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Yamareco

記録ID: 6999675
全員に公開
ハイキング
八ヶ岳・蓼科

イワヒゲに会いに南八ヶ岳

2024年07月05日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
12:48
距離
14.3km
登り
1,531m
下り
1,531m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:16
休憩
2:30
合計
12:46
4:48
4:49
76
6:05
6:15
4
7:21
7:31
103
9:14
5
9:19
10
9:29
9:39
6
9:45
9:50
5
9:55
9:59
2
10:01
10:09
9
10:18
10:47
9
10:56
4
11:00
11:03
5
11:08
11:10
8
11:18
11:21
12
11:33
5
11:38
11:47
31
12:18
12:22
6
12:28
12:31
5
12:36
12:37
5
12:42
6
12:48
13:17
113
15:10
14
15:24
15:34
49
16:23
16:31
23
16:54
16:55
18

[ メモしていたコースタイム ]
( 5分単位に丸めています )

車道終点_________ 04:25 14℃
真教寺尾根分岐______ 04:45
県界尾根登山口______ 05:10 〜 05:15
県界尾根上________ 06:05 〜 06:15 17℃ 上着脱ぐ
小天狗__________ 06:20
大天狗__________ 07:20 〜 07:30 おにぎり
鎖場開始(2620m?)_ 08:10 〜 08:25 帽子着用
赤岳展望荘分岐______ 08:50
赤岳展望荘________ 09:10
地蔵尾根道入口______ 09:15
大権現石碑________ 10:10
三叉峰(杣添尾根道入口)_ 10:20 〜 10:45 おにぎり
地蔵尾根道入口______ 11:30
赤岳展望荘________ 11:40 〜 11:50
赤岳___________ 12:25 〜 12:30
文三郎尾根分岐______ 12:35
真教寺尾根入口______ 12:50 〜 13:10 あんドーナツ
2316m標高点_____ 14:50
牛首山手前のピーク____ 15:10
牛首山__________ 15:25 〜 15:35 アミノバイタル
賽の河原_________ 16:25 〜 16:35
大門川県界尾根道合流___ 16:55
車道終点_________ 17:15

天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等

・県界尾根・真教寺尾根の上部と主稜線は鎖場や梯子がいっぱい出てくる登山道です

・真教寺尾根
以前と変わりました?
以前は鎖場の下降で歩きにくいとは感じませんでしたが、今回はひどく歩きにくいと感じました
ただ今回はず〜っと鎖沿いに下降したので歩きにくかったのかもしれません
鎖場の壁は全部幅5m以上はあります
鎖のルート以外の方がはるかに歩きやすそうに見えます
多分前回は鎖を離れて歩きやすいルートを下降したのだと思います
今回も「あっちの方が歩きやすいのに」と思いながら鎖を歩いていました、何故か分かりません(笑)
この尾根は登りで使う人の方が多いようなので アスレティック ムード を楽しんでもらうためのサービス設定かな?

前回はもっと下部で ウミガメの甲 みたいな岩の上を歩いたのですが今回はそれもなかったです

その他周辺情報
甲斐大泉温泉 パノラマの湯

北杜市運営(?)のいわゆる 日帰り温泉 施設です
金曜日だったので空いていて気持ちよかったです
とは言っても、ゆっくり浸かって筋肉ほぐすと翌日以降に筋肉痛になる(と思っている)ので汗を流して、頭洗って、歯を磨くだけの短い時間の利用です

