天城山(筏場⇢皮子平⇢天城縦走登山口)

2024年07月07日(日) [日帰り]

• GPS: 07:06
• 距離: 17.6km
• 登り: 1,422m
• 下り: 633m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:52
• 休憩: 0:06
• 合計: 6:58

9:34 筏場バス停
12:35 12:35 精英樹
13:28 13:28 皮子平
13:47 13:50 戸塚峠
14:15 14:17 ヘビブナ
14:23 14:23 小岳
14:31 14:31 片瀬峠
14:48 14:48 万三郎岳下分岐点
14:51 14:51 天城山
14:55 14:55 万三郎岳下分岐点
15:30 15:31 涸沢分岐点
16:18 16:19 菅引分岐
16:25 16:26 四辻
16:35 天城縦走路入口

写真

筏場到着。修善寺駅からバスに乗りましたが、乗客は私一人でした。

道沿いにキツリフネ。距はツリフネソウほど丸まらず、緩く垂れています。

わさび田が谷に沿って続いています。

清流に浸るミゾホオズキ。

ちょっと不格好に潰れたような形。愛嬌のある花です。

かなりの流量。これがわさび田に流れていくわけです。

林道を行く。

軽石林道へ。

林道沿いにバライチゴ。

コナスビ。

ダイコンソウ。この子を見ると夏だなと感じます。

戸塚歩道入口。ようやく林道をそれ、森の中へ。

精英樹。大きい。

藪が深い。シャクナゲの葉をかき分けて進むこともしばしば。

皮子平に入るとブナとヒメシャラが目立ち始めました。ヒメシャラは若く細い木が多い。

とにかく苔が深い。抹茶をまぶしたみたいです。

多孔質の黒い岩。溶岩が固まったものでしょうか。

西皮子平。柵と生い茂った草木(主にアセビ)に阻まれ、向こう側はよく分かりません。

天城縦走路に合流。

小岳到着。急登で疲れました。

今回は万二郎岳には行きません。

遠くに伊東の町が見えます。

万三郎岳山頂。誰もいません。あとは下るのみ。

分岐まで戻って下り始めたのですが、道はなかなかの荒れ具合。万二郎岳から四辻へ下るルートも、こんな風だった気がします。

斜面にへばりつくようにして進む。かなり歩きにくい。道迷いしそうなポイントもありました。

ヤマトウバナが足元に。

フジアカショウマかな？

ガマちゃんがいました。

アマギツツジ。どの株も背が高く、花が上の方で咲くため、なかなか近くで観察できません。

たまたま地上近くで咲いていた花。
ヤマツツジに似ていますが雄しべが10本。確かにアマギツツジです。

特徴的な三つ葉。表面には長い毛が生えています。ヤマツツジより緑色が濃い気がします。

幹は赤みを帯び、太い。天城山ということもあって、ヒメシャラの幹を連想します。

下山。ここでようやく他の登山者に会いました。

感想

K

　アマギツツジを見に、二度目の天城山。前回は通らなかった皮子平と天城山北側のシャクナゲコースを合わせて歩いてみました。

　皮子平は苔に深く覆われた、ヒメシャラとブナの混じる、天城らしいきれいな森でした。ただ、地図上に西皮子平と書かれた地点にわざわざ行く必要はないかもしれません。そこにいたる道中を散策すれば充分かと。
　それにしても、筏場から来ると林道がとにかく長い。この時期は花も少なくなってきているので、少々うんざりしました。

　アマギツツジ、ギリギリ間に合ってよかった。萎れている花ばかりの株も多く、おそらく来週末に行っても、もうほとんど咲いていないと思われます。
　四辻周辺に多かったので、花だけを見るなら標高上げる必要はないようです。