon PowerShot G9, Canon
8/15 14:07
別の富士山
精進口登山道を下山中
やっぱり静か。
2015年08月15日 15:01撮影 by  Canon PowerShot G9, Canon
8/15 15:01
精進口登山道を下山中
やっぱり静か。
三合目バス停付近
頻繁にバスが行き来している
2015年08月15日 15:20撮影 by  Canon PowerShot G9, Canon
8/15 15:20
三合目バス停付近
頻繁にバスが行き来している
二合目、帰着
2015年08月15日 15:38撮影 by  Canon PowerShot G9, Canon
8/15 15:38
二合目、帰着
撮影機器:

感想

この夏は週末の天候が芳しくなく、近くへ行っても「富士山見えず!」が続いており、ややフラストレーションが溜まっていた。直接富士山へ行けば雲が出ても富士山に居ることに変わりはない、という発想で富士山へ行ってきた。
ただ、最も込むこの時期、渋滞の中の芋洗い登山は全く趣味じゃないので、山麓を歩き、下から頂上を眺めることにした。
富士山の周りには青木ヶ原をはじめとする原生林が2500m付近まで広がり、無数の林道や作業道、登山道がある。その中で、大沢崩れは日本有数の大崩壊地で落石の音も絶えないとの紹介が気になっており、行ってみることにした。

【二合目〜三合目】
精進口登山道の二合目駐車場から出発した。登山道はスバルラインの境橋をくぐるが、そこまでほぼ一直線。初めのうちは両側からの笹がやや鬱陶しいが、そこを過ぎると非常にきれいなブナの原生林となる。思わずルートを外れて中を歩いてみたくなるほど清々しい原生林だった。

【三合目〜奥庭荘】
スバルラインを過ぎるとすぐ先に三合目バス停がある。マイカー規制中のため一般車は入ってこれないが、早朝にもかかわらず、バスや作業車などが結構頻繁に通過していた。
スバルラインから先は植生が一変してコメツガ主体になる。三合目の広大な広場入口で精進口登山道と分かれ奥庭方面の登山道を行く。
ここから奥庭山荘までは、適度な倒木と苔むした原生林が広がり、登山道自体は歩きやすく、さすが富士山は他の山と一線を画すといった雰囲気であった。

【奥庭荘〜御庭山荘】
奥庭荘の先で再びスバルラインと交差するが、ここからコメツガの樹高が次第に低くなり、森林限界に近付いてきたことを感じさせる。ここは、五合目までの遊歩道になっているので、整備された歩きやすい道になっている。

【御中道:御庭山荘〜大沢休泊所】
大沢崩れ方面は、御庭山荘の少し手前を右に曲がる。朽ちた御庭山荘に目が奪われると、曲がり口を通り過ぎてしまう。そこから林道を200m程行くと御中道の入口がある。木製の道標があるが、マジックで林道直進の矢印も書かれている。実施には、この先350mのところにもう一つの御中道口あり、その先で合流している。
大沢休泊所までの御中道はよく整備された歩きやすい道で、サンダルでも歩けそうである。ただ途中、滑沢、仏石流し、一番沢などの沢を通過し、露岩帯もあるので、さすがにサンダルでは危険である。
【大沢崩れ】
大沢休泊所から右下へ降りると大沢崩れを見ることができる。期待が大きかったせいか見た瞬間「あれっ、こんなもん?」という感じだった。1日ダンプカー80台分が崩落とのこと、頻繁に落石が発生している事を想像していたが、いたって静かで、沢の幅も想像より狭かった。休泊所の上の見晴台に行って昼食をとって、その後少し上にいったりと2時間くらい大沢崩れを見ていたが、「カラカラカラ」という落石が1回だけであった。
休泊所の下方から見た大沢崩れにはあまり迫力を感じなかったが、休泊所の上方にある見晴台や、さらにその上と、上へ行くにしたがって迫力が増していくように感じた。たぶん、高度を上げるに従って視界が開けてくるからではないかと感じた。
なお、見晴台は休泊所隣の神社の右脇を入って行き、尾根筋を10分ほど登ったところにある。
今回は時間がなかったが、再訪して、もう少し上まで行ってみようと思う。

【御庭山荘〜五合目〜精進口登山道】
御庭山荘から五合目までは遊歩道で歩きやすく、所々にベンチも設置されている。
今回は非常に静かで懐の広い富士山を堪能できたが、当然ながら五合目だけは別世界であった。人や車をかき分けて下りの精進口登山道へ入るのに一苦労した。
三合目までの精進口登山道は、一部多少荒れたところはあったが、やはりよく整備されていた。

今回のルートは登山という見方をすると、やや物足りなさがあるかもしれないが、富士山の原生林と、天候に恵まれ、時折見せる富士山の雄大な景色を十分に堪能することができた。

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