県界尾根登山道入口
この笹、ここに来るまでにダニに一匹取りつかれていました
鹿の多い区域で東向きの笹道、ダニがいる条件が揃いすぎています
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県界尾根登山道入口
この笹、ここに来るまでにダニに一匹取りつかれていました
鹿の多い区域で東向きの笹道、ダニがいる条件が揃いすぎています
下山に使う真教寺尾根(写真中央)
赤岳山頂小屋ってホント吹きっ晒しの頂上にあるんですね
尖っている尾根は天狗尾根
50年程前の年始に一人ラッセルして越えていきました
8
下山に使う真教寺尾根(写真中央)
赤岳山頂小屋ってホント吹きっ晒しの頂上にあるんですね
尖っている尾根は天狗尾根
50年程前の年始に一人ラッセルして越えていきました
鎖場の始まり
この直前の木陰で暑さ対策で10分ほど休みました
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鎖場の始まり
この直前の木陰で暑さ対策で10分ほど休みました
鎖場は日当たりが良いのですぐ横には花が沢山
キバナノコマノツメ
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鎖場は日当たりが良いのですぐ横には花が沢山
キバナノコマノツメ
ハクサンチドリ
イワベンケイ
シロバナノヘビイチゴ
以上、最初の鎖場で咲いていた花でした
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シロバナノヘビイチゴ
以上、最初の鎖場で咲いていた花でした
赤岳展望荘と横岳
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赤岳展望荘と横岳
横岳
どこを登るんでしょうか?
このアプローチシューズならムズイところほど楽しそうです
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横岳
どこを登るんでしょうか?
このアプローチシューズならムズイところほど楽しそうです
有った〜ぁ
イワヒゲ
でも小さいな〜
記憶の大きさの半分以下です
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有った〜ぁ
イワヒゲ
でも小さいな〜
記憶の大きさの半分以下です
三叉峰の標識
杣添尾根入口
右奥には富士山
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三叉峰の標識
杣添尾根入口
右奥には富士山
三叉峰にはいっぱいあった
でもどれも小さい
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三叉峰にはいっぱいあった
でもどれも小さい
イワヒゲ
ツツジの仲間ですけど花の形からドウダンツツジの仲間でしょうね
5
イワヒゲ
ツツジの仲間ですけど花の形からドウダンツツジの仲間でしょうね
赤岳と行者の向こうには南アの鋸から駒、仙丈に北岳
良い景色ですね
無雪期にここに来るのは初めてです
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赤岳と行者の向こうには南アの鋸から駒、仙丈に北岳
良い景色ですね
無雪期にここに来るのは初めてです
赤岳山荘直前のイワヒゲ
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赤岳山荘直前のイワヒゲ
バウワウ君
赤岳山頂にて
百名山11座目?
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バウワウ君
赤岳山頂にて
百名山11座目?
龍頭峰近くのイワヒゲ
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龍頭峰近くのイワヒゲ
真教寺尾根入口
真教寺尾根入口の
チョウノスケソウ
5
真教寺尾根入口の
チョウノスケソウ
真教寺尾根入口の
ミヤマダイコンソウ
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真教寺尾根入口の
ミヤマダイコンソウ
賽の河原 まで降りてきました
この先、大門川へと下っていきますが笹が濃いのでダニがちょっと怖い
1
賽の河原 まで降りてきました
この先、大門川へと下っていきますが笹が濃いのでダニがちょっと怖い
無事に大門川の県界尾根登山道に降りてきました
でも今日は熱中症かな?ひどく疲れました
無事に降りてこられて何よりです
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無事に大門川の県界尾根登山道に降りてきました
でも今日は熱中症かな?ひどく疲れました
無事に降りてこられて何よりです

感想


イワヒゲ を見に行ってきました

2020年の夏に Alzhiker さんの赤岳周辺のレコで イワヒゲ の写真をアップされた
それを見て、あ〜私も久々に見てみたいな〜と行ってみたけれど残念ながら見つけることができませんでした
そうしたら Alzhiker さんがまた登られて まだ咲いているよ とレコをあげられた
けれどもうその夏には行く気がしませんでした

ここ数年、私は信州の里山歩きに現(うつつ)を抜かしていましたが、それも昨年暮れに終わったので、この数年間に行ってみたいな〜と思っていた山に出かけられるようになりました
その第一弾が今回の「イワヒゲに会いに南八ヶ岳」です

数日前に naochan さんがに横岳のイワヒゲの写真をアップされていたので今なら絶対に会えると期待して行ってきました

今回行ってみて、最初に見つけたのは横岳直前の 大権現の石碑 の裏に小さいのが数株ほどありました
これで見たから帰る、では余りに淋しいので横岳(三叉峰)まで行ってみると沢山ありました
ただどれも小さい

私の記憶の中にあるイワヒゲは、
花の大きさは倍、
葉の鱗片葉は太さも長さも3倍
という大きさでした
これでは2020年に登った時は仮に咲いていても眼中には入らなかったでしょうね

Alzhiker さん、再確認にまで行ってもらってありがとうございました
今回は存分に見てこられました

ちなみに今回の大きさを意識して真教寺尾根へ向かったら、稜線にはそこかしこにイワヒゲはありました
展望荘の手前、頂上山荘の手前、龍頭峰・・・

梅雨のど真ん中なのにすごい晴天で展望には大満足でした
この数年ハマっていた信州の里山歩きで歩いた山々が眺望でき思い出に浸っていました


【 靴 】
今回のもう一つの楽しみは、例の靴「アプローチシューズ LA SPORTIVA Tx4」で岩稜を歩くことです
イヤーほんとに素晴らしい靴ですね
どうなってんの?と思うぐらい岩をグリップするというかフリクションが効きます
勿論、登りでも下りでもです
下りで他の靴なら「滑るかも」と思いながら足を置く岩や石でも確実にグリップしてくれています
ホント素晴らしい

ただ以前にも書きましたが、靴底の彫りが浅すぎるので粘土の斜面をフラットフッティングスタイルで歩こうと思ってもそれは無理です
今日の登山道では粘土の斜面は出てこないのでご機嫌の靴でした
とはいえ、私はローカットのトレランシューズ派なので、この靴はまた寒くなるまで元の箱に戻っていてもらいます
そのために帰ってきて綺麗に洗って干すのも終わりました


【 ダニ 】
今回のコースでまさか ダニ や ヒル はいないだろうと対策はして行きませんでした
ところが、
朝の大門川の登山道で、真教寺尾根コースの分岐点から先、県界尾根登り口までの間の笹道で1匹、
下山では真教寺尾根の最後の賽の河原に出る手前の笹道で2匹、
に取りつかれました
予定外のところで取りつかれたので腹が立って感情込めて爪を立てて3匹とも「ブッチー」とつぶしました
ダニは殻が固いので少々爪を立てたぐらいでは潰れないんですけど今回は想定外だったので腹が立って「ブッチー」でした
賽の河原から先、大門川に降りるまでは笹の濃い道ですが北斜面なので多分いないだろうと思いつつも、腕や首筋に噴霧する虫よけスプレーをズボンにベタベタになるぐらい吹き付けて降りてきました


【 暑さ対策 】
行きの県界尾根に乗ったところで長袖を脱いでTシャツ一枚になりました
下山してきたら腕は真っ赤、見えないけれど首筋もヒリヒリヒリヒリ
家に戻ってから乳酸菌液をたっぷり塗りましたが、手当てするには遅すぎました
日焼け止めを持って行ったのだからもっとしっかり塗らないと、と深く反省しました
稜線では疲れて体が重いし、時々きつい頭痛はするし、と熱中症気味?
冷たい西風は強く吹いているので身体が暑いわけではないですし、日陰に入れば症状はすぐに緩和され危険は感じません
しかし、何かウエアと帽子は暑さ対策を考えないととてもこの後夏山に入る勇気は沸いてきません


【 膝痛 】
ヒアルロン酸を5週連続注入のお陰で痛みはすっかり消えました
(でも、お医者さんには一か月後ぐらいに再発するかもね、と言われてます)
で、少し不安なので mcDAVID M414 ニーストラップ でお皿の下を絞めていきました
お陰様で帰宅後もちょっと痛い程度で支障はありません


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訪問者数:166人

コメント

atosukoshiさん、こんばんは!

南八ヶ岳に行かれたんですね。
天候に恵まれ、眺望も良かったようで何よりです(ちょっと暑すぎ?)。
そして、念願のイワヒゲも見られて良かったですね。
今回の赤岳から三叉峰の山行で夏山の良いウオーミングアップになったことと思います。
とすると、次の夏山本番の『行ってみたいと思う山』第二弾は北アルプス?と勝手に想像していますが、どの山であっても第二弾のレコを楽しみにしています。

最近、異常気象で雨の降り方も暑さも想像を超えているので山に登る時はお互い注意して行きたいですね😊
2024/7/10 22:20
Alzhikerさん

コメントありがとうございます
お陰様でイワヒゲ、見てこられました
でも何故イワヒゲだけはこう頑張ってまで見に行きたいのか分かりません
夏でも冷たい西風にさらされて冬ならずっと吹雪にあおられて少しでもそれを避けようと岩陰に隠れて何とか生きている、同じ稜線でも風下側に回り込めばと思うのですがそちら側には生えていない変な奴
そんな変なところが私に似てるのか?
それでイワヒゲだけには会ってみたいと思ったのでしょうかね

本番の夏山、穂高で行きたいところがあったのですが、ちょうど一年前にそこを歩かれたというレコを数日前に見つけて急に行く気が凹んでしまっています
で、さてどうしよう?とボーっと考えています
まあそういう時間も楽しいんですけどネ

注意して山へ、
ハイ、今回も日焼け止めクリームを持っていながら塗らずに歩いて、腕はひどいやけど状態の日焼けになってしまいました
どうも最近、注意が散漫になってしまっている気がします
今一度気を引き締めたいと思いました
ありがとうございました
2024/7/10 23:16
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体力レベル
5/5

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